TAIPEI >>> TAICHUNG 07 / DEC / 2005 *WED*



日は高雄まで行く。台湾の南の端っこまで400km弱を一気に移動。この国第二の都市で、蓮池潭とかいう公園と、東帝士85大樓とかいう高層ビルと六合夜市があるらしいけれども、絶対行っておきたい都市というわけでも、絶対見ておきたいスポットがあるわけでもない。むしろ台湾滞在時間約3日で台北から高雄まで、それも陸路で往復するのは少々無理があるかと迷ったのであるが、かといって台北にずっといても夜市と食べ歩きのほかにはたいして行きたいところもないわけで、それもつまらなさそうだからまぁ行ってみる。よって早起きして早めに朝メシ。

◆ BREAKFAST ◆
セルフのビュッフェで
おかゆとおかゆにあわせたおかず ★★★★★
蒸しパン ★★
これにコーヒーというめちゃくちゃな取り合わせ・・・

トーストもあるけど台湾の朝メシったらおかゆだもんね。特筆すべきはぱっとしない安ホテルのくせに、十数種類ズラリと並んだおかゆ用のつけあわせ、しかも見た目はたいへん地味でそう美味そうに見えない佃煮すべてが極上に美味いこと。つけ合わせだけでじゅうぶん店ができるレベルじゃん! そうとわかってりゃ空瓶持ってきたのに。そうでなくとも金出しても買って持って帰りたいほどに美味い。なにせタダだし、おかずがこうだからおかゆだって朝から何杯でもいけそうなところ2杯でストップ。朝からこのレベルってことは、これからまだまだまだまだ絶品料理にめぐり合えるに違いない。

ダイヤ改正はそう頻繁でもないのか「歩き方」の列車時刻表はわりと正確。南へ向かう自強は1時間に1〜2本。9時のに乗るつもりだったが1本前の8時半に間に合い、今日こそ自強に乗車。漢字で書いたメモを窓口へ出しながら会話は英語。都会の忙しいチケット売り場なのに、今日の兄ちゃんも感じいい。

自強(最速の特急) 台北 8:35→台中 10:46
375NT$(1450円)
外観は古いが、冷房がきついことを除けばきれいで快適
特急だけあって途中から1時間以上ノンストップ
車窓から見えた謎の像
こわすぎ

台中で途中下車してみよー、美味いもの探してみよー!
しかし車窓からの風景は日本の田舎にそっくりで退屈で
台中まで2時間と少しなのにめちゃめちゃ長く感じました
ちなみに車内販売はお粗末で駅弁もあまりさかんじゃありません

北は今朝も雨だったが台中に着いてみると晴れ。気温も台北より高くて無理すればTシャツ1枚でもいけそうなのに、ダウンジャケットとかコート着てる台湾人ってまったくもってどうかしている。見てる方が暑くて迷惑だ。駅のロッカーに荷物を入れて(暗証番号式で3時間まで50NT$:190円)宝覚寺へタクシーで。おばちゃんドライバーに歩き方をそのまま指して、駅から5分くらいで120NT$(450円)。


予想どおり、ほんとにこれしかなく5分で観光終了

高さ30mもあって台湾で2番目に大きい大仏らしいけど、「え?」と思ったのはどうも私だけではないらしく、同じくひとりで来ていたちょっとイケメンな日本人旅行者クン(♂)も
「えー、これだけ〜っ?!て感じですよね(苦笑)」。
んま、どっしり安定感とひょうきんな顔とサンサンと輝くアタマを見て損はなし。でも正直、これ見るためにわざわざ台中に途中下車するほどでもないかと。日台友好協会の県支部長をやってるとかいうほど台湾ツウなわが陶芸の先生にちょっとだけ似ている(こんなデブじゃないが)、と帰ってから本人に言ったら怒られた。

これだけ見て台中終了ってのもなんだし、歩いてすぐの孔子廟がなかなかいいらしいんで孔子廟。

15分くらいで見学終了(^^;


赤、緑、青に彩られた繊細な装飾、回廊。確かにきれいで静かで人も少ないしいいんだけど、なにか物足りないんだよねぇ。面白くもないしたいして新鮮でもないんだわ。そもそも孔子廟に面白さを求めることが間違ってるんだろうけど。まわりで太極拳やってる人間見てる方がずっと面白いや。

んだかんだもう昼だ。茶芸館に行ってみよー! とまたタクシー拾って歩き方を指す。台中では有名な茶芸館だと思うが、ドライバーは店の名を知らず、住所と番地を頼りに「この通りのはずなんだよね、君も見ててよ」(カタコトの英語)って感じで大通りを慎重に。孔子廟から10分くらい、135NT$(520円)、タクシー代安いアジアでも妙にけちって頑張ってバスに乗っちゃったりするのに、今回はとにかく時間がないもんで。

茶芸館デビューにここを選ぶなんて
アタシの勘てばなんて冴えてるんだろう!!
と感動してしまうほど、素晴らしく良かった!!!無為草堂
門を入ると別世界
建物といい空気といい時間の流れといい・・・
スタッフの女の子もまたみんなとっても落ち着いてて丁寧で
おだやかで物腰やわらかくて
かわいくて(^^
カタコトの日本語で説明
してくれるんだけど
アジアの名店
(日本人御用達店)
にありがちなツンケンさがないの
日本語メニューもあるし

お茶もお茶請けもメニューありすぎ。なにしろ初・茶芸館だもんで台湾茶の種類もまったく無知。お昼の定食もあるものの、そちらはあまりひかれるものがなく、結局女の子おすすめの高山烏龍茶と黒ゴマ餅をオーダーしたらばこれがまた大正解。

個人的には日本の「お茶」の作法より
中国茶の作法、正しい入れ方の方が断然興味あり
目の前でアタシのためだけに入れてくれるのが嬉しいの
中国本土でも見たけどやっぱりいいもので、でも
一回で覚えらんないや
思わず茶器一式買って帰りたくなるが
これって三線衝動買い一歩手前のN嬢と同じ?
絶対家ではやんないだろうな(苦笑)
わあ!!すっごいいい香り!!!
お茶の香りにこんなに感動したことってないよ!
聞香杯(ウェンシャンペイ)っていう細長い小さな器でニオイかいで
いきなり台湾茶の奥深さに感激
お味ももちろん文句なし
あ〜、これまでン十年間飲んできた烏龍茶ってなんだったんだろう・・・
お茶請け出されるまでの間
ちょっとしたお菓子をサービスしてくれた上に
鯉のえさ持ってきてくれて
お姫様気分でまいてたら・・・鯉が、鯉が!
すごい勢いで集まってきてバシャバシャと大変なことに

お湯はやかんにいっぱいあるわけで、アルコールランプで保温してくれてるわけで、20杯くらいは飲めそうである。
「店内いろいろまわって写真撮ってもいいですよ」
って言ってくれる店員、ほんと行き届いてる。レトロな建物に緑いっぱいの庭、宝覚寺より孔子廟よりよほど写真撮ったわよ。それにしても
ゴマ餅ごときでやたら時間かかるなあと思ったら、どうも注文受けてから作ってる?みたいで、出てきたのはアツアツ、サクサクでものすごく上品かつ繊細な一品だった。

うっまーーー!!!
スイーツでも衝撃受けました
意外にパリパリなパイの中に黒ゴマ餡がぎっちり
こんな美味い黒ゴマのお菓子食べたことない
お取り寄せできるならするんですけど!!
高山烏龍茶 ★★★★★
黒ゴマ餅 ★★★★★
お湯代も入れて330NT$(1250円)
質、サービスを思えば全然高くありません!

ああ素晴らしい。なんだよ茶芸館って。どうしてうちの近所にないのよ? 時間あればずっとここにいたいのに・・・・・観光やめてもっぱら茶芸館めぐりしよっかなぁ。この店を見つけただけで台中途中下車の価値は充分!! やばい、高雄行くのも面倒くさくなってきた。(^^;


                                
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