コンバインの刈取搬送5

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搬送チェーンで穀稈詰まりした場合は、当たり前ですが詰まりを取り除きます。

詰まりを取り除いた後、チェーン・ガイドが搬送チェーンの上下の山の間から外れていたら直さないといけません。

左写真のように、チェーン・ガイドは搬送(株元供給)チェーンの上下の山の間にいて、尚且つチェーンの山の先端より内側に位置しているのがベストです。

山の先端より外側に位置している(離れている)と穀稈を保持出来なくなるので、穀稈が落ちて搬送不良になり詰まる原因になります。

これは、どのコンバインにも共通して言える事です。



クボタ・コンバインARN433で、扱ぎ深さチェーンと株元供給チェーンでの穀稈詰まりです。

穀稈の流れを見ていれば、ここまで詰まる事はないはずが…。

詰まるかどうかは、オペレータの運転技術によるところが大きいからです。

チェーン・ガイドやレールを外せば、比較的簡単に詰まりを取り除けます。

穀稈の流れがおかしいと思ったら減速、または走行停止して、一旦脱穀させてしまうのが鉄則です。

そして、再び前進して刈取作業すれば良いのです。



ヒタチ・コンバインHCN433(クボタARN433)で、左の刈取フレームが曲がってしまっています。

逆回りでコンクリート・ブロックにぶつけたみたいです。

引起こし爪(タイン)が刈取フレームに当たって音が出ています。

実は2度目の修理で、以前も全く同じ症状でした。

刈取フレームに沿って補強板があるのですが、これに1箇所切り込みを入れる事で容易にフレーム(パイプ)を曲げれるので、フレーム(パイプ)を修正してから切り込んだ部分を溶接します。

前回も同じ方法で修正したのですが、今回はぶつけてその溶接部が切れたみたいです。

容易にフレーム(パイプ)を曲げれると言っても、酸素アセンチン溶接で熱しての話しです。

パッカや突起付きベルトが熱で溶けないように、濡れ雑巾を当て鉄板を入れています。

デバイダの高さが他と比べて変わらないように、フォーク・リフトの爪を入れています。

引起こし爪が揃う位置にします。

溶接し終えたら適当に色を塗っておきます。

フレームを2回も修正しているので、それなりに金属疲労しています。

これは仕方ないとします。

パッカが少し段違いになったので調整します。

隣合わせするパッカは、互いに揃っている事が望ましいです。

左写真のように、ほぼ完璧に揃える事が出来ました。





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