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 一枚の紙も縦横厚みの3Dの立方体で部屋に掲げられたカレンダーでも、
斜めから眺めると遠近が生じる。丸っぽい人間や動物、箱型の建造物はなおさら
遠近が生じて明確な遠近のある物体として描かなければならない。
       
     
     
     
 
 水彩画教室未完成作品 2015.6
教室の題材とした江戸の面影がのこる奈良井の宿場町。事前に夏衣装の人物が主役で建物は正確に描かなくて良いことを伝えたが、遠近に手間取り2時間で描けない人多数だった。 
         
  
図4はX型で道路を挟んで両側に建物がある構図で、視点が左寄りで、消点は重なっていて見えないことに注意です。この場合は左寄りの視点の左側にAC棟、右側にBD棟があり、さらに視点がAC寄りなのでBD棟の店構えがよく見えて、絞込みの横線はAC棟より角度が緩いことを観察する。「3図がAC棟の角度」つまりABCDのすべての縦線は垂直だが、横線はABCDすべてに違う角度が付くが重なっていて消えることはない。
注=AC&BD棟に側面が見えているが、この側面の横線は厳密にはB図のように角度がつくが、この題材は横幅が短くてほぼ水平でも可。


  
図6
少し歪んでいますが図8は立方体の参考資料です。  
 
図8は立方体の参考資料です。

 @縦横高さの3D、立方体を学ぶ。その一   関連サイトデッサンの極意「石畳の方式」   
   
 
水彩教室では現場でしか見つけられない課題が生じます。個人的に想定していたカリキュラムでは不足があり備忘録としてまとめてみた。

 2014.1に縦横高さの3次元、立方体を意識することは、絵を描く上で最重要だということが、教室という現場で知ることができて新ページを立ち上げた。東西南北を感覚的に掴める人は道に迷うことは少ないように、縦横高さが理解できる四角い箱を、描こうとする物体に想定をして当てはめると、そのものの形が理解しやすくなる。

 風景画において家屋、物体、人物等は、真正面や真側面から眺めると平面な構図で難しくはないが、斜めからの角度は縦横高さの立方体としてのデッサンが必要になり難しくなります。この世の視界にあるものはすべて立体と言われていて、例えば薄い紙には縦横厚み、水を湛える池には縦横深さの3Dです。

 下左4人の人物写真で女性二人が物体を感じさせる斜めの角度で、平面的な男性の目、鼻、眉毛、口、耳とは位置や角度が違うが、何故違うかを理解できないと正しく描けません。その上女性はうつ向く&仰向くに分けてあり、この違いも理解が必要だができない人が大半です。

 下右上写真は陶芸家の加藤唐九郎氏ですが「斜め+うつ向き+ローアングル」の3点セットな難しい構図です。そこで立方体の四角い箱で顔を想定すると目、鼻、眉毛、口、耳の角度が理解しやすくなります。
 イラスト画の上下は「うつ向く&仰向く」の立方体で耳に位置は際立って違うし、頭髪のつむじもローアングル「見上げる角度」は見えないがハイアングル「見下げる角度」は見えますね。

人の顔にも遠近感がある!。
 
図15
 図16
 図17
 

 二人の男性は平面的で水平的。女性は角度がつく立方体で、全てが角度ついて斜め。
二人の女性の耳の位置が違うことを理解する。
 
 上ローアングルは天頂部が見えない。顎の下は見える。下のハイアングルは天頂部が見えて顎の下は見えない。また目鼻口の角度ははそれぞれの面に沿うこと。
 A続建物の縦横高さ3D
自然のなかの一軒家、または集落を描くための練習日2014.1.14の教室で行う。風景の中には建造物や車、人物が登場しますがいづれも立方体で難しく、それには四角い箱を連想すると描きやすい。
   
 
右図をデッサンしてさらに各建物を反転「向きを変える」させて描く練習。反転した題材がなくても頭で反転した建物の構造を想定できてこそ、見えない部分や周辺を取り巻く樹木を正確に描けます。「題材のプリントを裏返しにして
描く人がいて私の思惑がはずれた」( ゚ω゚;)また3Dを理解できると丘の上の家「ローアングル」と丘から見下した家「ハイアングル」を想定できる。例え図11の三等分した一番上に屋根を付けて底を土か草花で覆えばローアングル、一番下が丘の上から見下すハイアングルです。

下の図19は角度を変えて眺めた四角い箱「立方体」ですが、ローアングルでこのような形になることを想定できれば、それに屋根を付けて大地を描けば丘の上の家になるので、常に立方体で見ることが大切。。
 
  
 図18
   B立方体 3Dを学ぶ。  鉛筆デッサン 箱があればデッサンをしましょう。「石畳の方式」 
 
図19
 
図19の一番上のABCは向きの反転。真ん中の図は向きの角度によりひさしの裏がみえる部分があり、反対部分より幅広くすることと角度により反対部分と長さが違うことが理解できなかった。

図中にでしめす家の面は建物の側面で屋根と向きを表す大切な場所。E図はその面に正中線を入れてF図のように屋根を乗せます。この時にの角度に沿いの柱からはみ出す長さのひさし「F図のabと完図のed」になる。それぞれ長さが違うことを頭で理解ができないと描けない。F図のCは丘の部分で右完図になる。
 
図20 
C下図21は車や人物を立体的に捉えて描く図。 
 図21

 図22は対象を45度で見た目線より低い(ハイアングル、上からの目線)物体、同じくB図は正面で見た図で、高い位置から低い部分を描くときの基本形です。
  図1テストの「3」の正しい3Dの答えです。台形に何故見えるのか?。
  真上から見て「四角形」でもA図は縦線3本、 B図は横線3本、いづれも真中の線が一番近くて長く、遠くは短くなり台形のような見え方になる。縦に積み重ねた一列のレンガでも消点でゼロになり、道路全体の幅では強い遠近になる。また正面から見た日本瓦屋根も同じこと。両隅にいくに従い急斜めになりやがて水平になる。

またこの図を逆さまにすれば自分の目の高さより高いローアングル(下からの目線)になる。建物などの人間より高い建造物は地平線が画用紙の真ん中辺りになり、上下で絞込みます。

B図の説明は
デッサンの極意「石畳の方式」が理解しやすく参照してください。AB図にそれぞれのハイアングルな4本足のテーブルやレンガ積み。プランターなどを並べて簡単に描くことができる。

横一列の5点の図は面の種類で、物の形を正確に表すには3面が表現できる構図が必要ですが、この絞込みはデッサンの必須の知識です。


  
Dテスト5の補足
 図22 左図の緑色の部分を窓として、その平面的な窓を3Dの箱にすると消点に向けた角度@Aが付きます。出窓は@Aの延長でBC になり、緑の横線Dと平行が出窓のEで柵の縦線を描けばOK.。
こうしてABCDに角度の違う出窓がが完成。また図11を横向きにすれば石畳のレンガの形、3Dです。
テスト4の答え
    F遠近法で大きな山河や高いビルが小さな画用紙に収まる。
これを知らないと風景が描けない。
プレゼンビデオ1
 地平線や水平線を感じるところが自分の目の位置で、3階建てのビルを45度で眺めABCDの4っつのエリアに分かれて窓や、窓から覗く人を描くとイラストのように4面はすべて形がちがう。ACとBDはそれぞれに消点「見えなくなる点、水平や地平線」に絞りこまれる。
なのでAの窓は右下がり、Cの窓は右上がりになり、Bは左下がりDが左上がりの窓になる。
テーブルやプランター、乗用車は大人の目線より低いのでCDエリアで消点に絞り込んで箱を想定しながら形を描くと理解できる。複数のテーブルでも縦横高さの線の角度や長さ、高さ等が次第に絞り込まれて小さくなることも理解できる。
例えばDの細長い箱は二つの消点に繋げて形が造られていて、Dのテーブルや車、プランターの3Dを想定「転用」できる箱なのです。
窓から覗く4っつの顔の意味と違いについて理解できましたか?。
出窓やバルコニーは窓を3Dの箱にすると出窓の出る角度が読み取れる。図4の裸婦の立方体はDになります。


 


 プレゼンビデオ2
 
  プレゼンビデオ3

真四角な箱に面は6っつあり、6っつの面の寸法は同じに思えるが、長短大小=遠近があることを3Dの箱で理解するプレゼンビデオ。
 
 デッサン上達のマニュアル【manual】 2013,10
 一般的に描写を難しい順に並べると「写生」「写真から絵を描く」「他人の作品模写」です。題材としては遠近の曖昧な果物や花の描写が簡単。
逆に遠近の強い建物などの立方体を意識する雄大な風景画は難しい。またこの世にある物には全てが縦横高さのある3D「立方体」だと言われていて、風景画に限らず絵画の必須の基本
 です。そのためのマニュアル
  

 1
 写生にしろプリントした題材にしろ、描く対象を目にしたときに第一にすべきことは「どこに惹かれてそれをどのように表現するか」です。次に「全体を大きく捉えた寸法」を計測する。遠中近景の「空 山 森 林 道路 電柱 樹木 建造物 人や車」など、大きく捉えてもこれだけの対象物のサイズや配置 角度を正しく見て計る。全体像を意識しながらデッサンを進め、その過程で細部を修正していく。すぐに描き始めないで10分以上はこのようにじっくりと対象を観察する。寸法、構図を脳裏に計り、色遣いまで想定する。この習慣がつくと題材のなかで誇張する部分や省略する部分が理解でき描くことが楽しみになる。例えば太陽の日差しがあれば陰陽の陽を強調する意識とテクニックなど。「量感を明暗で描く」「質感や色を鉛筆のタッチで描き分ける」という意識が求められます。
 2
 
刀の文字が付く秋刀魚は長く、その長さに対しての幅が狭過ぎるとサヨリ、広すぎるとアジになってしまう。いくら横長に描いても幅を広くし過ぎると寸足らずでアジになるが、厳密に言えばアジの顔ではないので未知なサカナ,名前のない混血魚だ。教室では二匹ぐらい未知なサカナがいました
 3  頭部と顔、尾は体に対してとても小さい。 
 4  口は細く鋭く受け口である
 5  題材は45度の角度で眺めているために背中は少しカーブしているだけ。幅の広さはお腹で表現。 
 6  群れで回遊する青さかなの形。
 7
 題材を目測だけで正しく画用紙に写すためには、題材と画用紙間への目線の頻繁な往復が必要で、いかに細かく多くの回数を往復させるかが大切。総じてデッサンのできない人は回数が少ない。観察が少ない。
  例えば初心者ほど画用紙に8割、題材に2割ぐらいの目視の時間割合になるが、題材と画用紙には五分五分の目線の配分が必要。これは描こうという意識が強くて正しい目測ができない。観察眼とは題材を正しく画用紙に移す「写す」細かな作業です。

 8  
 8割がたデッサンが完成したら画用紙を遠くにかざして、突き放すように我が作品からあら探しをする。これ以上は無いと言えるまで厳しく間違いを探して修正する。本来なら2〜3日を置くと良く分かる「探せる」が、現場では10分以上は必要。当初は指摘するとゾロゾロ間違いが出てきて本人も驚かれるが、繰り返せば少しずつ少なくなり眼力が養える。

その意味で完成作品は必ずよく目に付く場所に掲げて、日々眺めていると正しくない部分が出てきます。それを知ることが大切

 9
 デッサンや間違い探しに自信がない人は「4線描写」で描いたり、間違いを尋ねる選択肢がありますね。間違いがありながら聞かない人には敢えて何も言いません。

絵画は額に入れて家庭で掲げて作品に命を与えられる。引き出しに入れたままでは描く意味がない。「美味しそうな秋刀魚が描けたね」と他人から言われて作者も嬉しく描く意義がでてきます。他人に食欲を与えられることは素晴らしいことだと思いませんか?。逆に「これはなんという魚?」では悲しいし掲げられない。階段の第一歩はデッサンにあることをを銘じてください。


 10
1〜9までの工程は高い山のように思えるかも知れないが、小さな努力でも継続することにより自然「日常的」にできるようになります。感性や絵心でなく階段を一段ずつ上がる小さなことの積み重ねと継続は力なりを信じてください。
あとがき

あるホ−ムページ「以後HPと記述」関連のSNSで「Facebook」の登場でHPは脇役になった旨の投稿がありましたが、私はまだまだSNSに負けないパホーマンス「テキスト カラー デザイン レイアウト 動画 写真 音声 リンク」等の優れたツールであることを信じてプレゼンテーションページを創った。