成都&臥龍パンダ旅行記 2007.7.9〜12

7月9日(月)
 いつ頃からか忘れたけれども、職場のアルバイトさんのパンダ好きがいつの間にやら伝染し、去年からパンダパンダと言い続けとうとう、中国は四川省へパンダ目的で行くことに。かなり早い段階で申し込み、ルンルンと床についた出発3日前の夜に、パスポートをロシアビザ取得のため預けていることを思い出し冷や汗。眠れぬ夜を過ごしたものの、なんとか返してもらえて無事出発したのだった。
 今回の旅友はのぞみちゃん、エジプトや掛川でお世話になり続け早○年。二人とも大陸顔なので、空港職員にはじまりキャビンアテンダントから誰から誰まで中国語で話しかけられ続けた今回の旅だった。まずは関空から上海へ、それから乗り継いで成都へ。
 ひそかに楽しみにしていた北京オリンピックグッズの、5種類あるキャラクターのうちもちろんパンダのキーホルダーを買ってみる。それからまだ昼だって言うのに本日3回目の食事をレストランで。麺だろうと注文した鶏肉と何かのモツは、本当にそれのみで後から巨大ワンタンを追加する羽目に・・・。なかなか注文できない忙しさだったけど、味はおいしかった。
北京オリンピックも近づき・・・ オリンピックグッズも揃ってます 肉と内臓だけじゃ飯にならん!
 成都に到着すると、すぐに迎えてくれたガイドのかくさんに連れられ車へ。ん?私たちだけ?そう私たち二人だけなのだった。その後もずっと自家用車で最後まで二人だけで、とてもVIP対応な気持ち。絶対外せないスタバの場所をかくさんにすかさず聞いてみる。武候祠横の錦里の中、成都の中心地東御街の人民商場の近く、そこから先に行った総府路のところと春熙路にあるらしい。
 ホテルにチェックインしてから、5時半にかくさんと待ち合わせて、3人で歩いて火鍋レストランへ。普通の火鍋とお粥を最後にする火鍋と選ばせてくれ、迷わずお粥のできる方に。雪花ビールを飲みつつ、食べている最中から「このままじゃ絶対足りない」と連呼する私たちにかくさんビビり気味。アヒルの舌を追加してくれた。
成都に着きました、市中心部 火鍋しゃぶしゃぶの具〜 足りずにアヒルの舌も追加オーダー
 帰りは、自分たちで帰れるから!と、途中で別れホテル周辺の太昇北路から草市街までの間をうろうろ。のぞみちゃんは調味料屋さんで豆板醤を買い、私は雑貨屋でホウロウのまた新婚さん用洗面器を買ったり、お菓子やらシールや果物や、ありとあらゆるものにアンテナびんびんで歩き回った。そして翌朝に備え、早めに就寝。
これで定位置、片付け済み 雑貨屋のおじちゃん、親切です 油屋が闇夜に光る
7月10日(火)
 朝からモリモリ食べてまずは、成都パンダ繁殖基地の見学へ。この後臥龍へ行くので、でその臥龍行きの道路が決まった時間しか通行できないのでここでは1時間しかいられない。ダッシュだ!
 大人パンダは本当にあまり動かない。でもやっぱり見られるとうれしく、みんなワーワー写真撮りまくり。日本人ばかりかと思っていたら、欧米人メイン。普段からそうらしい。中国人は子どもが一緒じゃないと来ないし・・・とかくさん。ものすごく大きな白人男性が血眼でビデオ撮影していておかしかった。
成都のパンダセンター到着! だらけつつご飯中 世界中の人がパンダに夢中
 子パンダ広場では、パンダがいっぱい気ままにすごしていた。どうもとろいらしく、ちょっとの段差でも苦労したり、落ちたり、それがまたぐっとくる。カメラのズームの限界でいい写真が残せず残念だけど本当にかわいらしかった。最後、かくさんとはぐれたが何とか再会でき、臥龍へ出発。
 うわさ通り、途中からものすごい悪路になりあばれ馬に乗っているような揺れよう。ガードレールもないし、下は崖だし、巨大落石がごろごろしてるしなかなかスリリング。臥龍の方でキャベツを育てているらしく、キャベツ満載のトラックとしょっちゅうすれ違う。
パンダうじゃー、ズーム限界 見たことないきのこ料理で満足 パンダ博物館前のオブジェで
 4時間ほどかかり、なんとかホテル、臥龍山荘へ。ここはパンダのアメニティなのでぜひともとオーダーしたのだった。中は綺麗、建物はかなり建築中。このホテルから坂を上ってすぐのきのこ料理レストランで昼ごはん。きくらげ山盛り、見たことないきのこを何種類も爆食。トマトと卵のスープに、きのこ3種炒め、きくらげ炒め、あと何だったかな?
 それから二人でホテル近くの屋台をひやかし、それぞれポシェットやウールのショール、パンダのシール、水や食器やホウロウのコップなぞ買い、パンダ博物館へ。うーん、ここは剥製とかパンダじゃない生き物とかよくわからん展示物が多くて別に行かなくてもよかったかも〜、でも行かなかったら気になったままだっただろうからいいんだけど。
 晩御飯はお昼と同じレストランで、グリーンピース(これが、普段食べてるグリーンピースと違ってめちゃうま)とひき肉の煮込みや、レタスと豆腐のスープ、鶏チリなど基本的に植物性のご飯をたっぷり食べたのだった。

7月11日(水)
 この日も朝は瓜炒め、空心菜炒め、ター菜炒めなど野菜をたっぷり食べて、今回の旅のハイライトである臥龍パンダ研究所へ!!笹がうっそうと茂る山奥に、パンダパンダの夢の世界が広がっているのだ〜。入ったところから、それぞれ一人暮らしの大人パンダの部屋が続き(寝ているか食べている)、それから集団生活を営む子パンダ空間が3つほど!ギョワー!!
 2歳半にもなると、遊び方も力強いと言うか、仲間のパンダの首をかんで首の肉がびよ〜と伸びていたり、木の台からひきずり降ろしあったり、ワイルドな匂いがプンプンするけど1歳くらいだととってもラブリー!やっぱり、ちょっかいかけまくる子と「もういやだ〜」と逃げたい子といるみたいだった。あと全員でゴローンと朝からのびている子パンダの群れもいて、「子パンダとのふれあいタイム5分間」はその空間で行われるのだった。
 パンダだんご★ 愛をささやく?パンダ ころころパンダ、結構重い
 ここに着いた時にまず予約、支払いしておいたパンダおさわりタイム、いよいよその時がやってきた。まずはパンダに悪いバイ菌がつかないように?手術用の服と靴カバーとビニール手袋をさせられ、「はい今!」と鉄扉の向こうへ。あああー!子パンダぞろぞろ!!
 ギラつきながらパンダに襲いかかる私たち。こんなにちっちゃいのに重くて、だっこするのは無理だった〜。でも近くでまじまじと見てもラブリー。見つめあった瞬間、悩殺&昇天。そして子パンダのほうから腕組んでくれたりとか!!まさに夢のようなひとときであった。カメラ撮影してくれていたかくさんは、ポケットに甘いパンを入れていたため子パンダ軍団の襲撃にあい、「写真があー!」とうまく撮れずにヨロヨロしていた。襲撃されたい人は参考にしてください。
お行儀いいうちの子たちですの うちの子はやんちゃで・・・ ダンボールに夢中、パンダだんご
 今思えば、ほっぺにチューしたらよかった!とか肉球さわればよかった!とか後悔も少々、でもとにかく大枚払った価値のある、針の振り切れた濃密な5分間だった。パンダのことを思い出すとき、まるで終わった愛を振り返るような甘酸っぱい気持ちになるのは私だけではないはず。。。
 愛を振り返りつつまた成都に戻る。パンダの夢を見つつ、しかしまた悪路で寝ていられない!途中、濁流の上を滑車でキャベツやり取りしているシーンを発見。人もシャーッと流れの上を渡っていた。うーん、さすがだ。

 それからかくさんが予定していた昼食のレストランが、家族の誕生日で休みだったのであきらめ。途中、一方通行やらで通行止めにあい、それなりの中国トイレに行っていたら突然車の列が動き出した。「戻れー!」と叫ぶ中国人とともにダッシュし、車にダイブし急発進。刑事ドラマのようであった。そして、都江堰の家庭料理レストランで昼ごはん。三鮮湯と帯魚の辛味揚げと苦瓜と肉の炒め物。どれも美味、こんなの家で作れたらなぁ〜。
 初日と同じ天府陽光酒店にチェックインし、すぐさまタクシーで錦里へ。上海でいう豫園みたいな、レトロな町並み再現の中にお土産屋さんや小<口乞>の屋台や飴細工や剪紙の実演や鯉のいる池などなどあって、プラプラしているだけで楽しい。担担麺と、亀ゼリーと、排毒冷茶とを味わい、スターバックスで成都のシティマグ箱買い。お、重っ・・・。のぞみちゃんにも一緒に持ってもらったあげくに一度ホテルに戻ることに。これがまた、空車がなくてなかなかつかまらないのだった。
上海で言う豫園みたいな錦里 すご腕集団健在だ! 麻婆豆腐発祥のお店で!
 それからホテルから歩いて、麻婆豆腐発祥のお店、陳麻婆豆腐店へ。金牌麻婆豆腐と、豚足の煮込みとワンタンと白飯2碗とを頼んだ。麻婆豆腐、最初の一口は「うまっっ!!」しかし食べ進めるうち、辛いもの得意な私でも体内で警戒配備発令。結局完食できなかった・・・。でも、このお店のレトルトはしっかり買った。豚足もおいしかった。

 翌日また乗り継ぎを繰り返し無事帰ってきた。あー、こんなに目的がハッキリした旅って初めてだけど、楽しかった〜。

トップへ 中国&香港みやげへ