FX、仕組みの解明に挑戦
金融商品取引法に基づく合法のみ行為

 FXを規定している法律  金融商品取引法第二条22  この法律において「店頭デリバティブ取引」とは、金融商品市場及び外国金融商品市場によらないで行う次に掲げる取引をいう。
一  売買の当事者が将来の一定の時期において金融商品及びその対価の授受を約する売買であつて、当該売買の目的となつている金融商品の売戻し又は買戻しその他政令で定める行為をしたときは差金の授受によつて決済することができる取引 。
この法律によれば、FXとは客と業者が一対一で取引条件を決める店頭取引(株は取引所取引)なので、ある瞬間に100円で買う人、100円3銭で買う人、100円5銭で買う人がいるかもしれない。ということは業者が会員全てに同一のレートを配信しない場合もある、ということ。時には買った人向けレートが下に長いひげ、売った人向けに上に長いひげ、直ぐに同一レートということもあるかも知れない。
 デリバティブ取引(株は直物取引)とは為替その物の取引ではなくそこから派生する取引、つまり為替・通貨の売買はしない取引。為替の仲介取引は行わない。金融商品市場及び外国金融商品市場によらない取引なので、インターバンク取引は行わない。NDDなどあり得ない。江戸時代、大坂道島米会所で行われた帳合取引「帳合米商内 」▲を源とする取引。
 差金決済(株は受渡決済)とは為替の受け渡しも、その代金の受け渡しも行わないのだから、実際には為替の売買は行わないで、売ったつもり買ったつもりで、決済取引の後に差額のやり取りを行う。業者はドル、ユーロなどの為替・外国通貨を用意する必要はない。カバー銀行、同業他社、などとの取引もやらない。従ってスプレッドの差が業者の利益になるということはない。
この法律が想定している取引とは、客からの注文があると、その注文を呑み込んで、インターバンクや東京金融商品取引所などの金融商品市場やカバー銀行や同業他社・他の会員に取り次ぐことなく、業者自身が取引相手となって取引を成立させる取引、 商品先物取引法で禁止されている「 のみ行為」です。つまり、FXとは金融商品取引法に規定された「合法のみ行為」なのです。インターバンク取引(銀行間取引)は100万ドル単位で、差金決済ではなく直物取引・受渡決済・(RTGS)▲ です。取引のためには多額の資金を必要とします。
のみ行為を禁じている法律
商品先物取引法 (のみ行為の禁止)第二百十二条 商品先物取引業者は、商品市場における取引等の委託又は外国商品市場取引等の委託を受けたときは、その委託に係る商品市場における取引等をしないで、自己がその相手方となつて取引を成立させてはならない。
「合法のみ行為」だからこそできること。
(1)レバレッジ。(2)差金決済。(3)市場が眠り込んだ深夜にも取引可能。(4)業者は取引に関わる資金負担が少ない。取引代金X多国通貨。(5)業者は自由にレート操作でき、会員個別に違ったレートを配信できる。(6)会員は少ない資金で取引できる。(7)会員の損した分すべてが業者の売上・利益になる。株のように実際に取引する(受渡決済)ならばこれらのことはできません。
FX業者は「契約締結前交付書面」で、○金融商品取引法第二条22に基づく取引であること、○相対取引であること(株は仲介取引)、○差金決済であること(株は受渡決済)、○過激な投機的取引は禁止事項(FXは投機ではありませんよ、と言っている。儲けすぎると、これを口実に取引停止にする事もある)、○会員向けのレートはカバー銀行の値を参考に独自に作成していることを説明しています。これらの説明が不十分だと、金融商品取引法第四十条の二に反することになります。
FXは相対取引なので客と業者の利害は相対することになり、客の損した分全てが業者の売り上げになり、多くの客が儲け始めると赤字倒産します。そうならないように会員全てのポジションを把握している業者のコンピュータが随時独自のレートを配信し、適度に業者が儲かるようにしています。このように株とは違って投資・資金運用の手段にはならず、パチンコと同じ、適度に楽しむ遊びのようですよ。詳しくは下記リンク先をどうぞ。
http://www.geocities.jp/asobi5koro/fx.html
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tanaka1942b/fx.html

<<参考資料>>
会員向けのレートはカバー銀行などの値を参考に、各業者が独自に作成しています。つまりレート操作をしているということです。業者は「契約締結前交付書面」でそのことをちゃんと説明しています。レートが違うのでカバー銀行・同業他社などとの取引は出来ません。仲介取引をしない相対取引なのでスプレッドの差が業者の利益になるということはありません。客の損した分が業者の売り上げの全てです。店頭取引・相対取引なので特定の会員を狙い撃ちしてストップ狩りを仕掛けたとしても、法律違反とはならないでしょう。

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FXは、適度に楽しむ遊びのようですよ

FX、お客が損すりゃ業者は儲かる