今日からお盆休みに入る企業も多いはず、そして土曜。午後の関空、かなりの混雑を覚悟して早めに来たが、予想に反して人はまばら。航空券と、中国ビザ取得のため旅行社に預けていたパスポートを受け取り、自らチェックイン。出国審査場もがらんとしていて、係員は3人しかいない。昨年から空港使用料は航空券代に組み込まれ、常々書くだけムダだと思っていた“日本人出入国カード”の記入もいつの間にか必要なくなっており、煩わしいことが一切なくなったお陰でスピーディーに出国。南ウィングへ行くウィングシャトルは私と中国人のおばさん2人きりで、さっそく話しかけられる。日本人の父、中国人の母を持つという彼女、私と同じ便で大連に帰るらしい。
15:15 中国国際航空152便、大連経由北京行き出発。
座席は非常口前の通路側。前が広いのはいいが、人が通るので落ちつかない。足を伸ばしていると蹴られそう。隣はイケてない太めのカップル、特に彼氏の方がやたら大きな咳払いをするのが気になってしゃあない。私ならまずこの咳払いで彼氏候補却下。彼らの持ってたパンフレットを盗み見すると、阪急交通社の「北京・蘇州・上海5日間」のツアー。
中国入国カードを記入し、水平飛行に入ったら機内食。サンドイッチ、かっぱ巻、果物、バナナのマドレーヌ、ジャスミン茶。お茶は「冷たいの!」と言ったのに、思いっきり熱いのがくる。
機内は寒い。2日前にユニクロで買った1280円のカーディガンが重宝する。みんな半袖で寒くないの??
たった2時間で大連着。時差−1時間。
空港から見える町の建物は全てマンションのような集合住宅で壁はレンガ色、屋根は青や黄・グレー、窓枠は白、といった具合にカラフルでメルヘンチック、欧風チック。オランダやスウェーデン(は行ったことありませんが・・・)のよう。
関空でチェックイン時には「北京で入国」と言われたが、全員飛行機から降ろされてここで入国。大連で降りる人はほとんどおらず、約1時間、ゲート前の待合室で待機。免税店には掛け軸、刺繍絵、壷などの置物が並んでいるが、中国に来た実感全くなし。
17:30 再び機内へ。北京まで1時間のフライト。うとうとしているところにチキンバーガーが配られる。チキンが硬く、歯並びの矯正をしている私は噛むのに苦労する。食べるのに隣のカップルの3倍近い時間がかかる。
19:10 北京着。
到着ロビーの自動両替機に駆け寄ると『ただいまこの機械はサービスを行っておりません』(←日本語)となっていた。トランクを持って外に出ると、ちょっと太めの女の人が私の名を書いたカードを掲げて待ち構えていた。彼女の名は顧(こう)さん、中国でも変わった苗字だそうだ。明るくてめちゃ元気。筑波大に1年留学していたという彼女、日本語はもちろんペラペラで、図書館で日本の週刊誌を読んでいるというだけあって時事問題にも詳しい。しかし空港で私を見て開口一番、
「ひとりぃ?!! すごいね〜!!!」
ドライバーのおじさんは張さん。フォルクスワーゲンのセダンでホテルへ向かう。左ハンドル、中国は右側通行。左側通行の国ってやっぱり少ないんですね。空港を出発したらすぐ高速道にのり、20分ほどで北京市内。道路はやたらめったら広くてまっすぐ、高速を降りても片側4〜5車線の道路。幅は50mから広いところでは100mあろうかというスケール! それに合わせるかのように道の両側のビル、マンション、デパート等もひとつひとつがとにかくでかい!!
天安門広場や人民大会堂は、週末と祝日の夜のみライトアップされるということで、ホテルまでの道中、天安門広場前を通ってくれる。顧さんが用意してくれていた1万円分の中国人民元と両替。レートは1万円=666元(1元=約15円)。
ホテルまでの車内で顧さんと話したこと・・・・
・顧さんは現在34歳、大学では経済を勉強して日系の商社に入り、旅行社にはこの5月に入ったばかり。
・今年は日中国交正常化30周年、9月20日からの1ヶ月は日本からの招待客、観光客等で北京市内のホテルは満杯。
・小澤征爾が来る(人民大会堂でコンサートをするらしい)が、もしかすると彼のガイドを担当するかもしれない(←凄いっ!!!)
・喜多郎も来る。
・先日はグレイが来た(9月にもまた来るらしい)。
・田中真紀子氏は中国人にも人気がある(やはり父親の実績ですね)。
・北京市民の月収は3000円〜25万円、貧富の差がありすぎる。
・巨大なデパート、ホテルは日中または欧中の合弁が多い。 ・・・・等々。
ホテルは日中合弁で作られた‘新北緯飯店’という大きなところ、団体バスが何台も停まっている。予定では朝食無しだったが、朝食券をくれる。
「明日は朝8時にロビー集合です。モーニングコールは何時に?」
「6時半」
ホテルには日本料理屋、薬膳料理屋、マッサージ、カラオケ、サウナ、ボーリング場まであり、私の部屋はツインルームで広く美しい。アメニティは全て揃っており、薄っぺらだが紙のスリッパも用意されている(スリッパはこの先のホテルでも必ずあったので、持参のスリッパは使われず)。TVでは日本のBSも見られ、中国のチャンネルに変えると『クイズ・ミリオネア』のパクりをやっていた(司会は女性だったが、スタジオのセットまでそっくり)!
9時過ぎ、もちろん真っ暗だがホテル周辺を散策。面(麺)屋、果物屋(果物は水果といいます)、洗浴(銭湯)、焼肉屋、カラオケ屋etc・・・しかし時間が遅いせいか店は活気がなく、街灯もあまりなくて暗い上、ひとつひとつの店が離れているので非常に淋しい。が、怖いとか治安が悪そうという感じはない。
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