DUBAI 26 / MAR / 2006 *SUN*



空港で1時間くらいぼーーっとしてから行動開始、午前7時。
入国審査官 「はうめに〜でいず あ〜ゆ〜ごーいん・・・」
おかぽん   「じゃすと とぅらんずぃっと おんり〜はーふ あ でぃ」
ひとことふたことあったがなんてことなく入国。日本人は世界各国どこのパスポートコントロールでもわりとスムーズなのに、どうしてガイジンってどいつもこいつも入国に時間かかるんだろ。ひとりに5分くらいかかったりするの、あれどういうこと? というアタシもニューヨークから大西洋飛んでロンドン行った時は、暇な入国審査官に20分くらい質問攻め(嫌がらせの域を超えてほとんど事情聴取)に遭ったわさ。
いくら両替するか迷って3000円だけ、そしたらコミッションなしで90Dh(ディルハム)に。

空港内はあんなキレイなのに、一歩外出ると雑然&混沌のイスラム世界は健在。といってもここはコスモポリタンだらけのインターナショナルシティーでありリゾート。エジプトほど殺気立ってはないが、どこかうさん臭い空気はちょっぴり。開放感というか、まったりな空気もどこかしら。そしているわいるわ、ヒゲ面ターバンな頭の上には黒い輪っか(イガール)のせて、真っ白だぼだぼのロングワンピース(ドープ)、みんなお揃い3点セット姿の男男男男男。そしてそんな野郎どもから感じる視線はあの時のエジプトと同じである。歩くアタシを追いかける
目目目目・・・・。
あつーーー。
視線が熱いんじゃなくて。朝7時なのに28℃、本日の予想最高気温は36℃らしい。けど、50℃にまで上がる夏よりはちょっとましかもしれない。

コピーしてきた地球の歩き方にしたがい、ちょうどやってきた401のバスに適当に乗ってみる。一律3Dh(100円)。国際都市のくせに表示は不親切で非常にわかりにくいバス停、そんなところもカイロの空港とちょっと似てる。でもってバス停周辺にいる人間も乗客も男ばっか。女人禁制バスじゃないよねぇ?


市内中心ゴールドスークまで、すいてれば車で5分の距離らしいが、朝のラッシュ時間。けっこう渋滞してて20分くらい。エジプトと決定的に違うのは走ってる車のランクと新しさ。ピカピカに磨き上げられた高級セダンやイカツイRVばっかで、中型セダンのタクシーが貧相に見えるほど。バブリーである。石油の恩恵を受けているのはどうも石油王だけじゃないらしい。背中に野郎らの視線受けまくりながら適当にバスを降りる。

よく言えば斬新な、悪く言えば下品なデザインのビルが乱立する間に小さなモスクや古い民家。市の真ん中を流れるドバイ・クリークには海賊船のような古い木製の輸送船が所狭しと横付けされ、電気製品や雑貨、車までをも積むのにいそしむ男たち。密輸船だかアラブの海賊にしか見えないそんな連中は、パキスタンやイエメンを行き来する貿易船なんだって。
つかみどころのない奇妙な街、なんとなくイメージしてたドバイとは全然違うドバイここにあり。莫大な富で外資系をかき集めたこの国には、もはやオリジナルなものは存在しないのかもしれない。

クリーク沿いを歩いて貿易商らのジロジロジロな視線を浴びながらゴールドスークに行ってみたけれど、早朝につきまだ開店前。
うわ、つまんないの・・・。
当然人も全然いません。オールドスークも同じく。

かといってビーチエリアまで行く時間も元気もお金もないし、シティーエリアじゃ他にすることも行きたいところもなくて、アブラっていう水上タクシーでクリーク渡ってみる。
これまた男しか乗ってない。
女人禁制じゃないよね??

でもってここはイスラム。船頭に
「女のアタシはどこに座るべきなのさ?」
と目で聞いて座る場所の指示を仰いでみる。すると野郎どもはジロリといっせいにアタシを見て、ふうっと空間を空けるわけだ。ほら、やっぱりイスラム国なんだなぁ。
何ヶ所かの乗り場から、人が集まると適当に出るアブラは対岸まで10分くらい、50fils(フィルス、15円)。

この国に女はおらんのか

アラブ男になれる3点セットと
過激すぎるベリーダンス衣装
ちょっと欲しいような、欲しくないような
バージュ・アル・アラブのペンダントトップ
ナンバープレートも
バージュ・アル・アラブでございます

毎日白ワンピ(ドープ)着てるアラブ男ってラクで安上がりだよなあ、と思いかけて素朴な疑問がいっぱい。みんなシミひとつ、シワひとつないんだもん。洗濯糊付けアイロンがけ毎日きっちりって大変じゃないですか?何着持ってるんすか??
バージュ・アル・アラブ’は世界一高いホテル。って建物の高さがね(東京タワーくらいあるらしい)。いや、客室料だって世界一かもしれぬ。超ゴージャスな全メゾネット、全室スイート7ツ★、高級分譲も真っ青の170u、1泊最低18万円だとよ。調子に乗るのもほどほどにしとけって感じである。ま、諸君、気がむいたら泊まってみたまえ。
それにしても街歩き、面白くないとこだわ。美味そうな食べ物屋がまるでないのが最もいかん。



11時、再び市バスで空港へ。一応時刻表っぽいのはあるが遅れてくるし、ラッシュ時じゃないのにさらなる渋滞で30分もかかる。3000円両替したのに結局使ったのはバスとアブラとハガキと切手で30Dh(1000円)。物価は安いらしい。
帰りに買った砂絵のローソク 15Dh(500円)と
激しい空腹に耐えられず搭乗前に食った
カレー味のポテチ 0.75Dh(25円)
余ったディルハムで帰りに買うもの物色したり、ハガキ書いて空港内のポストオフィスに投函したり。ハガキ書いてると5人隣くらいに座ってる男がいきなり大声でコーラン唄い出したり。
うへー、生アザーンかよ。

しかし驚く者なんて誰もいなくて(?)むしろ奴の透き通った声と
抑揚の上手さに聞き入ってる・・・これが普通なのね(あとで知ったが、ここドバイ空港にはちゃんとモスクがあるらしいです)。

イスタンブール行き、そろそろ行かなきゃ、とゲートにたどり着いたところでゲート変更。13番から43番、端から反対側の端っこへ。え゛ーー。動く歩道使っても徒歩20分!!すでに集合してた乗客の衆は係員に先導されながらゾロゾロと・・・・なんなのさ?!




                                
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