乾燥機の張込循環2

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カネコ乾燥機NSA130で、平ベルト(バケット・ベルト)の交換です。

昇降機ベルト(LA38)を外し、平ベルトを張っている2本のテンション・ボルト(頭部13㎜)を目一杯緩めます。

正ネジなので右に回すと軸受けが下がり緩みます。

昇降機下部の掃除口蓋を外し、平ベルトを繋ぎ目が見える位置まで手で回転させます。

頭部10㎜の固定ボルト(ナット)3本を外します。

外したボルトとナット、ベルト繋ぎ金具です。

外した平ベルトの繋ぎ目の片方(上側)に、新品の平ベルトを左写真のように仮繋ぎします。

向きを間違えないようにします。

ボルトとナットは途中で外れない程度に適当で構いません。

掃除口の下側から古い平ベルトを引き出し、同時に新品の平ベルトを昇降機の中に入れていきます。

昇降機の中に新品の平ベルトが全て入ったら古い平ベルトを外し、左写真のように繋ぎ金具を入れ長い固定ボルト使い繋ぎ合わせます。

最初に外した固定ボルトでは繋ぎ合わせるのに苦労します。

したがって、適当に長めの固定ボルトを用意して繋ぎます。

固定ボルトとナットは偏って締めず、均等に締めて行きます。

ある程度締めたら、プライヤで繋ぎ金具を挟んで上下のズレを修整します。

ズレが無くなったら固定ボルトとナットを本締めします。

固定ボルトは長過ぎるので、ボルト・クリッパを使い切断します。

切断した破片は底蓋を外し回収します。

2本のテンション・ボルトを張ります。

このテンション・ボルトは、取り敢えず外す前と同じくらいの位置まで張ります。

平ベルトの芯出しを行います。

この作業は張り調整と並行して行います。(後項で説明)

昇降機上部の点検口から平ベルトを見て、駆動プーリを手で回しながら平ベルトが平プーリの中心に位置するように、テンション・ボルトを張って調整します。

私が思う張り具合が適正かどうかを判断する方法の1つです。

片方の手でバケットを掴んで平ベルトを動かないようにしたまま、もう片方の手で駆動プーリを回転させます。

この時、滑って簡単に駆動プーリが回るようなら張り不足です。

そこそこの力を入れて、駆動プーリが回らない程度にテンション・ボルトを調整します。

中央の点検口からバケットを引っ張ってみて張り具合を確認します。

説明する事は難しいですが、感覚で言うなら手でバケットを軽く引っ張って点検口からバケットが出るか出ないかでしょうか。

ある程度適当です…。
張り具合が問題ないなら最後に1周回して芯ズレがないか確認します。

交換理由が最後になりましたが、あちこちネズミにかじられてしまったせです。

また、バケットも減ってきたので平ベルトASSYで交換しました。






カネコ乾燥機RVH500で、前項と同じく平ベルトASSYの交換です。

昇降機下側の平プーリの上板と平ベルトの隙間が無くなるまで、テンション・ボルトを回して平ベルトを張っていきます。

水分検出器を外せば確認出来ます。

左写真のように隙間が無くなってから、さらにテンション・ボルトを2~3周回すと丁度いい張り具合になると思います。

最後は昇降機上部の点検口から平ベルトを見て、昇降機を回しながら平ベルトが平プーリの中心に位置するように、テンション・ボルトを回して調整します。





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