MYKONOS 10 / JUN *SUN*



静かで快適な部屋で熟睡でき、気持ちよく目覚める。爽快!
バイキングの朝食もこの旅いちばんの充実ぶり。パンやハム、卵料理は数種類、チーズ、シリアル、フルーツ、ヨーグルトetc。

ミコノスタウンへと海沿いの1本道を歩き、タウンの路地に入って最初に見つけた旅行会社で明日のピレウス(アテネの港)への航路を訊ねる。おじさんひとりでやっている小さなオフィス。明日、ここミコノスでHMちゃんと別れ、私はひとり日本への帰路につく。ピレウスへの高速艇は11時と20時の2便、所要時間3時間半で10500Drs(3200円)。フェリーはその約半額で5500Drs(1700円)だが、15時の1本だけしかない上、6時間もかかる。が、夜の高速艇で帰っているとアテネ到着は真夜中になるのでフェリーで帰ることに。さらに、明日のアテネのホテルを予約。手配可能なプラカのホテルのうち一番安い23000Drsのところをあたってくれるが満室、次に電話をかけてくれたところは1泊シングル3万Drs(9100円)とこれまで泊まってきたところに比べると格段に高いが予約は可能。で、フェリー代とホテル代計35500Drsを現金で支払いバウチャーをもらう。
一方、トルコに渡るべくここから東に向かうHMちゃんは国境の島、サモス島というところヘ行くフェリーのチケットを購入。彼女の予定は以下。
 
ミコノス 23:00 ―(船内泊)→ サモス島 翌朝6:00
 サモス島 8:00 → エフェソス(トルコ) 10:00

全てフェリーで船内の宿泊はキャビン(デッキもあるよと言われてた)、計2万Drs(6000円)、
なんて安いんでしょう! 国際航路ゆえパスポートを確認されている。思えば私は航路での国境越えをしたことがなく、少しうらやましい。

手書きの‘洗濯屋’が気になる
有名なミコノス島の中でもきっと一番有名なレストラン
‘タベルナ・ニコス’前で
これまた島の有名人で人気者
ペリカンのペトロにお目にかかれるが
彼もまだ悠然と昼寝を決め込んでおられました
ミコノスタウンは白い迷路

タウンの朝は遅く
10時でもまだ閑散としている

海に突き出たタウン先端の埠頭からデロス島行きのボートが出る。ミコノスの20km沖に浮かぶデロス島は小さな無人島だが、紀元前の遺跡があってこれまた世界遺産になっている。ミコノスから30分ほどで行けて1日8往復あるが、帰りの最終便はデロス島を3時に出るので、朝早めに行きましょう。

我々は10:20の便で行く。デッキに座っているとベルギー人のおじさん(夫婦で旅行中)に話しかけられ、少し話をしているうちにもうデロス島到着。

遺跡はだだっ広く
クレタのクノッソス同様
日陰というものが全くない

標高113mの小高い山の上にまで崩れた柱や石の壁が続いていて、もっと朝早い便で来ている観光客がかなり大勢頂上まで登っているが、相変わらず強烈な太陽の下、我々にはとても山の上まで登る根性はない。ガイドブックを開いてもわかんねー!!って感じの名前だらけで読む気がしない。

“コンペティアリストのアゴラ”
“ディアドゥメドスの家”

“アンティゴナスの柱廊”
・・・
ギリシャ神話勉強してくれば
少しは興味が持てたのかなぁ???
アポロンの神殿やら
ポセイドンどうこうくらいなら
聞いたことあるけれど
遺跡の中に博物館もあるが
展示されているものはもちろん彫刻ばかりで
しかも頭のないものがほとんど
遺跡もさほど面白くないが
博物館はもっと面白くない
そして、外はとにかく
暑い・・・

12:20のボートでミコノスに戻り、その足でタウンの南端‘リトルイタリー’のイタリアンレストランに行く。ところが、注文しようとすると「それはできない」「それもできない」とできないものだらけ。店を変えてみても同じで、ほとんどのメニューが夕方6時からしかできないと言う。で、結局タベルナ・ニコスに舞い戻る。こちらも昼は店内、ガラ空き。

◆ LUNCH ◆
アーティチョーク
ラム肉のマカロニ添え
チキンスープ

ミネラルウォーター

パン付き
2人で4900Drs(1500円)

アーティチョーク
 ×× (手前左)
食べたことないからと注文してみたが、アーティチョーク自体は味が全くない
ボイルされた上にたっぷりかけられているホワイトソースがしょっぱくて、あまり食べられない
今回の旅終盤にして初の
ブー!

チキンスープ
 ★★★ (奥右)   ノーマルで美味しいが少ししょっぱい

子羊のマカロニ添え(Lamb with pasta) ★★★

撮影し忘れ。でもラムはとても軟らかくジューシーでやや臭みはあるものの充分食べられました
ただし付合せのマカロニが
恐ろしく大量でとても食べきれず


食後、白い迷路を散策。狭い路地内にはガーデン・レストランが多く、ブーゲンビリア等鮮やかな色の花が白壁に映える。

海沿いに7基の風車が並ぶ
カト・ミリの丘

昔は粉引き風車として使われていたらしいが
現在はミコノスのシンボルとなっているのみ
可愛らしい

3時頃ホテルに戻り、裏のビーチで泳ぐ・・・も海は冷たすぎ! 実際水の中に入っているのは子供だけで、大人はもっぱら浜に寝そべって焼いているのみ。本当に気をつけていないとすぐ火傷しそうなほどの日差しだが、泳ぐのはまだ厳しい。で、プールに行ってみると(もちろん海水)水深3m以上。ちょっと遊ぶというわけにはいかない深さだけど、誰もいない貸切状態に嬉しくなってひたすら飛び込む!!

海とプールで遊んだら強烈な睡魔に襲われて昼寝。10日間の旅の疲れか日焼けのだるさか、毎日しっかり眠っているにも関わらず爆睡。そしてなんと
地震で目が覚める!(けっこう揺れました、震度3くらいはあったような。) 寝ても寝ても眠いという私にHMちゃんは、
「もう帰り時ってことよ」。
半年以上前に仕事をやめ、冬の間岩手のペンションで居候ヘルパーしていたHMちゃんは毎日が旅みたいなもんだが、私は2週間もの旅は社会人になってはじめて。学生時代は2ヶ月くらい平気で旅を続けられたのに、歳をとったってことかなぁ? それに2週間も休暇をもらうとなると仕事のアポ調整がなかなか大変で、院長をはじめスタッフにも、そして何より思った以上に担当の患者さんに迷惑をかけてしまうことに申し訳ないなぁと、珍しくしおらしいことを思ったりしながら日本を出てきたんであります。いったん日本を離れてしまうとそんなことはすっかり忘れちゃってたけど。

夕方
タウンが一望できる
アノ・ミリの丘へ

ギリシャ最後の晩餐は慎重に選択して某雑誌にも載っていた海沿いのレストラン、‘SUN SET’。入り江の海際にカフェやレストランのテラス席がひしめき合う‘リトル・ベネツィア’と呼ばれるアレフカンドラ街で、名の通り、食事しながら水平線に沈む夕日が見られる。

こんな構図あり?!ってくらい
抜群にロマンチックなロケーション
背景にカト・ミリの風車も

‘SUN SET’は数席しかないがすぐわかり、波打ち際から2番目の席につく。(ここで注意!最も波打ち際の席は時々波飛沫がかかります!!) メニューは当然シーフードが中心。ロブスター、イカ、タコ、ムール貝などの盛り合わせは2人用で23000Drs(7000円)といったところ、ロブスターは1kg4万Drs(12000円)程度。敷きつめられた氷の上に並ぶ魚介を自ら選び、調理法を指定することもできる。我々も最後の晩餐らしくロブスターを食べることに。

◆ DINNER ◆
ロブスタースパゲッティ2人用
ドルマダキア
グラスワイン(赤)
トニックウォーター
     パン付き、2人でチップ込み24000Drs(8000円)

ロブスタースパゲッティ ★★★★★
文句無しの5つ★!!
今回のギリシャ旅いちばん!!!
トマトソースがベースだが
ロブスターのエキスがしっかり染みこんでて
パスタの茹で具合も悪くなく
だ〜いカンゲキ、涙モノ
明日また食べたい!
これを食べにまた来年きたい!!と思わせた
最後の晩餐にふさわしい一品

ロブスターを食べたいけれど
重さや大きさを指定するのが面倒
または値段が不安な時にはぜひこちらを!



ドルマダキア
(Rice with wine leaves) ★★
ご飯をブドウの葉で包んで煮た
ギリシャ料理
レモンを絞って
リゾット風
初めて食べる味だが
美味しくも不味くもなし
ブドウの葉は
思ったほど香りがありませんでした


20:36 日没。風車のそばでは大勢の観光客・カメラマンが長い望遠レンズを伸ばし、レストラン内の客もみんな箸を休めて水平線に沈みゆく太陽に目を細める。隣のカップルは大きなロブスターを食べ、高そうなワインをボトルで注文し、61000Drs(19000円)払って店を出て行った。

‘タベルナ・ニコス’も
夜は御覧の通り大繁盛
朝はまだ眠っていたペトロも夜は元気そう

私が近づくと羽根をバタバタやって喜んでいた(?)が
鳥全般が嫌いなHMちゃんは
その様子を写真に撮るのすらイヤがる

ミコノスはゲイのカップルが多い。特に夜、街をフラフラしているとやたら目につく。普通のカップルより多いんじゃないかと思うほど。日中も、レンタバイクに2人乗りしているゲイをよく見かけた。そして気づいたことだが、カップルのうちの1人は必ずと言っていいほどスキンヘッド。島の南側にたくさんのビーチがあるミコノス、なかでもパラダイス・ビーチとスーパー・パラダイス・ビーチの2つはヌーディスト・ビーチでゲイ天国。

明日フェリーでアテネに戻る。HMちゃんはトルコへと旅立つ。私は15時、彼女は23時のフェリーだが、私に合わせて昼過ぎ、彼女も一緒に港に行くと言う。
無計画・予約なし・予習なしで来たにしては充実した今回の旅、全く思い残すことはなく
大満足。荷物をまとめながら、確かに私はそろそろ帰り時かもな・・・と思いはじめていました。

                                     Continue...


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