部まで気配り完璧で非の打ちどころのない無為草堂のスタッフは、帰り際タクシー呼びましょうかと聞いてくれる。しかしこれまた海外では‘客待ちしてるタクシー、客引きするタクシーには乗らずあくまで流しをつかまえる’のを信条としている私は自分で拾って再び駅。10分、145NT$(550円)。
14時半の自強でさらに南へ、台中から高雄まではさらに2時間半かかって到着するのは17時。切符は470NT$(1790円)。久しぶりに列車に乗ったら時間が経つのの遅いこと。けっこう混んでるし長いわー。この11月、台湾政府は私の渡航に合わせて台北−高雄間に新幹線をデビューさせる予定だった。自強でも4時間半かかるところがなんと80分にまで短縮され、高雄だって一気に日帰り圏内になってしまうというそりゃもう嬉しい話だったのに、直前になって開業1年延期。いきなり1年ってよぉ。日本がかなりの技術提供したらしいが、他の外資系となにやらトラブルがあったらしく、台湾では賠償問題にもなってるとか。そりゃそうだろうけど楽しみにしてたこっちだってたまんない。このせいで高雄まで足伸ばすかどうか迷ったんだからなーっ。
列車は20分遅れで高雄に着いた。台北からするとずいぶん暖かく、駅構内も駅前もどこか南国な空気。そのままメインストリートを300mほど歩いて凱得来大飯店(HPは中文のみです)で宿泊交渉。レセプションの女性に英語で訪ねたら、電話で日本語わかる男性を呼んでくれて。この国って英語より日本語の方が通じるんだね、といまさら。でもやっぱり、ひとたびパスポートにハンコ押されたら、いきなり日本語よりは英語で話しかける方が自然な気がしちゃうんだよね。似たような顔してても。
朝食つき1120NT$(4250円)
広!安!!
ちょっと暗いけど静かで快適
バスルームも4畳半くらいあったりする
もう台北に泊まりたくないかも |
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合夜市へもホテルから2ブロックくらいで歩いてすぐ。夕方6時だとまだ開店準備中の屋台も多くて客足も鈍い。ゴールデンタイムは9時くらいのようだが、昼は例のお茶請けしか食ってないのだ。腹は減っておるのだ。
 | 200mくらいの
歩行者天国を
とりあえず3往復くらいして
迷いに迷ってようやく
えらくはやってる1軒で |
台湾屋台らしい一品、牡蠣オムレツ‘虫可仔煎’に決定
牡蠣ほどあたると怖いものはないぜ、と思いながら完食
脂濃いけどトロトロの牡蠣にふんわり卵
誰がなんと言おうが見た目に反して美味いんである
★★★★
40NT$(150円) |
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いいぞいいぞ、食べ物と店を選びぬく目にカン、絶好調! 同じ店のビーフンも気になりながら第一弾はこれだけにしておいて、タクシーでナントカ85ビルへ行ってみる。名前も覚えないまま(正式名称:東帝士85國際廣場)ガイドブックを指したら、ドライバーのおじさんはじーーっと凝視したあと運転席を降りて車の前に回る。何をするかと思ったらヘッドライトに本をかざして見て
「あー、わかったよ!」
車内灯じゃ読めなかったのか(^^; このおじさんも日本語カタコト話せるし、日本人の私にとっても嬉しそうに一生懸命話してくれるし、だけど「今日本雪降ってるよ」って言ったらなんだか異常に反応&興奮するし。高雄のタクシーは初乗り70NT$(270円)で、ナントカ85ビルまで95NT$(360円)。おじさんありがとう! ここまでタクシーのドライバーはみんな親切で悪い奴いないねえ。
雄でいちばん高いビルであり、その74階に‘観景台’(展望デッキ)があるのだけれど、そこに上がる専用エレベーターがわからず暇そうなインフォメーション嬢に聞く。下の階は高級デパートになってて、しかし恐ろしいまでに閑散。いるのは数過剰な店員だけ。このビルは建物自体のデザインも超近代的だが、分速600mっていう高速エレベーターも自慢らしい。分速言われてもぴんとこないから時速になおすと36kmだよ、当然耳も痛くなるわけだ。が、100NT$(380円)払って上がった観景台も恐いほどに閑散・・・。
ワンフロア全てを使ったホールは
不気味に広いのにカップル数組だけ
そりゃそうだわな
夜景いまいちなんだもん
まわりに高いビルが全然なくて眺めいいだけ |
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74階から見下ろすより、ライトアップされてる川っぺり歩いた方が楽しいんじゃないの?と「愛河」の方へてくてく。夜のオフィス街はこの時間でもう歩いてる人なんてほとんどいなくてちょっと怖い。そんなとき。
キーーーッ ガシャン!
機械音に続いて鈍い嫌な音。交差点を渡り終えてから十数秒、驚いて振り返るとその交差点で車の下に完全にバイクと人が入り込んでいた。
!!!! ぎゃーーー。
まさにその瞬間だけは目撃しなかったものの、ものすごい衝撃でぶつかったことはわかる。20m後ろのその光景を私はとても2秒以上まともに見ることはできず、あまりに怖くてより早足でその場を離れる。見るんじゃなかった・・・・たった1秒でも。私の視線の先にいる人はみんな、首を伸ばして音がした方を見てる。しばらくして男が何か大声で叫ぶのが聞こえたが、充分遠ざかってから振り返ってみれば、もはや新たに交差点に進入しようとする車の影でなにも見えなかった。
台湾はバイク人口がとっても多い。これだけ多けりゃ事故も多いだろう。っとアタシも歩行者ながらこんなところで事故に巻き込まれないよう気をつけなくちゃと思いながら、バイクの人は助からないかもしれない・・・と思うと身震いがした。旅先であってもそんな現場に出くわすのは衝撃であり、気分が滅入る。そして、これでも自分は医療人なのか?日本だったら逃げずに何かしただろうか?救急車呼ぶこと以外に・・・と自問自答しながら、ちょっと自己嫌悪に陥りそうになりながらライトアップされた橋の方へ歩いた。
意外に台湾人観光客で賑わってた「愛河」
ストリートミュージシャンがライブやってたり
屋形船みたいなクルーズ船には続々と団体客が
川べりのカフェやレストランの電飾は
ここもまたクリスマスモードで
レトロな感じは否めないけどそこそこきれい |
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整備された遊歩道を散歩しながら
けっこうな距離あったが
六合夜市まで歩いて戻ってきちゃった |
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かなりウロウロしたような気がするのにまだ8時半。でもやっと夜市が活気づく時間、よって第二弾。
漢字で書いてるのに
何売ってるんだかさっぱりわかんない店
興味津々ながらどうにも勇気が出ない腐豆腐
各種ゲテモノ系(?)
そしてやっぱカニの足なんかを気にしながら
無難に‘胡椒餅’なるものを |
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いやあ、店の女の子がチャーミングで
そのせいか??唯一列ができてたもんで
1個30NT$(110円) ★★★ |
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皮が思ったより分厚い。分厚すぎ。あんは胡椒がよくきいたひき肉にニラやネギだが、これもちとジューシーさが物足りない。写真だとめちゃ美味そうに見えるのはおかぽんの撮影技術のせいかもしれない?! いや不味くはないんだけどさ、ここはそんな感じで辛口に★3つ。安くてすごいボリュームですっごくお腹ふくれる、ゆえに食べきれなかったし。
移動しながら、観光には不満感じながらもなにかと収穫は多いかも。それにしても全然胃袋足りないや。全然種類が食べらんない。買って持ってこれるものなら5つくらいは持ってきたのに。でもって明日はもう台北に戻るンです。この先はひたすら北上するンです。それにしても交通事故はショッキングだったよぉ。
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