PAMUKKALE >>> ANTALYA 28 / MAR / 2006 *TUE*



パムッカレ村に戻り、昨日のパムッカレ社のバスチケット事務所(ノリコさん夫がやってる)に直行。ノリコさん夫は今日もスーツ姿で妙にゴキゲン。日本人と話がしたくて仕方ないのか。
ノリコさん夫 「メルハバ〜、コンニチハ! ナスルスン?(元気?)」
おかぽん  「イーム!(元気っす)」 (まだトルコ語、これとありがとうしか知りません)
       「アンタルヤ行きのバスチケットください〜」
ノリコさん夫 「いつ?明日?」
おかぽん  「今日、これからだよぉ」
昨日そう言ったじゃん。
ノリコさん夫 「トゥデイ〜?!」
えー? なに驚いてるの?驚かないでよ。不安になるじゃん。明日のチケットは明日でいいって言ったのはあなたでしょ。


でもちゃんとノリコさん夫はデニズリ2時半発のチケットを切ってくれた。アンタルヤまで15YTL(1300円)
今日こそはこのチケット誰にも奪われないんだい!

「ありがとう。デニズリへのドルムシュってどこから乗ればいいの?」
するとノリコさん夫は事務所の外に出て、坂を下りたところを指さしかけたまさにそのとき、100メートル先に右から来たドルムシュが止まる。
ノリコさん夫 「来たよ、あれだよ! 君、荷物は?!」
おかぽん  「ムスタファペンションに預けてる」
ノリコさん夫 「急げー!僕が行って止めておくから!
 チョットマッテ〜〜〜!!
すげータイミング・・・アタシのために来たとしか思えない。大慌てで荷物を取りに戻り、けっこう急な坂をトランクに先に行かれそうになりながら小走りで頑張る! ノリコさん夫はドルムシュを待たせておいて、また私の方に走ってきて
「ボクはジェントルマンです」
と荷物を持ってくれるのだった。結局名前は聞かなかったけれど、どうもありがとう、ノリコさんの旦那さん。

パムッカレ社のバスチケットを持っていれば、またしてもデニズリまでのドルムシュはフリーだそうで、けっこうありがたい。
1時すぎ、デニズリのオトガルに舞い戻り、アンタルヤ行きは1時半にも便があることを知った私はなんとなく窓口に直行。
おかぽん 「2時半のチケットなんだけど、1時半のにかえてもらえませんか〜?」
窓口女 「次の便はもう満席なのよー。でも、他社は4時間かかるところ、うちのは3時間で行くわ」
これ、誰かも同じこと言ってたなぁ。ともあれ満席じゃしょうがないし、今日はちゃんと昼ごはん食えってことね。


荷物はパムッカレ社専用の無料預かり所があったりして、そこに預けてオトガルをぐるり。規模はそれほどでもないが、レストランや売店はイズミールのそれより多くて充実してる気がする。でも、観光客多いところなのに、ドバイほどじゃないけど、フラフラしてるとジロジロ見られるんだな。
選ばれたのはオトガルに併設のロカンタっていう大衆食堂。メニューは写真つきで壁にぺたぺた貼ってあるし、踏み入れたとたん、惣菜が並んだガラスケース向こうのおじさんらに手招きされて、いろいろと説明してくれる。うは。台湾旅行記でも書いたけど、この瞬間がたまらなく好き(笑) しかしオーダーしたのはチキンのトマトソース煮ひとつだけ。でも、これでちょうどよかった。
各テーブルに置きっぱなしのバケツ入りパンは食べ放題
だけどこれがまた美味いのだ!!
チャイ ★★★
チキンと野菜のトマトソース煮
★★★★
4YTL(350円)
チキンも美味いが添えられてるニンジンがすんごく甘くてやわらかくって。トルコ料理が美味しいって本当ね。くせがないし
見た目ほど脂こくないし、我々ジャパニーズの口に合う。アタシは決して貧乏じゃないが、どこでもとびきり美味しいパンが無料で食べ放題なのは貧乏旅行者にとっちゃありがたい。おかず1品だけ頼んでパンばっか食ってれば1日5〜600円で食費じゅうぶんだよ。



パムッカレ社のバスはなるほどかなりきれい。人気あるみたいで、しかも始発はイズミールのようで、2時半の便もほぼ満席。日食を見に行くと思われる外国人も数人乗ってるが、ほとんどがトルコ人。でも、前の席の男が広げてる新聞に日食の記事が見えて、またなんだかドキドキしてくる。トルコ人も大挙して見に行くのかしら? 隣の席のおばさんは3歳くらいと思われる孫(?)を連れてるのだが、もうめっちゃくちゃ可愛いんだけど、女の子なのに暴れ放題前の席の見知らぬ男の頭を叩きまくるわ、乗務員が紙コップ回収するのに犬みたいにくわえて離さないわ。美人になるだろうが、それ以上に大物になるよ。

走り始めて30分たったところで、いきなり
30分の食事休憩。おいおい・・・・(イズミールが始発だからそういうことになるわけだ)。ま、昨日みたいに途中で引越しの手伝いをしないだけまだましかと、エンジンきって暑くなった車内にいられなくなり、バスを降りてぼーっと待つ。途中のドライブインもいくつかのバス会社が運営してる模様で、改めてトルコのバスの充実ぶりを知らされる。

で、ほとんどの乗客がレストランでしっかり食事していらっしゃった。

意外に、アンタルヤまで途中すんごい山道。山道だけど広がりがあって、どこか日本より広大な感じはする。けっこう雲が多くてまたしても天気が不安になりながら。かなり高いところを走ってたみたいで、アンタルヤに近づくと激しいヘアピンカーブをおりる。乗り物弱い人はグロッキーかも。



結局3時間で着くっていうのは嘘で、まる4時間かかってアンタルヤには6時半頃到着。地中海に面する高台の斜面には赤い屋根の家がびっしり、丘の上にもカラフルなマンションが建ち並び、ビーチ沿いには高層ホテルが並んでる。想像していたのとはまったく違うアンタルヤの街は、南仏あたりのリゾートそのもの。そしてなにより道中の不安も吹き飛ばす快晴に感激!夕焼けが美しく素晴らしい。
バスを降りるとそのままチケット売り場にまわり、明日のギョレメ(カッパドキア)行きチケットを買っておく。さかんに呼び込みされ、「ギョレメにストップするのはうちしかないよ」などとここでも嘘をつかれながら、数社のカウンターまわっていちばん所要時間の短いKENT社で。トルコの長距離バス会社の中ではきれいでサービスもよくおすすめだと、旅行前にあるサイトで情報入手してたしね。明日22時発、ギョレメには翌朝7時着で30YTL(2600円)、つまりKENT社は9時間でギョレメまで行くが、バス会社によっては11時間以上かかるところもあるので、数社でちゃんとスケジュールを聞き比べるべし。大手のバス会社は郊外のオトガルまで、市内のオフィス前から無料で送迎を行ってるはず。窓口の兄ちゃんに
「ピックアップはないの?」
と聞いてみるが、兄ちゃんはガイドブックの地図に印をつけてくれるけど、カレイチ(旧市街)よりさらにずっと南に下ったところのオフィス。本日ご宿泊のホテルから5kmくらいありそう・・・・
全然使えません。

さ、ホテルまでどうやって行くべ? タクればいいものを、こういう時なぜかきまってドケチになる私は「歩き方」に従い‘Terminal Otobüsü’(テルミナル・オトビュシュ)って書いてるバスに近づき、カレイチに行くことを運転手に確認してゲット・オン。セルチュクやパムッカレから来るとびっくりするほど賑やかな街を海に向かって走ること20分くらい、トラムが見えたから適当に降りる。たったの1YTL(85円)。
しかーし。海沿いを走るトラムに乗り換えてホテルまで行こうという魂胆なのに、トラムがまるで来やがらない・・・・30分に1本あるかないかのトラムを待つより歩いた方が早いわ、とトランク転がしながら海沿いの歩道を歩くこと40分(汗)。どうみてもロマンチックな夕暮れ時の地中海を望みながら、歩道はわざわざ石畳風に整備してくれてるおかげでトランクのコマが引っかかり、けっこう必死(泣)。
ゴロゴロゴロとうるさくってしゃーなくて、そんな歩道にはひとりでたそがれてるじいさんや、ラブラブなカップルや、ズル賢そうなガキ連中やらが何をするともなく暇つぶししてたり、ぽつぽつ歩いてたりして、さすがの私もちょっと恥ずかしいってんだ。コノヤロー!! でもふと、大きな天体望遠鏡を抱えた外国人旅行者とすれ違ったりして、はっとする。ああ、ほんとに明日、この上の空で何かが起きるんだなぁ。

夜8時、そんなこんなでたどり着いた OZKAYMAK FALEZ HOTEL は思ったより、そしてこの写真よりずっと立派でデラックスなホテルだった。そりゃ当たり前、アンタルヤでいちばんの高級★★★★★リゾートホテルだもん。え?おかぽんだってたまにはこういうところに泊まるのさ。いや、実を言うと皆既日食前日のアンタルヤのホテルなんてもうどうせ何ヶ月も前から満杯だろうよ、と半ば諦めかけてたところ、ホテル予約サイトで出発2週間前にも関わらずまだ空きがあることを察知、しかも5ツ★なのにオフシーズンにつき1泊6000円ときたわけだ。これはもう私のための空きであり、私のための格安料金に違いないのだ。

海沿いの高台にそびえる13階建。屋内外プールやテニスコートありーの敷地は広大で、外観よりも内部のゴージャスさにびっくり。部屋はシンプルモダン、全室オーシャンビュー! 私の部屋は9階の1室、向かいのシェラトンがちょっぴり邪魔だが、シェラトンより高さがあるし、もちろんちゃんと海も見える(嬉しくてテラスに飛び出した小市民な私・・・苦笑)。昨日のムスタファ・ペンションとのギャップが面白すぎ。やっぱりなんだかん
だ、こんなとこ泊まったの久しぶりだわ(^^; ちょっと困りものなのは、ホテルの周辺にスーパーとか売店ってものがないところ。レストランは高くていまいちそうだし、ルームサービスも惹かれるものがない。というかオリジナリティーがないのであえなく夜ゴハン抜きのダイエットデー・・・(悲)。

どうにも天気が気になり、ホテルの売店で英字新聞を買ってみた
曇り時々晴れ?・・・・晴れ時々曇り? 雲なんかいらねーーー!!!


なぜかおかぽん、ここにきて活字中毒ならぬ英語中毒っぽい。トルコ人とぽつぽつ英語や日本語話しているのに、久しぶりにTV見て流れる英語聞くとほっとする。トルコ語がよほど耳ざわりでうけつけないということか?(破裂音が多くて、聞いてるぶんにはフランス語っぽいんだよね。) TVでも50以上のチャンネルせっせと回して天気予報を探してしまうが、同じトルコの、同じアンタルヤの天気予報がチャンネルによって全然違う。ある局は雨20℃、またある局は「曇り時々晴れ」、そしてある局は「晴れ」。違いすぎ。
どーゆーこと?! 誰か統率しろー! イライラするのでそれ以上見ないことにする。
私の未来日記によると、明日の朝、この部屋から見えるのは雲ひとつない空とディープ・ブルーな地中海の水平線。そうでなくちゃいかんのだ。そして、それだけでいいのだ!


                                
    Continue...


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