ガソリン・エンジン5

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カワサキ・エンジンFE170で、調子良く運転していたのに突然停止してしまい、その後全く始動しない症状です。

最初に、プラグの火花テストをしたところ、ストップ・スイッチに繋がる配線を外した状態でも火花は出ません。

プラグを新品に交換しても同じです。

進角ユニット(イグナイタ)の故障かなと思いながらも、全て確認するまでは断定出来ません。

イグニション・コイルの抵抗値をサーキット・テスタで測定したら、12kΩ程だったので正常かなと思いながらも、イグニション・コイルとストップ・スイッチ間の配線回りも確認したかったので、ファン・カバーを外しました。

このエンジンは、燃料タンクを外さないとファン・カバーを外せないです。

火花が出る出ないには関係ありませんが、磁束を切る部分が錆まるけです。

念のため、プラグ・キャップを外しプラグ・コードを確認しておきます。

左写真では分かり難いですが、線が黒ずんでいます。
この作業は、イグニション・コイルの抵抗値を測定(プラグ・キャップ、ストップ・スイッチ間)した時に抵抗値が出たので必要ありませんが、プラグ・キャップを簡単に外せるタイプ(引き抜くだけ)だったので行いました。

プラグ・キャップです。

このプラグ・キャップの取り付けは、プラグ・コードにグイグイと差し込むだけです。

イグニション・コイルとフライホイールに取り付けられた磁力板を、紙ヤスリで簡単に磨いておきました。

ついでの作業なので、磨いても磨かなくてもどちらでも構いません。
錆ていようが火花はでます。

イグニション・コイルの取り付けは、適当な広告の端切れをフライホイールとの間に挟んで固定ボルト(頭部10㎜2本)を締めます。

広告の厚み分の隙間が生まれますが、これでイグニション・コイルとフライホイールが接触する事はありません。

プラグ・コードは、左写真のように5㎜程ニッパで切断したので、内部のきれいな線が見えています。

ここに、プラグ・キャップを差し込みます。

ここまで、イグニション・コイルとストップ・スイッチ、イグナイタ間の配線、接続は問題なかったので、イグナイタの故障と断定します。

よく熱をもつと火花が出なくなるというのは、このイグナイタの故障が原因です。

時間が経過したら火花(弱い火花)が出るかもしれませんが、すぐに出なくなります。

新品のイグナイタを取り付けて完了です。





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