番外編 HMさんの大東「だいとう」旅



南大東で出会った筆マメなMさんから、旅行後たくさんの写真と手紙、メールをもらいました。せっかくの情報、公開しなくちゃもったいない?!というわけで、船旅の様子を中心に、感謝の意を込めこの場で紹介します。





14 / JAN / 2003 *TUE*



福岡から那覇経由で南大東へ。空港到着時、民宿金城のおばぁ、常さんの姿が見当たらず、電話してみるとあっさり「あら忘れてました」・・・。あとで常さんに突っ込んだところ、「ちゃんと書いてはいたサ(笑)」。
夕方、私とSさんと3人で塩屋海岸に夕日を見に行ったあとダイビングショップに挨拶に行き、‘喜作’で晩餐。さらにその後、伊佐商店に押しかけてコウモリを見に行く。





15 / JAN *WED*



無事ダイビングできましたが寒かったです・・・。
南大東滞在中は、夜はダイビングショップの方の家にお邪魔して、学校の先生方と一緒に飲んだりして結構楽しい思いをさせてもらいました。また行きたいなあ。





16 *THU* − 17 / JAN *FRI*



なぜか私が借りたMTBは貸してもらえなかったようで、ママチャリで島を散策。
結構辛かったです。お尻が痛くなりました。天気も良かったので日焼けもしたし。





18 / JAN *SAT*



朝、カゴごとクレーンで吊られて船「だいとう」に乗り込み北大東へ。

カゴの底には‘ようこそ南大島へ’の文字
北大東で下船の際も当然カゴ乗車
北大東に降りる時に牢の中から撮った写真
牢から見える景色です
これで高さを想像して下さい


写真からすると江崎港のよう
牢屋に入ってるみたいな写真は
もう降りている時なのでこれでも低いです
遊園地気分で楽しかったですが
結構高いので高所恐怖症には辛いかも
私はまた吊られたい(笑)
あっという間なので
吊られている間はこの2枚しか撮れませんでした

実は他の人はこの時、すでに先に島に降りています。私は1回目で乗りきれず、2回目に1人で乗りました。フフ、1人占め
笑)。嬉しかった☆ 南から船に乗るときも私1人でしたけど・・・ちなみに、見比べてみると南のカゴと北のは違いますね。南のは網ですが、北のは牢です(笑)。北大東の牢には(文字が)書いてあったかなあ? 覚えてません。

女1人にはちょっとすすめられない某民宿、N荘に1人で泊まっちゃいましたが(笑)・・・確かに女の客は私1人でした。他は工事関係者ばかり、1人旅行者のおじさんがいたようでしたが。
(N荘さんごめんなさい、でも全く問題なかったみたいですね。)宿の‘行動予定表’と書かれたホワイトボードに‘1号室○○様△名’といった具合に細かく書いてあり、私も‘10号室◇◇様1名’とちゃんと書かれていました。

北大東の観光もレンタサイクルでしたが、N荘のは誰も借りないのか、「自転車借りたいんですけど・・・」と言うと、使える自転車を探しているようでした。ほとんどはパンクしていたりと使えないようで
(まだハマユウ荘の方がちとましか?)、やっと1台出てきたMTBもこぐと変な音がして、ブレーキもすごい音がする怖いものでした。民宿のマスター曰く、他のママチャリは「修理してると明日になる」。なので、北大東は非常に広く感じました。本当は真黒岬まで行きたかったのに途中で挫折し、翌日、民宿のマスターに港に送ってもらう前に車で案内してもらいました。

北港、私が行った時は釣り客がたくさんいて
クジラも見られました
300mmレンズをいっぱい伸ばしてこんな感じ
でも嬉しかった
感動しました!!
西港をウロウロしていると
ウェットスーツを着たおじさんがいたので
「おお、海人だぁ〜」と思って見ていると
おじさんはタコを手に上がってきて
クーラーボックスに入れて帰っていきました
大東の海をこんな軽装備で潜ってきたのか?!
こ、こわっ!!

いやはや、たくましい

うふあがりクッキーは私も買いました。うっちん、よもぎの他‘じゃがいも’(私が行った時にはなかった!)も買いました。美味しかったですよ。マカダミアナッツみたいな豆入り?で。じゃがいもパンなるものも食べたかったんですが、見かけませんでした。





19 / JAN *SUN*



再び「だいとう」で、那覇まで船内泊。
フェリーに乗る荷物もなく、乗客は私1人だけだったので、フェリーは私の為だけに北大東の港につけるようなことはせず、少し沖の方で待っていました。私はボートごとクレーンで吊られ、先で待つフェリーにボートで向かい、揺れる海上でフェリーに乗り移るという経験ができました。私の道楽の為にクレーンが来てボートが運ばれてきて、荒れる海をボートで進ませてしまい、北大東島の港湾業務の方々に何だか申し訳ない気がしました。

これは私をフェリー「だいとう」まで送り届けた
港湾業務課の人の乗ったボートが
クレーンで再び吊り上げられ、島に上がっている写真
フェリーからかなり望遠で撮ったので
ボケた写真ですみません
このように私もボートごと吊られたわけです
ちなみに南大東でダイビングをした時も
ボートに乗ったままクレーンで吊り上げられて海に下りました
港に上がる時も同じ

大東ではダイビングするのも一大騒動(?)なんですねぇ。

船から見た北大東島

フェリー内部は2段ベッドが手前と奥に4つずつ、通路を挟んで左右にあり、8ベッド1部屋(?)、ドアがあるわけではないので部屋とは言わないでしょうが。毛布が1枚置いてあり、ラウンジにはTVがありました。

でもフェリー内はほんとに何もなくて、あるのは自販機だけ
100円だったから珍しくて写真撮りました

乗る時は食べ物を持ち込む必要ありですが
海が荒れたら食べられないかも

私は北大東→那覇で17時間かかりましたが、この時間は日によって違うようです。私が乗った時は、北大東を出たのが14時すぎと結構早かったんですが、どんなに早く島を出ても那覇港には7:30前には入れないので、時間調整するらしいです。ゆっくり航行したのかな? 海が穏やかならそうキツくないのかもしれませんが、私が乗船した時は結構荒れていたし、時間は長いし、船内に何もないし、次も乗れと言われたら悩むな(笑)。







こうしてMさんは大東旅を終え、その後八重山の黒島に渡ってさらに数日、沖縄の離島を満喫されたようです。
金城のおばぁもいい感じでしたが、黒島のみやき荘のおばぁもお喋り好きな、いかにも沖縄のおばぁといったいい人でした。


最後にひとつ。
N荘のマスターが「あまり島を紹介してほしくない」と言われていたそう。観光客の中に、大東島に生えている珍しい植物を「そんなに珍しいものなら」と取って持ち帰ったりする人がいるんだそうです。私が出会った島の方々は、皆さんもっと観光客に来てほしいとのことでしたが、やはりそういった心ない観光客もいるもの、必ずしも良く思っている人たちばかりではないんですね。
旅好きとしては、そういう話を聞くとちょっと哀しい気分になるもの。旅する時、島のみならず国内外問わず、マナーは守って、その地の人に嫌がられる旅行者にならないようにしたいと、改めて考えさせられました。



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