節 分 草

The flowers of Winter



On February 22, 2005

丹波市青垣町




井上浩芳、和子
Kazuko & Hiro Inoue
 
セツブンソウ(節分草)は、文字どおり節分の時期に咲くからつけられたキンポウゲ科の花である。低・中山でも、雪解けを待ちきれずに咲き出す。
セリバオウレン(芹葉黄連フクジュソウ(福寿草)ミスミソウ(雪割草キクザキイチゲ(菊咲一華イチリンソウ(一輪草)ニリンソウ(二輪草)など、キンポウゲ科には早春に咲く花が多い。これらの花はどれも、落葉樹の下で生育していて、上空の樹に新芽が出て、葉っぱが茂るまでのわずかの間、早春の太陽を一杯浴び一年のサイクルを終えるのである。
さらに、春に咲くヤマシャクヤク(山芍薬)や、初夏に水面に顔を出して咲く梅花藻(バイカモ)、秋の花で濃紺が美しいトリカブトもキンポウゲ科である。
スイスアルプスの
HahnenfussTrollblume、ニュ−ジ−ランドのButtercup、高山植物のハクサンイチゲシナノキンバイミヤマキンバミヤマオダマキ、尾瀬を代表する花・リュウキンカもキンポウゲ科の花である。
また、栽培種のボタンやシャクヤク、アネモネ、ラナンキュラスもこの種の仲間であり、キンポウゲ科には、栽培種でも山野草でも、私たちを楽しませてくれる花が多い。
この種類は、昔はウマノアシガタ科と言われていた。葉っぱが馬の脚形に似ているからとの話である。根塊が鳥の脚形に似ていたのが鳥と馬とを間違ったとの珍説もあり、どちらも理解しにくい。欧米ではズバリ、アネモネ科と呼んでいる。こちらの方がなじみやすい。
黄色い花のキンポウゲ(金鳳花)は、どこの草むらや畦道にも生えているポピュラ−な植物で、花が咲いた後、コンペイトウ(金平糖)そっくりの種が出来る。
キンポウゲ科の花や葉・根には多かれ少なかれ、有毒物質が含まれていて、従って牧場でも食べられることなく残っている。
ただ、このセツブンソウは、自生しているところも少なく、絶滅危惧種である。

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