コンバインの脱穀選別3

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クボタ・コンバインR1-191で、揺動板が詰まりました。

速い作業速度で3条分を刈り取り(この機械は2条)し続けた結果です。

メータ・パネルには、負荷表示と「シーブチュウイ」が出ていたと思いますが…。

こうなると受網を外して、手で掃き出すしかありません。

また、2番縦らせんからの出口がカチカチに固まっていないか心配です。
結果は、大したこと無く、Vベルトの摩耗もなく良しとしました。

このコンバインは、負荷メータが「2」あたりで使用するのがベストです。



クボタ・コンバインSR18で前項の症状になった場合、左写真のシーブ・センサが働きます。

このシーブ・センサはR1、SR、AR、そして現行のER型にもあります。

作業速度が速すぎて処理が追い着かなくなると、選別板の上に籾が一杯になります。

その場合、シーブ・センサは左写真のようになり作動します。

稀にシーブ・センサの可動軸が膠着していて、選別板の上に籾が無くてもシーブ・センサが働いてしまっていることがあります。

その場合は、潤滑材を吹き付け膠着を取ります。

シーブ・センサが働くとメータ・パネルには「選別板のすきま→開」と表示され、注意ランプが点滅しブザーが鳴ります。

作業中にこの表示が出たら、すぐに作業速度を落とすか停止し警告が止むまで待ちます。

また、チャフシーブ(選別板の隙間)などに目詰まりがないか確認します。



さらにクボタ・コンバインARN320で、前項と同じ箇所にあたるシーブ・センサです。

こちらは、より簡素化されたメータ・パネルで「負荷、脱こく」が点滅しブザーが鳴ります。

もし作業中にこの警告ランプが点滅したら、すぐに停止し警告ランプが消えるまで待ちます。

停止せずにそのまま刈り取り続けると確実に詰まります。

また、チャフシーブ(選別板の隙間)などに目詰まりがないか確認します。



もう1つクボタ・コンバインARN327のシーブ・センサです。

クボタ・コンバインARN327では、「シーブ」が点滅しブザーが鳴ります。

左写真のメータ・パネルはDXグレードのものです。

また、左写真は意図的にシーブ・ランプを点滅させた状態(エンジン始動しない、キー・スイッチON、脱穀レバーON、シーブ・センサ作動)です。





クボタ・コンバインSR25で、扱ぎ胴の詰まりです。

ぬかるんだ圃場で、濡れ気味の稲(前日が雨)を刈り取ったのが原因です。

また、低刈りと深扱ぎのし過ぎで泥まで搔き込んでしまっています。

荒れた圃場で難しいかもしれませんが、なるべく高刈りしたほうが良いです。

そして、何より稲が乾くまで待つのが無難です。

手で扱ぎ胴を少し逆回転させ、ひたすら引く抜くしかありません。

扱ぎ胴ベルトなどを確認したら、然程弛みがなく大きな摩耗や亀裂もなかったので良しとしました。

正確な張り量は未確認なので、ひょっとしたら扱ぎ残しなどでるかもしれませんが、恐らく大丈夫でしょう…。



クボタ・コンバインARN222で、揺動アーム軸にグリースを塗付します。

このコンバインは揺動棚(シーブ・ケース)を支えているアーム軸にベアリングが付いていないので、グリースを塗付しておく必要があります。

上下のRピンと平ワッシャを外し、揺動アームを取り外します。

軸回りにグリースを塗付した後は、揺動アームを取り付け平ワッシャとRピンを確実に入れておきます。

揺動アームは2本あるので、フィード・チェーン側も同様にグリースを塗付します。






クボタ・コンバインARN438で、揺動アーム軸にグリースを塗付します。

揺動ブラケットの固定ナット(頭部12㎜)3本を外します。

揺動アームのRピンと平ワッシャを外し、揺動ブラケットを取り外します。

左写真は左側の揺動アーム(軸受け)ですが、籾タンクを開いて右側の揺動アームも同じ構造になっているので、どちらを外しても構いません。

揺動アームを外すと揺動棚との間に隙間が出来るので、少しだけ揺動軸を引き抜いてその隙間から軸回りにグリースを塗付します。

右側(籾タンク側)も同様に、揺動軸を少し引き抜いてグリースを塗付します。

揺胴軸を引き抜いてグリースを塗付してもいいかと思います。
差し込んであるだけです。





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