私の中で当時の出来事は、いつしか秘密のことになっていました。
なぜなら、それはあまりにも信じがたい出来事で、
人に話すと私自身の信用を失うことになりかねないからです。
軽率に友人に話してしまい、結果、頭がおかしい奴だと思われたりしたことが、何度かありました。

ごくまれに話すときにはこう言います。

「信じなくていいから、話を聞いたあとでも仲良くしてくれよ」

この話をすることは、私にとって、それほどメリットのないことなのです。


あの出来事は心のどこかにずっとひっかかっていました。

「誰かに話したい。あの楽しかった体験を共有したい」

そう思っていても、誰も信じてくれないばかりか、頭がおかしいとまで思われることに気づいた私は
自分の身を守る為、いつしか口を閉ざすようになっていました。
そして、段々と、普段は忘れて生活するようになっていました。

でも、ふと、「ネットで発信してみよう」という気になりました。
別に誰かから返事がほしいわけでもないですが、なぜか思い浮かんだのでした。
今、部屋の中でひとりで書いています。

今まで誰かに話した以上に詳しく、細かいことも思い出しながら書いてみたいと思います。


ひとつ確認しておくと、これから書くことは、空想でも妄想でもありません。
本当に、私が実際に体験した現実です。
これだけは間違いないと、誓って言えます。


あとひとつ、万が一、当時の関係者で私のことが誰だかわかったとしても、
どうかそっとしておいてください。それがお互いの為に良いことなのです。

あ、もうひとつ(笑)
何らかの理由でいきなりページを閉じることもあるかも知れないので
どうか許してください。(たぶんないだろうけど)


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