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短文エッセイの勧め

文章を書くことは第一に相手に理解されることを願って言葉を綴ります。時間を置いて読み直すと文章の流れの悪さなど不出来が良く分かり、文言の前後を論理的につなぎ直したり、不要な言葉をそぎ落とし流れを良くする「推敲」を必ずしなければならない。
その行動はその人の信条や美意識、考え方が文章に投影されて、「文は人になり」になる工程です。

谷渓太郎先生に師事して習ったのは短文エッセイ。400字詰め原稿用紙二枚以内、字数にして6〜700文字、つまり用紙の前後に空き(余白)つくり見た目の美しさも重視。また漢字を多用するな。特に知ったふりをしたいのか、やたらと難しい漢字を増やし、本来のかなの部分を漢字に変換する人がいるが、水墨画と同じように人間性も疑われる。びっしりと隙間のない升目用紙は息が詰まると同時に読む気をなくす。
かなを主にここぞという時に漢字の良さを表現できる漢字を使う点と、推敲を重ねて簡潔明瞭に拘る点は、短文に限らず文章の基本であり、「文は人なり」の基本と言えます。

  
 エッセイの勧め


 60年生きてきて自分と自分の周囲についてまとめた私なりの言葉。
 仕事の定年はあるが社会の一員の定年はない。  
 前向きに生きることは失敗を無駄にしない
 人生は真っ白なキャンバスで誰でも一枚は絵を描ける
 家庭は社会の核であり人は家族を持って一人前
 家族は他者「社会」との付き合いの原点でありスタートだ。
 他者愛は究極の自己愛である。
 感動や愛、文化という言葉は「他者」から得るもの。
 文化とは「他者愛情感文化」である。
自由社会での戒律はそれぞれが自らに課すべきもの
 天災など不条理社会なゆえに哲学、文化が価値をもち、愛や悲しみの情感を共有したいと芸術が生まれる。
 
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愛するものを描き描いたものを愛する「画家トムロバーツ」

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 愛するものを綴り綴ったものを愛する「エッセイ」
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漢数字
読み方
 漢字  旧漢字
れい  
いち
さん
 
 
ろく
 
しち
 
はち
 
きゅう
 
じゅう
にじゅう
  弐拾
さんじゅう
  参拾
ひゃく
 
せん
 
まん
 
読み間違い定番ベスト20
言葉 正しい読み 誤った読み 意味
脆弱 ぜいじゃく きじゃく もろく弱い
相殺 そうさい そうさつ 差し引き損得がないこと
言質 げんち げんしつ 証拠となる言葉
遵守 じゅんしゅ そんしゅ 法や秩序を守る
凡例 はんれい ぼんれい 書き方方針、使用法を述べたもの
奇しくも くしくも きしくも 不思議にも
他人事 ひとごと たにんごと 自分に関係のないこと
初産 ういざん はつざん 初めての出産
一矢 いっし いちや 負けずにやり返す「一矢を報いる」
婉曲 えんきょく わんきょく 遠まわしに説明する
忖度 そんたく すんど 他人の立場や気持を推し量る
進捗 しんちょく しんしょう ものごとの進み具合
生蕎麦 きそば なまそば 蕎麦粉以外に混ざり物のないそば
強面 こわもて きょうめん 恐ろしい顔つき
上梓 じょうし じょうさい 出版する
吹聴 ふいちょう すいちょう 言いふらす
稀有 けう けゆう めったにないこと
礼賛 らいさん れいさん 褒めたたえること
所望 しょもう しょぼう 欲しいと望む
凋落 ちょうらく しゅうらく 落ちぶれる
 弾劾 だいがい だんこう 追及する。政界の不祥事の弾劾裁判
麻生首相の主な間違い
踏襲 とうしゅう ふしゅう ○○の談話を踏襲する
頻繁 ひんぱん はんざつ これだけ頻繁に変わっては
前場 ぜんば まえば 前場の話で
未曾有 みぞう みぞゆう 未曾有の災害
詳細 しょうさい ようさい 詳細を詰める
怪我 けが かいが 怪我の回復
措置 そち しょち 解決のための措置、取り組む、処置 しょち
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短文エッセイ 
サインポール
 理容室の店頭でくるくる回転しているサインポールは万国共通の看板で、赤線が動脈、青線が静脈、白が包帯で全体が人間に似せて作られている。 昔は外科医が人体の一部の手術として行っていた名残で、一目でそれと分かる特徴はほかに類を見ない。
 理容業は日本人の大半が利用する職業であらゆる年代、商いの人々が集まる。明治の頃に日本に伝わって以来、道具類は電化されたが仕事の内容はたいして変わらない。この合理化の難しさは逆にいえば資本家の進出を拒むだけでなく、 機械文明社会のなかで血の通う人の手による温もりのある職業となる。 技術者と客との肌を接した一時間間ほどの触れあいは合理化社会のオアシスとなる。
 こう して長年仕事を続けていると心を開いてくれる若者や親戚以上の付き合いのできる客ができて、この世は人と人の世界であることをつくずく感じるのである。 その意味で人間を模したサインポールは現代には特に理容室にぴったりの看板ではないだろうか。1988.10
 
  人生はキャンバス 2013.5
 月に4回のテニスは全て午前の部で8,30〜12.00まで安く健康的に遊べる。
 私は朝一番にコートへ行くことが好きだ。周囲を金網で仕切られたプレーの世界へ開錠して入ると、真っ白いキャンバス「画用紙」を前にしたような爽快な感じがする。午後の時間帯では楽しい一日が始まる予感や期待ができないが、朝だから気持ちが良いのかも知れない。

 まず一番には夫婦揃っての健康への感謝、その次に自分が我流で取り組んできたテニスの技の結果がどのようにプレーで発揮できるか、展開するか、プレーの構想を練ることは絵を描く行動に似ている。
  
 また強い弱いがはっきりと出るテニスサークルにおいて、メンバー全員の平等性や和を計ることも幹事の重要な仕事であり、そのためのポリシーを掲げてサークルを運営したきた結果が、今日のキャンバス上にどのように展開されるのか、サークル運営も真っ新なコートに構想を練って絵を描く行動に似ている。
従ってコート内には二枚のキャンバスがあり、今日の半日を僅かな美への期待、美しいフォーム意識しながらプレーする。

さらに言えば人生もキャンバスである。この世はプレーを楽しむ「生を営む」舞台であり、信条を表現するキャンバスであり、人間関係を学ぶ道場のようなものだ。その土俵づくりは正に日々の創作であることがキャンバスにつながるのだろう。飛躍のし過ぎかな?
 日本には柔道、剣道、茶道など道を付けて精神修行にむすびつけることが多いが、「人生はキャンバス」を自分の格言に追加した。
  春
 

 雨あがりの郡上路はいつの間にか春の装いを見せていた。ついこの間まで寒さに震えていた冬枯れの樹木は鮮やかな若草色の葉を小枝の隅々まで萌えさせている。 柔らかそうな若葉は春の陽を透かして通し、全体が沙のベール越しに見るように淡くて霞んでいる。 そして前夜の夜露なのか朝陽に映えて無数の宝石を散りばめたように輝いている。
 私は思わず釣り竿を置いて、自然が奏でる春の序曲に聞き耳を立て余韻に浸った。すぐ目の前の樹間からこもれ陽が斜めに湿った大地をスポットライトのように差している。この陽溜りの下では冬の期間に眠っていた微生物や虫たちが、 春の気配を感じ取って地上に這い出る機をうかがっているだろう。
 土手の斜面には紫のじゅうたんを敷き詰めたように蓮華草が咲いていた。どこかで小鳥がさえずっていて農家と石垣の山吹も春の陽を浴びてのどかである。太陽が凍てついた大地に生命を降り注いだ。 野辺の堆積物は分解し発酵して豊穣な土と化すだろう。生きとし生きる全ての生物の息遣いが聞こえてくる。 私は深呼吸をすると生気が身体中に満ちてくるのを感じた。
1983.7
  一期一会


 私の店の近くに大企業の社宅がありそこの住民は知的でおしゃれのセンスがよくて都会的な雰囲気あり、奥様たちは文化教室の習い事に通い、私の妻はその優雅な生活ぶりえを羨ましがっていた。
 だが歳を経てようやくその誤りに気が付いたようである。一流社員は転勤が多くて子供が高校生ぐらいになると単身赴任か子供の下宿探しが待っている。また老人や病人を連れての転勤や、なじみのない土地で葬儀をしたという話も聞く。
 それに比べてわが妻は雨が降ろうが桜が咲こうが動かなくてよい。また接客業だから友人が多くて休日ごとにテニスが楽しめてようやく平穏さを感謝できるようになった。
 春が来て社宅の小学三年の少年が別れを告げに来た。「ぼくお父さんから転勤を聞いてまっ先にツツミさんのことが頭に浮かんだ。だって絶対にお別れを言いたかったから」私に何事も話してくれる少年はそう言った。 「そう転勤するの、寂しくなるね」私は毎年のことだから多少社交辞令で答えたところ、少年の瞳に見る見るうちに涙が溜り私は自分を恥じた。 そして少年が好きだった店の本をプレゼントしながらあらためて「寂しくなるね」を言い直した。
1980.4


 晴耕雨読


 
老後を田舎で暮らしたいと髪を切りながら客人に話すことがある。反応はいずれも買い物は?、病院は?と不便さを指摘する人ばかりであった。
 清流沿いに菜園とテニスコート付きの民宿を建てて、その一隅に電気、ガス、水道の無い粗末な草庵をこしらえ、病める都会人の憩いの庵とする。晴れの日には土を耕したり、テニスのボールを追う単純で本能的な興奮を体験して、自然の恵みや健康に感謝のできる心を作る。 
 雨が降れば土を捻って陶器を作り、墨をすって水墨画やエッセイを書く。くどくならないよう筆を惜しむ精神で、自分の住む環境や地球を見つめ直すよい機会だ。それは自らを省みる機会でもある。
 そして蜩の鳴く夕暮れ時に無人の渓流で釣りをさせて「もののあはれ」や「侘び寂び」の境地に触れさせる。 闇の迫る渓谷は侘びしく心細くて、人間はいかに小さな存在か、はかない存在かが身に滲みて、人間の本質的な価値観に目覚めさせる。
 非合理的、非科学的自然の中の孤独は逆に無限の豊かさが有り、自分を謙虚に簡素にすればするほど自然と連帯した豊かさを知るだろう。
 釣りから帰った客人を薄暗いランプのしたで古びた器を用いて熱いお茶で亭主がもてなせば、冷えた身体にしみじみ人と人、人と自然の関わりが広がり、命、健康の喜びに浸れるだろう。素晴らしいなァ、、、、。
 聞いていた客人はあっけにとられて返す言葉を失い、どうも私は変人に思われているようである。
1992.5

 
 頭につける薬

  客「私の頭のテッペンは少し薄くなったでしよう?」  
店主「そうですね、多少明るくなりましたね」
  客「なんか良い薬はないでしょうか」   
 店主「むずかしいですね、これは老化現象ですから自然の理に逆らうことをするわけですからね」
 客「そうですか、101もだめですか」 店主「だめだめ、あんなもの気休めだけです」
  このやり取りを聞いていた妻は客が帰ったあと私に怒った。「あんたはなんという薄情な人なの、思いやりというものがないのかね、どうして人の望みを断つようなことを平気で言うの、お医者さんでも癌患者には病名を明かさず希望をもたせるものなのよ、 それを面と向かって‘どうしょうもない‘なんて病人はどんな気がすると思うの。 私たちはヘアーのプロなんだから休日に釣りや陶器を作ってばかりいないで少しはかつらとか毛生え薬の研究でもしたらどうなの。
 この一言は妻の性格を端的に現しているが、しかし生物の老化という避けられない摂理を私になんとかしろは無茶である。それよりも私の親切心を理解せず、ライフワーク、信条を奪おうとする妻の頭に付ける薬を開発したい思いである。1995.7
 一如

  未開の奥地に住む原住民の生活をテレビで見ることがある。彼らは雨がしのげるだけの小屋に住み家財も少なく粗末な生
活をしているが表情は屈託なくて明るい。
 それに比べて私たち文明人は競争社会に疲れているのか表情が暗く、親殺し子殺しなど原住民には考えられない悲惨な事件があり、人間の幸せについて考えさせられる。
 原始的な社会ほど個人の生活は地域や自然と強い連帯感があり、素朴な信仰や行事のなかで生き、個人の喜びや悲しみは地域とか全体で分かち合っている。子供が一人亡くなると地域全体が泣き悲しみ弔いをする。
 それに対して私たちは住居にみるように外部と隔離対立するような重いドアと頑丈な鍵をこしらえ、また柵や塀でしきり屋内もプライバシーとかで個室が多くて、親子間でさえ連帯性を失っている。
 それでなくても社会が高度化するほど相対的に個々の人間は脆弱になっていくので、都会の雑踏のなかほど孤独感は強く個人を病的に歪めてしまう。

 だが日本には先人が残してくれた世界に誇れる文化が残されている。自然を凝縮した生け花、俳句、和敬静寂の茶道、枯れ山水の盆栽、苔蒸す社寺の浄土の庭園と思索の小道、悟りの禅と筆を惜しむ水墨画、幽玄な侘び寂びともののあわれの世界など『和』の文化が残されている。
 いづれも日本人の自然観が源であり、原住民の素朴で穏やかな表情を現代人にもたらすものは先人が遺してくれた文化、自然の一員という揺るぎない連帯感にあると信じたい。1990.3

連帯感 
 

 一年ぶりに母なる自然に再会した。あの木もこの花もあの石もあるべき場所にあるべくしてある。いずれも自然の風に吹かれてよい表情をしていた。 都会とは違う草の匂いのする爽やかなな風だ。蝉とバッタが鳴き蝶が舞っている。私の視界にあるものは全て生命と色彩に満ち、お互いが分を守り依存しあって生きている。
 こうした調和の世界は生物の一員たる人間にとり好ましくないはずがない。一方的に巨大化する科学社会のなかで人間は相対的に小さくなっていく。このような現代は大人も子供たちも動物の本能を刺激する自然に接するべきだ。仕事や勉強を忘れて人里離れた山中に身を置くと、 人間の小ささ、儚さがよく分かり極めて自然に手を握りあえ助けあえるだろう。
 ここに有るのは生命の讃歌、尊さだけで暴力や憎悪はない。人には金銭的余裕、時間的余裕、心の余裕の三つの贅沢があるという。自然と人間とが心を通じあえた時、自分の周りに築いていた『自我』という窮屈な柵が解けて、全体に融合した永遠の安らぎを知るだろう。 全体は自分である。自分を簡素に質実にすればするほど自然に近づいて大きな心を持つことができる。 ちょうどジグゾーパルズの小さな一片のように。郡上の山河もアルプスやアマゾンの森も我が家の庭の内にある。この連帯感はどのような金持ちも真似することのできない心の余裕である.2000.7

 

自然の懐で遊んでいるとさまざまな生命の営みに直面して、その感動を他人に知ってほしい、伝えたい、訴えたい、感動を共に分かちあいたいとペンをとった。ペンは漠然としていた私の思いを飛躍させたり凝縮させたりせて一本の道筋をつけた。自然の雄大さと生命の尊さ,そして人間の儚さと愚かさ、 またこうして得た人生観、そしてその線上にある水墨画や俳句の道に導かれた。
 エッセイ、水墨画、俳句道は共に「簡潔」「余情」「筆(ペン)を惜しむ精神」等で共通しており文画一体といえるだろう。その上描く(書く)ことは人や自然の観察に留まらず、関連してくる「茶道」「禅」「華道」「書道」「歴史」にも興味が湧いてくる。
 自然観とは自然を通して見た人生観のことであり、以後の私の生き方、考え方、人への接し方を変えた。他人との信頼関係を大切にして心の和むもの、美しきもの、爽やかなものを求め、自分に厳しく他人に優しくありたいと願うようになった。これは社会の悪や矛盾に対して過敏になることで、さらに美しきものへと私を駆り立てるのである。
 自然から得た一本の道はちょうど木の枝のように何本かの求道の道に繋がっていて、今日まで生きてきた私の人生の知識はほんの九牛の一毛であることを知った。1994,5

 
夫婦はコア 06,4.24 
 
 人が結婚して夫婦となり子孫を残すことは生物の本能的行動です。またアダムとイブから始まった社会のように夫婦は基本的なコア「核」を成すもので、ここから分裂して子孫を残して地域町内の付き合いを学び、社会の一員として郷土を愛し、国を愛し地球を愛する形になる。子を持って知る親の恩のように子供から教えられることも少なく、また子供を持たないと真に親の気持を理解するには無理があります。従って独身者が議員や識者として活動をされることにどこか不足を感じます。

 例えばマンションの独身者は核となる家庭がないためか、ゴミの分別もいい加減になりがちです。町内の訃報の回覧などにも無関心で自分が住む地元への情感はありません。ゴミの分別ができないことは地域の草花や山河、桜や富士山、自然環境、弱者や子供たちの配慮、他人との連帯もないことになります。

 子をつくり親を看送るコアの生と死を知らずして人生観、自然観は語れません。自分の足元を礎として木の枝のように広がる情緒は、やはり家庭の学びが必要ではないでしょうか。
 独り住まいの気ままな暮らしのなかで、町内付き合いもできないことは人間として大きな問題と考えるべきでしょう。

中国には「三日幸せになりたかったら結婚しろ」の格言がありますが、私は「結婚は本当の人生の始まり」と定義づけします。ニートやフリーター、独身主義者が豊かな情緒に目覚めれば、結婚や勤労への意識が変わるでしょう。
   
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2003.7月16日
 04〜独り言
 05,1〜
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06.4〜
06.9
07.6
09.4〜10.4


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