コンバインの電装まわり2

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クボタ・コンバインR218Sで、アンローダ自動停止での収納位置がずれています。

アンローダは個別で調整モードに入れるので、調整モードにして収納位置(基準位置)を合わせます。

アンローダ・モータの横にあるアンローダ位置センサを調整するので、固定ボルトを外してモータ・カバーを外します。

エンジンを始動し手動スイッチを操作して、アンローダを受け金具の中心に収納し直します。

そして適当にアンローダを上昇させたら、キー・スイッチを切りエンジンを停止します。

アンンローダ自動停止スイッチを押しながら、キー・スイッチをON(エンジン始動しない)にします。

メータ・パネルには「セット機能作動中」と表示され、アンローダ調整モードに入ります。

アンローダ自動停止を使用した時の収納位置がずれているので、バック・ブザーが間欠吹鳴します。

アンローダ・モータの横に位置センサが取り付いています。

この位置センサの固定ボルト(2本)を緩めて、位置センサをずらしてバック・ブザーが鳴らない位置で固定し直します。

バック・ブザーが鳴らない位置が、アンローダ自動停止での収納位置(基準位置)になります。

調整が終わったらキー・スイッチを切ります。

左写真のように、位置センサを一杯までずらしても調整できない場合や、調整に入る前からズレが大きい場合はアンローダ・モータのギヤを外します。

アンローダ・モータごと取り外しても構いません。

位置センサを調整幅の真ん中あたりにして、手動スイッチでバック・ブザーが鳴らないあたりまでアンローダ・モータを回します。

その後ギヤを取り付けたら、前項と同様の手順で調整します。

アンローダ・モータを取り外したのなら、アンローダ・モータを取り付けて、前項と同様の手順で調整します。






ミツビシ・コンバインMC20Gで、セル・モータは勢いよく回りますがエンジンは始動しません。

このコンバインは電磁式の燃料ポンプで燃料を送る仕組みですが、その電磁式燃料ポンプの動作音がしません。

電磁式燃料ポンプのコネクタを外し、サーキット・テスタで入力電圧を測定したらDC12Vが出ていました。

ということは、電磁式燃料ポンプの故障になります。

しかし、古い機械とはいえ、管理状態がとても悪いコンバインです。

新品の電磁式燃料ポンプに交換し、無事エンジンは始動しました。

燃料ホースも劣化が酷く、交換せざるを得ませんでした。





ミツビシ・コンバインMC15で、バッテリ十分なのにセル・モータが回らずエンジンが始動しません。
バッテリ十分なので、メータ・パネルは煌々と点いています。

クラッチ・ペダルは最奥まで踏み込んでいて、セーフティ・スイッチもしっかり入っている状態です。

クラッチ・ペダルを何回か最奥まで強く踏み込んでも、セル・モータは回りません。

ということで、セル・モータの始動(S)端子線を外し、サーキット・テスタを使って電圧がきているか確認します。

S端子線の平型端子(メス)とボディの金属部分との電圧を測定します。

黒色のリード棒はボディの金属部分ならどこでも構わないのですが、オルタネータに充てているのは単に充て易かっただけです。

左写真の状態でキー・スイッチを回すと、しっかりDC12Vがきています。

つまり、セル・モータを回せる状態にあるということです。

次にセル・モータの動作確認をします。

適当に太めの短い電線を1本用意します。

S端子とバッテリ(B)端子を用意した電線で短絡させます。

勢いよくセル・モータが回ったので、クラッチ・ペダル下にあるセーフティ・スイッチか、そこに繋がる配線やコネクタに問題があるということになります。

左写真は、先程から何回かでてくるセーフティ・スイッチです。

セーフティ・スイッチの接触不良が原因とは思いますが、まずはそうであることを確認します。

裏側にセーフティ・スイッチのコネクタがあるので、それを外します。

前項で外したS端子線は元に戻しておきます。

先程の電線を使って左写真のようにコネクタを短絡させます。

この状態でキー・スイッチを回したら、セル・モータが回りエンジンは始動しました。

これで、セーフティ・スイッチの接触不良が確定しました。

セーフティ・スイッチに潤滑剤を何回も吹き付け、クラッチ・ペダルを最奥まで何回も踏み込んだ結果、何とか接触不良が解消されました。





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