岡山 >>> 那覇 >>> 北大東島 11 / JAN / 2003 *SAT*



午前5時、瀬戸大橋経由で岡山空港まで、早朝の200kmドライブに出発。
JAL松山⇔那覇は週5便しかない上、午後こちらを出発して戻ってくるのは昼過ぎという全くもって使えないスケジュール。スケジュールの良いANA高松⇔那覇で行こうとするも‘ふるさと割引’は競争率高すぎて取れず、なんとかゲットした岡山⇔那覇の‘バースデイ割’を使って北大東島で離島診療中の我がS歯科院長嬢・S先生を訪ねる旅。しまなみ海道を行くより瀬戸大橋の方が高速道路の乗り降りがない分ラクだが、それでも片道2時間強、瀬戸大橋4600円+高速代3400円、それにガゾリン代も考えると
安いチケットで行く意味ないじゃん!って気がしないでもない・・・・ 岡山空港の駐車場が無料なのがせめてもの救い。(永遠に無料でいて下さい!)
道中の天候は今ひとつだが、幸い雪は降らずアイスバーンの心配も速度規制もなく、7時過ぎ、予定より早く空港到着。3連休初日とあって早朝から東京方面やソウルへ出発する旅行者多し。列ができている空港内のドムドムバーガー横でパンをかじり、栄養ドリンクをカーッと飲む。
チェックイン時、「非常口横14Aというお座席なら窓側がお取りできますが、緊急時にはお手伝い頂きます」。
空港内の天満屋でS先生への手土産に“白桃ヨーグルトムース”を購入。

9:25 岡山発那覇行きJTA11便は、乗ってみると
私の隣2席が空いている!!!(激怒) なぜここで怒り大爆発モードになるかと言えば・・・実は今回の大東旅、当初、誕生日が同じ大親友(奇遇でしょ?!)で八重山旅行の時にもいろいろ情報を寄せてくれた離島フリークYちゃんと一緒に行く予定で、私は4泊、Yちゃんは3泊で1日早く帰るため、行きの飛行機も別々に予約しよう、ということで各自予約を入れていたのだ。発売日9時半きっかり(思いっきり勤務時間中!)にTELした私は取れたが、数分遅れたYちゃんは無常にもキャンセル待ちにかかってしまい、以後バースデイ割購入期限の出発21日前まで待ったものの、結局取れず。さらに、帰りの便のみ取れて購入していたYちゃんは、1万円以上のキャンセル代(バースデイ割の場合50%で5000円+大東→那覇の前売り21は35%で約6000円!!)だけ支払わされた挙句に来ることができなかったのである!! それまでに幾度かJALに問い合わせていたYちゃんだが、
「キャンセル待ちが何人いるとか、自分が何番目とか、わからないって言うんだよ!」
私も時折HPで空席状況を見ていたが、それまでずっと動きのなかったものが、年末になって突如空席が出現していたのには頭にきてしまった。
「キャンセル待ち期限が過ぎてから突然空席が出るってどういうこと?!!」
これはもうJALが故意に操作しているとしか思えないと
大激怒した我々だが、もしかすると団体用にブロックしていた席が埋まらず戻ってきたのかなぁと思ってやったりもする。う〜む。
とまあこのようないきさつで、やむなくまたも1人旅ということになってしまったのだが、1人でも迷いなく旅を決行してしまう私もちょっと無常??(汗)
にしても年末からたて続けの旅行に連日のハードワークと睡眠不足、そこに追い討ちかける早朝ドライブ強行軍でさすがに身も心もズタボロ、機内サービスの飲み物にも手が伸びない。那覇は晴れ17℃とのアナウンスだが、ずーっと厚い雲の上。着陸寸前になってやっと海が見えるも、確かにきれいではあるが、冬のせいか昨年の石垣到着時ほどの感動はない。グラウンドで野球している学生たちがこちらを見上げて手を振ってくれる。

11:50、定刻より20分遅れで到着、なんと11:55発の石垣行きに乗り継ぐ客が数名いる。
いったん荷物を受け取り、3Fの発券カウンターで予約だけしていたRAC(琉球エアコミューター)の那覇→南大東→北大東を購入、13日の北大東→南大東あわせて28000円強!
高すぎる!! 那覇→大東島は平日だと前売り21で片道14000円ほどだが、連休中は適用外、さらに帰りは15日に南大東→那覇のため、往復割引すら適用されない。というわけで今回の大東旅、岡山⇔那覇は片道1万円のバースデイ割を利用しても航空券だけで65000円ほどという、グアムに2回、ソウルなら下手すりゃ3回行けそうな値段なのデス。
ところで、今回はじめて那覇空港に降り立った私、石垣空港くらいの規模を想像していたところがとんでもございませんでした。土産屋ありすぎ、品物ありすぎ、人多すぎ。
再びRACにチェックインし、出発までの2時間、ターミナル2Fを散策、
暖かい! まず宮脇書店で、ちょうど南大東島を特集していた『沖縄・離島情報2003年版』を購入。ファミリーマートで沖縄限定のチョコレートムースとさんぴん茶のペットボトルを買い、インフォメーションで50円の記念切手“沖縄の花”1シートと絵葉書を買い、さらにパン屋ROYALで‘紅いもポテト’と‘紅いもマロンパイ’を買って、店内で沖縄・離島情報を読みながら食べる。
そうこうしているうちにあっという間に時間はたち、バス移動用28番ゲートに行くと、JTAの臨時便(?)で羽田に戻ると思われる中学生らしき修学旅行組であふれていた。

14:15過ぎ、搭乗開始ギリギリになって我がS歯科院長嬢・S先生登場。院長に託けられていた手紙と岡山空港土産を渡して再会を祝する。(?)
「こんにちは! お久しぶりです、よろしくお願いしまーす。」
大東行きRACは39人乗りプロペラ機。欠航が多く、例え飛び立っても、少しでも風が強かったり視界が悪いと引き返したりするらしい。
異常なまでに揺れることも多いらしく、乗り物に弱いS先生にはかなりキツいそうで、降りたらフラフラってこともあるんだとか。で、この運賃がバカ高いと悪名高い(?)、そしてこの高い運賃のせいで旅人を寄せつけない(??)那覇⇔大東線だが、島の住民割引というものは存在する。琉球大学病院に籍を置くS先生は、昨年秋から北大東村立歯科診療所に強制派遣され、半年間の離島診療生活を余儀なくされている。現在診療所2Fを生活の場に提供されているが、那覇に借りているマンションはそのままで、3週間〜1ヶ月に1度は那覇に戻っている。この年末を那覇で過ごし、7日頃大東に戻ってみたところ診療所が改装工事中、あまりの工事のやかましさに「同じ建物での生活はとても不可能!」と訴えたところ、村側が那覇に戻るチケットを提供するということで、大東に1泊だけして翌日の飛行機でトンボ帰りしていた。しかしまた今日の日、島に渡る私に合わせて急遽、一緒に戻ってもらうことになったのだ。
ちなみに、那覇⇔大東間の船‘だいとう’は週1本しかなく、運行スケジュールは直前になって発表される上、欠航に変更も多いときたから旅行者が利用するのは東京から小笠原に行く船同様、難易度高し。
飛行機までバス移動、20人くらいはいる。南大東経由便のため、知っている人ばかりではないようだが、やはり地元人と外部の人とはすぐ見分けがつくらしい。
「村長がいます。」
「スナックで働いているフィリピン人のお姉さん。」


セスナに毛が生えたくらいの大きさで
ヘリに毛が生えたくらいと予想していた私は
さほど驚かず
1週間前にも、バンコク→シェムリアップで
同じようなプロペラ機に乗ったばかり

松山⇔鹿児島線で同じ機種に乗ったことのある母上は、
小さい怖い揺れる値段が高いとさんざん悪口を言っていたが、RACは機内もきれいで、そら恐ろしい感じなんてのもない。ただ天井は低く、頭上の荷物入れに思いっきり頭をぶつける男性あり。

RAC867便南大東行き、14:30離陸。短い滑走ですぐフワリと上昇し、ジェット機のゴーっていうエンジン音とは違う、ブ〜〜ンという感じが蜂っつうか昆虫みたい。石垣→与那国のフライトでは高度2000mほどのところを飛んでいたが(機内から見てもかなり低く、海面にとても近い感じを受けた)、この便は1万mまで上昇してしっかり雲の上を飛んで行く。やはり冬だからか雲が多いからかシケているからか、海は黒くて感動がない。しかし飛行機は幸い全く揺れることなく1時間で南大東着。着陸前、島の形が面白いほどよくわかり、丸くて平らでなんとなく可愛さまで覚えてしまうすぐ向こうに北大東も見えた。
この便は引き続き北大東に向かうRAC835便になるが、全員いちど飛行機を降り、空港の待合室に入れられる。那覇→北大東は月・水・金は直行だが、それ以外の曜日は南大東経由。S先生は面倒&時間がかかるからか、これまで南大東経由に乗るのを避けていたようで、したがって今回はじめて南大東空港に降りたとのこと、
「珍しくって」。
那覇⇔南大東間は毎日2便あるせいか南で降りる人はさほど多くなく、再び同じような顔ぶれで北へ。しかし、南大東の搭乗口ではなぜか妙に
厳しい手荷物検査があり、全員バッグを開けさせられる。北大東空港でも同じらしい。
「特に女の人は面倒でも預けた方がいいですよ。急いでて手荷物で持ち込みたい時も、全部開けられると思ったら・・・」
確かに、ボストンバッグを機内持ち込みにしている男性は念入りに調べられ、時間をくっていた。今どき海外でもこんなことないのに。あまりいい気分のするもんじゃない。
さて、便名は変わったがまた同じ席に座り、すぐ向こうに見える北島まで
ほんの8kmたった5分!!!のフライト。さすがにこの距離を飛行機移動するなんてのは後にも先にもここだけでしょう。S先生曰く、
「一応(飛行機の)タイヤしまってた」。
上がったかと思えばもう着陸、ひょえ〜、
逆に怖い

着いてすぐS先生は空港の外に出、村役場の車が準備されているのを確認してきた(普段、1人の時は衛生士に送り迎えしてもらっているそう)。本来、保健婦さんのための車ということだが、先日その保健婦さんが辞めてしまい、今はわりと自由に使えるらしい。もちろんS先生は那覇に自身の車を所有しているが、ここ大東には持ってきておらず、自転車もない。島にガソリンスタンドは1店のみで1リットル=130円ほど。ガソリン以外の物資も本島からの郵送費分、概して何でも高く(関空と一緒ですな)、自販機のジュースすら場所によって1缶130円。特に水は海水を淡水化しているので、水道代も高いそう。使用可能な携帯はドコモのみだが、これも八重山の離島同様、島内でも場所によって電波悪し。空港内ですらアンテナが立たず、着信入れるのにも建物の外に出なければならなかったという状態。しかし、ドコモの僻地の強さはほんとすごい!!
思いっきり‘北大東村役場’と書いてあるカローラでホテル‘ハマユウ荘うふあがり島’へ、その間5分。最初泊まろうと考えていた某民宿は工事関係者が多く泊まっていて割と混んでもいるので、女1人にはちょっとすすめられないとのこと。

島には集落3つとJA(Aコープ)、郵便局
駐在所、幼稚園に小中学校(高校はなし)
ガゾリンスタンド、製糖工場
そして信号がひとつだけある
(学校教育のためらしい)

空港から‘大通り’らしき道を行き、村役場や診療所、JAの前を通ってハマユウ荘へ。予約していなかったが問題なし。


シングル1泊2食付7900円
できてまだ間もないらしいハマユウ荘は
島に似合わないコンクリート打ちっぱなしの
やたら立派で近代的なホテル

まだ夕方4時半だが、早朝からの移動でお疲れモード+++のため、今日はこれ以上行動せずおとなしく休み、S先生には明日の昼、島を案内してもらうことにする。

ホテル敷地内の展望台からは
盆地状になっている島の内部が
よく見渡せました

ひと眠りして気づけば7時半、宿泊客の食事は6時半〜8時半だが、レストランは一般客用に10時まで開いている。レストランに行ってみると宿泊客と思われる人物はほとんどおらず、地元のファミリーや工事関係者の男性グループばっか。

◆ DINNER ◆
お刺身(イカと白身魚) ★★★★
とんかつ(冷めてた!) ★★
ジャーマンポテト(かなり甘め) ★★★★
味噌汁 ★
ごはん
お漬物 ★


やはりというか量は多く、とんかつはほとんど残す。味はまあまあ。
部屋にバスタブはないがお湯の出には全く問題なく、10時就寝。何より、静かなのがよろしい。


                                      
Continue...



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