朝、アパートの部屋から海が見えるのに感動!!
すぐ近くの旅行会社で、本日11時の火山島・ホットスプリングス(温泉)をまわる3時間クルーズを予約する。1人4000Drs(1300円)、11時10分前までにオールド・ポートに行くよう言われる。ついでにオリンピック航空のオフィスでキャンセル待ちの状況を聞く。明日のミコノス行きは当初35人と言われたキャンセル待ちが、我々も含めて4人にまで減っており、取れる可能性は高くなってきている。取れたらすぐ連絡しろと、アパート名と電話番号を告げておく。フィラ・タウンは迷路のような狭い路地と階段だらけで車は奥まで入れないため、ロバに荷物を乗せ運ばせる商人が行き来する。ロバの糞が至る所に転がっている。
スーパーでクロワッサン、ヨーグルト、レーズンとくるみのパン、ビスケット、ジュースなどを買い、アパートで食べる。
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サントリーニは
火山活動による隆起でできた島
そしてフィラはその断崖絶壁
300mの上にできた町 |
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オールド・ポートは断崖絶壁の下にあり、フィラ・タウンからはケーブルカーに乗るか自分の足で600段の階段を降りるか、もしくはロバに乗って降りる。
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アパートからケーブルカー乗り場に行く途中
さっそく、夢に思い描いていた風景が展開する
雑誌の写真を見て
「ギリシャにこんなところがあるのか!!」
と引き込まれたあの風景が目の前に!!
思わず息をのむ
向こうに見えるのはネア・カメニという火山島 |
白壁のかわいらしい建物と
雲ひとつなくどこまでも青い空
そして群青のエーゲ海
のコントラストに感激 |
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2人ともすごい勢いで写真を撮る
鳥肌が立つほどの迫力と
美しさといったら!!! |
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ミステリアスなアトランティス伝説が
今も囁かれるサントリーニ
自然によって創られた
圧倒的風景とスケール
それに人間によって作られた
白い町の調和がすんばらしい!
どちらが欠けても絶対にダメ! |
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ケーブルカー乗り場周辺では、数日間のクルーズでエーゲ海の島をまわっていると思われるフランス人の老夫婦団体客がはしゃいでいる。土産物屋では“Vous avez・・・” “Qu’est−ce que c’est?”とフランス語が飛び交う。
ケーブルカーは片道1000Drs(330円)
約3分
オールド・ポートに降りると
その周辺にも旅行会社や土産物屋が数軒あり
ここから出航する
様々なクルーズに参加する観光客で賑わっている |
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11:10 クルーズ船出航。近づくネア・カメニ(火山島)よりも、下から見上げるサントリーニの崖と、その上に細長く帯状に並ぶ白い家々の迫力に船上写真撮影バトルが繰り広げられる。20分ほどでネア・カメニに着岸。
自由時間1時間半の間に、火山島山頂まで片道30〜40分のトレッキング。最近では1960年代に噴火したらしい。
ひたすら上り坂で
火口以外に
何があるというわけでもなく
ゴロゴロした黒い火山岩を
よじ登らなければならない所もあり
陽射しもキツくて
かなりくたびれる |
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ひとやま越えて、まだはるか向こうまで遊歩道が続いているのを見た後ろの外国人は
「オー・マイ・ガッ・・・」
HMちゃんをはじめ半分以上の人が途中で挫折していた模様。
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でも
ここから見るサントリーニと
フィラ・タウン、そしてイア・タウンは
言葉にならないほどの美しさでした |
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ネア・カメニを出ると20分ほど船は走り、今度はパレア・カメニという小さい火山島に停舶。
ここには港はなく
船は温泉の沖50mほどのところに停まり
乗客が船から海にダイブ!
して温泉まで泳いで行く
が、温泉にたどり着くまでの海が
冷たいのなんの! |
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15分ほどですぐ「(船に)戻れ〜!」という合図があり、また皆せっせと泳いで船に戻る。ところが、船に上がるはしごがひとつしかないため、船周辺で順番を犬掻き状態で待たされる。中年・女・溺れそうな人(?)等は自然に譲り合い優先上船させるが、私は最後の方に追いやられ、せっかく温まった体がすっかり冷えた上にエネルギーもかなり消費。
ニュー・ポートに寄り、14:10 オールド・ポートに戻る。船を降りるとロバを連れたオヤジが、
「ロバ、ロバ」
と客引きしている。ロバに乗るのも楽しそうではあるが、船が結構揺れたお陰で(あと5分乗っていたら酔っていたかも)少し気持ち悪い私はまたケーブルカーを利用する。
遅い昼食はケーブルカーを降りてすぐ目についた‘中華大飯店’。中華で脂っこいギリシャ料理の脂を落とす。
◆ LUNCH ◆
広東風炒飯 ★★★★
スペアリブ ★★
鶏肉入りビーフン ★★★
ハーブティー
2人で7900Drs(2500円) |
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時間が時間だけに客は我々だけ、店の隅ではおじさんが壁を塗りなおしていたりする。店員のおばちゃんは香港人のようで、店内にはテレサ・テンの曲が流れている。3品とも味はよく、お茶にもほっとする。世界各国どこに行けど華僑の作る中華はハズレがないことを再確認。
フィラには宝石店が多い。以前からインテリアとして部屋に置く地球儀が欲しいと思っていた私、各宝石店にズラリと並ぶ地球儀に一目惚れしてしまう。どうやらこの地球儀、石と宝石で作られているよう。大きさは様々、外からじっと眺めているとオヤジがさっそく電卓を持って出てくる。40pくらいのもので18万Drs(6万円)・・・高い! 諦める。
アパートに戻りシャワーで海水を洗い流してひと休み。このアパートでひとつ不満なのはシャワーの勢いがなさすぎること。目が詰まってるのか水圧が足りないのか(崖の上だから仕方ないのかなぁ??)、ジョボジョボと力なく流れ落ちるだけ。しかも、全くといっていいほど湯が出ない!! (幸いこの時期ホットシャワーの必要はないけど・・・。)
結局航空会社からの電話はなく、夕方7時頃、朝行った旅行会社に再び押しかけて明日のミコノスへの高速艇を予約する。やはりシロス島乗り換え。サントリーニ→シロスが8700Drs(2800円)、シロス→ミコノスが3100Drs(1000円)。ついでにミコノスのホテルも予約しようとすると、窓口の姉ちゃんは、
「ホテル予約はあっちでね。」
と窓口奥にいるオヤジの方を指す。このオヤジがなんともガンコで、たった1軒のホテル予約ごときでなんとその後1時間にわたってカウンターでの奮闘劇が繰り広げられたのである!!
ミコノスのホテルを予約したい由を告げると、奴は分厚い冊子をドンと広げてパラパラめくり、
「ミコノス・タウンのホテルは満室だよ、このホテルはメガリ・アモスって地区にあるんだがすごくいい。プール付きで1泊33000Drs(11000円)さ」。
「メガリ・アモスってどこ??」
奴は別の地図を広げて説明するが、見るとミコノス・タウンから結構離れている。
「えーっと、これには“車で10分”って書いてあるな。」
「遠いじゃん! タウンやポートに近い方がいいの!」
「だからタウンのホテルは満室なんだよ。」
「満室ったってホテルは他にもたくさんあるでしょ?!」
オヤジはその1軒だけを強力に薦め、他のホテルについては全くふれないし探そうともしない。そのホテルだとコミッションが多くもらえるのか、よほど仲がいいのか?・・・オヤジの腹の中を探るべく我々も負けじと、
「タウンから離れてるくせに高い!」
「夜着くんだから港から近くなきゃ困る!」
「プールなんかいらねぇ!」
「港までの送迎は無料にしろ!」
とごねる。それでもオヤジは譲らず、我々はもう半分ケンカごし。ちゃぶ台があったらひっくり返したい気分で何度も席を立とうとするが、そのたびに、
「おい、ちょっと待て!!」
と止められる。そうこうしているうちにいつの間にか33000Drsが28000Drsに下がり、港への送迎は別途4000Drs(1300円)と言っていたのが、
「送迎込みで1泊29000Drs(9500円)でどうだ?」
ってことになる。さすがに疲れ、これ以上オヤジとやりあうのも嫌気がさし、渋々OKして明日のミコノス到着の時刻と名前を告げる。我々の負け! 2人分の高速艇とホテル2泊分、計82000Drs(27000円)をカードで支払ってオフィスを出る。やれやれ。
8時すぎ、バスターミナルに行くとちょうどイア・タウンに行くバスが出るところ。イアはエーゲ海の中でも美しい夕日が見られることで有名な町。乗ると若い男の子(10代?)が1人300Drs(100円)を集めにくる。ところがこのバス、異常にノロい!! 自転車の方が絶対速い。全ての車に追い越され、5kmほどの距離を30分かかる。我が腕時計(トレッキング用モデルなので、緯度経度を入力しておくと日出・日没の計算をしてくれるんです)によると本日のアテネの日没は20:45。実際には、ここサントリーニはそれより少し早く20:35でギリギリ! バスを降りるとHMちゃんは、
「オヤジとやりあってる間にこんな時間になってもた!」
と叫びながら岬の先端に向かって走っていく。
なんとか日没には間に合ったが
2人とも息ゼーゼーでロマンチック感ゼロ・・・ |
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イア・タウンはフィラとは
また少し雰囲気が違い
アトリエやハンドメイドの
アクセサリーや食器などを売る
アーティスティックな店が多い |
猫が多いけれど
このダルメシアン君はナイス・ショットでしょ? |
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迷路のような小道、レストランを物色しながら歩く。昼間、HMちゃんは手帳を見ながら、
「あたしら、メテオラ以降レストランで食べてへんやん?! このままじゃあかん!」
某雑誌に載っていた‘θAΛAMI’(英名‘THALAMI’)という店を発見、“お菓子屋さんも出しているマリアさんの手作りデザート、ブドウのジャムは傑作!”というコメントに迷わず入る。サントリーニではホテルと同じくシービューレストランは概して高く、中でも海に面したテラス席はエキストラ・チャージを取るところも。
| ◆ DINNER ◆ |
ザジーキ
サガナキ
ボイルド・シュリンプ
ギリシャ風ミートボール
+トマトソース |
自家製赤ワイン
トニックウォーター
ヨーグルト+ブドウジャム |
パン付き2人で1万Drs(3300円)
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ザジーキ ★★★
キュウリやオリーブオイルが入ったヨーグルトのピュレ
パンに塗って食べる
初めて食べる味、とにかくさっぱりで甘くも酸っぱくもない
全くわからない写真で申し訳ありません・・・ |
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サガナキ(Saganaki) ★★★★
フェタチーズを揚げたもの
レモンを絞って
フェタのしょっぱさが消えて食べやすく
チーズのとろけ具合が絶妙で完食
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ボイルド・シュリンプ ★★★★★
海老を単に茹でて
オリーブオイルをかけただけだが
美味い!!
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ギリシャ風ミートボール(スズカーキャ)
トマトソースかけ ★★
ポテト付き
ポテトは油がよく切れてませんでした・・・
ミートボールも
ギリシャ料理の代表的なものらしいが
特記するほど美味しくはなし
加えてトマトソースは缶詰そのまま、といった感 |
ヨーグルト
(Yogurt with sweet grape)
★★★★★
濃厚!!
ソースは噂のママ手作り |
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10時半頃、食事を終えてバス停に行くとフィラへの最終は9:50でとっくに行ってしまっている。にも関わらず50人くらいが広場で待っている。この人数が皆タクシーで帰るとしたらそれも大変! タクシーがこれまた1台も姿を見せないのだ。そうこうしているうちに10分程でなんとバスが登場!! 臨時便のようでフィラから乗ったバスよりうんときれいだが、50人が一斉に乗り込んでスシ詰め、当然座れない。30分、超満員のバスに揺られて到着時の車掌の一声、
「カリフォルニア・シティー!」
乗客から笑いと拍手が起こる。さすがに車掌も車内を移動できず、降車時に300Drsを徴収。
サントリーニの絶景とフィラとイアの2つの町、火山島トレッキングに温泉と夕日、そして美味しい食事を満喫した1日。
しかし、私は昼間宝石店で見た地球儀が欲しくて仕方なくなり、眠りにつきながら買うかどうか悩むのでありました。
Continue...
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