KEELUNG >> TAIPEI 06 / DEC / 2005 *TUE*



ーゆーわけで、第二部です(この旅は、旅行記国内線GATE19 八重山’05から続いてます)。豪華客船飛龍で石垣から流れ着いた基隆港であるが、ほかならぬ八重山から船で渡航することが最大の目的だったのであり、それを果たしてしまった今や台湾という国には、目の前にしながら、たいして期待するものも行きたいところもなかったり・・・・そんなことはない。
いややっぱり、観光に関してはそれほど期待していない(苦笑)。とにかく食である、食! 噂の台湾の食事がどれほど美味いのか、この私が食べつくしてダメ出ししてやる。とその前に・・・まだ入国しちゃいない。

入港して間もなく入国審査官が乗船してきて
船内でパスポートチェック
もちろん台湾人、なのに日本語で拍子抜け
「ビザがないと30日までですよ」
船の絵つき入国スタンプがミソ(薄いけど)

SARSの問診表にも記入させられるが見ちゃいねえ。かわりに全員体温測定される、耳で2秒。入国するのに体温測られたのは初めてだわ。
さ、これで晴れて入国!じゃ〜なくて、まだ税関検査が終わってなかった。全員バスで港湾局に移送。ここまでなにせ乗客8人だからあっという間だが、これが300人だったら・・・・たまんねえ。待ってらんねえ。

港湾局まで3kmはあったよ。雨降ってるし、この8人でどこまで行くつもりでぇ?と思うが、鉄道駅にほど近い町の中心っぽいところにあ
る地味な建物。8人だからか全員きっちり荷物検査。オジサンらがトランク隅から隅までひっくり返されてる様子に「うわ、たまんねえ〜」と思うが、私はほとんど見られず。でも一応トランクは開けさされ。
「食べ物は持ってないですか?」 (ここでも日本語)
これにて開放! はいいけどどこで両替すんの?? 港湾局のだだっぴろい殺風景なホールには何も書いてなくて、何の店もない。2Fだった。

湾ドル入手して外に出れば小雨、傘さすほどじゃない。荷物全部持ったまま夜市方面へ。フェリーではひたすら寝たけれど、時間がたてば腹は減るのである。せっかく港町基隆なんだから手始めに海鮮辺りから攻めるのだ。

思ったより都会で人も多くてゴミゴミ
夕方のラッシュの時間だからか
週末でもないのに週末みたいなにぎわい
でもアジアの雑多で生ぬくい感じってば健在

X’masイルミネーションもどこかいまいちなセンス、イケてないながら町のメインストリートはかなり華やかにライトアップされてたりして。港湾局から徒歩5分、人の多い方に歩いてけば迷うことなく自然に夜市へ突入。夕方から歩行者天国になる界隈、1日中やってるっぽい食堂や店の前に屋台屋台屋台、露店露店・・・家族連れ、会社帰り地元のOLやおじさん連中、デート中のカップルばっかだけどプチお祭り騒ぎ。縁日みたい。でも毎晩これってどうよ? 台湾人は飽きない人種なんだろうか? それにしても旅行者なんて、しかもトランク引きずりながら写真撮ってるのなんて私くらいで、人ゴミの中にも関わらず少々目立っていた(ようだ)。


あるある!海鮮モノ

オール漢字だ!
なのに読めない!!(>_<)
でもこれでホントにガイコクなんだねと
やっと実感するんだなぁ

食べ物屋台に限っては、20分もあればひととおり見て回れてしまう程度で店舗数は思ったほどではない。台北から電車で1時間かけてわざわざここの夜市に来るほどでもないかな。ボイルしたカニにエビ、カニ足の天ぷらも非常に気になりながら、はやっているのは海鮮よりも断然、油飯(おこわ)やカレーの店・・・海鮮は高いから?(そんなことないよなぁ) しかし旅先、それも異国の地では極力‘地元客ではやってる店に入る’のを信条とする私は、カレー店の次にはやっていたおこわの店を最初の晩餐に。ちゃきちゃきと働く店員のおばちゃんもまた少々日本語を話す。ん〜? やっぱりここはまだ沖縄なんじゃなかろうか?

◆ DINNER ◆
油飯 ★★★★
赤肉湯 ★★
70NT$(台湾ドル、270円)

うーわ、山盛り!いや、お椀が小さいだけだった。いずれにせよ一昨日、たましろのあの怪物的な量&炭水化物祭りの洗礼を受けたばかりの私にはまったくもって可愛らしいもの、ペロリ完食。食べてる間にも客はとぎれることなくテイクアウトも次々。多くのお客さんが注文してた赤肉湯、そこそこ美味しかったけどカニのとろみスープにすべきだった。あっちの方がより美味そうだった。ま、最初の晩餐にしてはよかろう。

べ終えても実はまだ夜7時。今日の宿泊は台北、もう少し基隆を散策する時間的余裕は充分あるが、再び雨が強くなってきた。さすがに荷物をひっさげてこれ以上動く元気もなく、すぐ列車で台北へ。自販機で自強(特急)のチケットを買ったはいいが・・・

「臺」って「台」??
またしても漢字が読めない!
ホントに台北行きかと
駅員にしつこく聞いてしまいました(苦笑)
これは翌日買った台中行きの切符
ちなみに自強号は全席指定であります

台北行きで間違いないが、
「次の台北行きは‘自強’じゃなくて‘通勤電車’よ。自強だと随分待たなきゃいけないわ。あなた自強の切符買ってるけどこれに乗りなさい」
窓口の姉ちゃんは英語でそうスラスラと言い、自強のチケットを回収したかと思えば通勤電車のチケットにすりかえ、差額の23NT$を返してくれたのであった。強制的に(^^; というわけで通勤電車だと台北まで43NT$(160円)、やっすいなー。けど何分かかるんだろ。

と思ったら、日本の普通列車となんらかわりない通勤電車でも
40分ほどで台北に着きました
台北駅前は地下街が思いのほか長くて充実していて
八重山とは全然違う都会なのに
なぜかここにきてますますガイコク感消失
50mおきにコンビニあるし
人々の顔つきだって
沖縄の人より日本人ぽいし

八重山が日本の本土よりアジアに近いのは、どうも距離だけではなさそうであり、ここが八重山に近いのも確かであり、結局はっきりした国境なんてどこにもないのかもしれないなぁ、と早くもそんなことを思いながら今夜のホテル、安さとロケーションだけで選んだ城美大飯店。ホテルが高い台北にして駅前徒歩5分でシングル朝食4900円というここ、汚くはないが安ビジネスっぽくて暗いと賛否両論。寝るだけだし1泊だし、ひとりだし。と全く期待してなくて正解、噂の‘窓なし部屋’、バストイレはついてるものの、
「狭っ」。
9時過ぎ、この時間からさらにまだ士林夜市にでも出かけようと思えば可能だが、離島まったりモードが抜けない私、何をするにも面倒で早めにお休み。フェリーであんなに眠ったはずなのになぁ。

                                
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