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EIJING 北京
17 /AUG / 2002 *SAT*
6時半起きですぐ朝食をとる。あまり食欲ないと思いつつ、お粥、焼売、肉まん、トマト、きゅうりの酢の物、もやし炒め、ゆで卵等。同じ円卓にやってきた中国人は山盛りの焼きソバをすごい勢いでかき込み、やはり残してあっという間に去って行った。
ホテルから歩くこと30分。
北京は他の都市より蒸し暑い。
天安門広場の毛沢東記念堂
ガイドブックでは8時半開場となっていたが、夏は8時から開いているようだ。毛沢東記念堂見学に関する注意事項のアナウンスが、広場中に聞こえる大音量で、中国語と英語交互に延々繰り返される。天安門広場にはすでに長蛇の列ができていて1時間ほど並ぶことになるが、常に前進するのでさほど苦痛ではない。が、広場をぐるりと回ってまだずっと先まで列がつながっているのが見えた時、周辺の中国人が騒いでいた。ガイドブックに‘見学の際、荷物とカメラは全て預けなければならない’とあったので、ジーンズのポケットにパスポートとお金とホテルのカードキーだけを突っ込んで出てきたのだが、これが
大正解
。バッグを持っている観光客は、並んでいる途中に怖い顔の工作員に、何だかわからない中国語を浴びせられながら
すごい剣幕
で列から引きずり出されていた。
コワっ!!!
ガイドブックには‘入場時、IDが必要’と書かれていたが、結局IDのチェックはなし。入口前には献花用の花束が2元(30円)で売られており、かなり大勢買っている。さらに階段を上がったところにパンフレット売りがいて、1元なので買っておく。
いよいよ堂内、花束を買った者は1つ目の部屋の像の前に献花する。そして2つ目の部屋、ガラスの向こうの透明な棺に毛沢東の遺体が安置されている。首から下は紺色の布で覆われており、顔だけがライトに照らし出されているが、ロウ人形みたい
で、
本物???
って感じ。堂内で立ち止まることは許されないので、ほんの30秒ほど眺めたらもう出口。毛沢東記念グッズがたくさん売られている。
一度ホテルに戻り、天壇公園横の自然史博物館を見学。自然史博物館といえば、欧米のそれは恐竜の化石やら動物の骨や剥製、鉱石等を
これでもか!!
ってほど並べているが、ここ北京のが変わっているのは本物の人間の標本があるところ。これが、数はそれほど多くないがかなり
グロテスク
で、医療に携わる者からするとさほどびっくりするものではないが、そういうものを見たことのない人だときっと具合悪くなってしまうんじゃないかというすごさ。癌に侵されて摘出された臓器だけならまだしも、本物の人間の頭部の矢状断(左右真っ二つに切断したもの)の断面やら、皮膚と脂肪を削ぎ落とし、筋肉と骨だけにした全身の立像標本(顔をビニールで隠しているのが余計に
怖い
)、奇形胎児に普通の胎児(1ヶ月ごとに成長を追っている)etc・・・のホルマリン漬け。奇形胎児は脳がなかったり下半身がつながってたり、強烈だったのは‘独眼’(眼が顔の真ん中にひとつしかない)!! 「あ〜、やったなぁ・・・辛かったなぁ・・・」と学生時代の解剖実習を思い出してしまう。
天壇公園は
世界遺産にも指定されている北京の観光名所だが
これといって面白くなく
入場料が35元(500円)もする上
やたら広いだけで疲れる
それでも一通り観光したら1時
歩き通しでさすがに疲れ
公園の西門を出てすぐのところの食堂
せいろに入った蒸したて餃子にひかれて
のれんをくぐる
餃子10個で3元(45円)
バカうま!!
相席の男はものすごく辛そうな麺?(
スープが真っ黒
で何が入っているのかわからない)と、きゅうりのサラダのようなものを食べているのだが、そのサラダにはパクチーが
たっぷり
入っていて、やはり油断するとパクチー入りの料理に当たることを肝に銘じておく。彼はご飯を2杯おかわりし、ビールを飲み、すさまじい早さで食い散らかして店を出て行った(周りにたくさんこぼしていて汚い・・・)。犬みたいな食べ方。そして店を出たところには“体重測り屋”がいたりする(道にヘルスメーターを置いてるだけ)。
“琉璃廠”(リゥリーチャン)という骨董街
茶店、文具屋、印鑑屋
掛け軸屋、本屋等
中にはガラクタを置いている
としか思えない店もあるが
わりとこぎれいな店
ディスプレイの面白い店が多く
歩くだけで楽しい
琉璃廠はほんの1kmほどで、そのまま東へ歩くと‘胡同’と呼ばれる古い家並みが残る地区に入る。明・清代に作られた家並みの間には車の入れない細い迷路のような路地が張り巡らされ、正直、きれいではないが、庶民の生活が垣間見られて面白い。こういう古い家は冷房がないからか、上半身裸の男が多い。が、でっぷり腹が出てたりするからあまり見たくない。
‘王府井’(ワンフージン)は北京の銀座
巨大なデパートや有名レストランの並ぶ
歩行者天国
吉野家まである
土曜なのでもうめちゃくちゃ人が多い
北京市内に何店舗もある茶館‘天福名茶’
でウーロン茶とプアール茶を購入
どちらも100g75元ほど(1100円)
結構いい値段
100g300元(4500円)なんていう
高級茶葉もある
そういえばこの旅で、扉のないトイレには結局お目にかからなかった(鍵が壊れて閉まらないところは多々)。しかし、デパート内のトイレで、扉が壊れて完全に外されているところがひとつあり、それほど混んでいるわけではないので他が空くのを待てばよいものを、地元人は次々とその扉無しのところで用を足していたのには「さすが!!」と言いたくなった。
玉府井に、屋台がズラリと並ぶ一角がある
肉まん、餃子、焼きソバ、羊肉の串焼き、麺
果物、ゼリー、椰子の実のジュースetc.
各店呼び込みが激しい
串焼きを買って食べている人が多いが、羊はやはりニオイがキツイ。麺屋の中にはパクチーの臭いを撒き散らしているところもあり、店の種類が多いので見ているぶんには面白いが、お腹こわしそうな気もして、実際買って食べる気にはなれない。
他、デパート内を散策するもお茶以外に購買意欲をかきたてられるものはなく退散。
玉府井から120番のバスが‘前門大街’に行く。バス停に“一律一元”と書いてあり、ちょうどそこに120番のバスがやってきたので飛び乗る。乗るとすぐ車掌が1元を徴収に来る。前門大街付近で軽く夕食にしようと様々な店を覗き混み具合とメニューを伺うも、これといって決定的な店がなく、しっかり食事するほどの元気もなく、ホテルまで戻ってきてしまう。
今日1日で軽く10km、時間にして9時間は歩きました。ミネラルウォーター1リットル消費。
そして、ここまでに書いた日記はA5ノートになんと
40ページ!!
出したハガキ20通以上、ボールペンのインクも5cm消費。(すごいでしょ?!)
C
ontinue...
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