3月9日 (日)

手元に資料がないので当時使ったまだ金額がユーロ表示でない古い Lonely Planet (3rd ed., Apr 2001) を見ると Intercityで Faroまでは 2100$00 (10 Euroぐらい)。ヨーロッパ内で全般的に物価の安い ポルトガルだが、交通機関は特に安いように感じる。 チケット購入後時間があったのでプラットフォーム脇のオバちゃんが ひとりでやってるような売店でコーヒー (エスプレッソ風だったような 記憶が)と小さなお菓子のような物を食べる。


Barreiro駅から のFaro行き列車

Intercityで3時間半かかった事になるが、あまりはっきりとした印象は 残ってなく、空いていた座席にすわって外を眺めてたまにうとうとしたり しているうちに Faroに着いたような気がする。 Faroは南部では一番大きい都市だが Lisbonとは比ぶるべくもなく 特に駅前はローカルな印象。Marinaの方に行くとまた印象が違い リゾートっぽい感じなのだが。既に夕暮れで物寂しくなった駅前から Rua Ventula Coelhoを通り、Lonely Planetで目星をつけておいた 宿に向かう。


Faro駅前から見た Rua Ventula Coelho (? 多分)

宿は Residential Algarveというところで、確か朝食付きで 30Euro。 シンプルだけど小綺麗な感じでタイルの床がひんやりして気持ちがいい。 玄関を入るとすぐにフロントというより「帳場」という感じのところに おっちゃんが座っていて、あまりスムーズではないが英語で空き部屋 確認などをしてチェックインした。ちなみに Residentialってのは レストランがついてない宿らしい。


Residential Algarve

街の中心は駅の南西にあり、Praça Ferreira de Almeidaあたりから 放射状にというか蜘の巣状に路地が伸びている。Marinaのあたりにも この入り組んだ市街にも海辺のリゾート地らしくシーフードレストランが 軒の並べている。軒先にはメニューだけじゃなく冷蔵ケースがあり 魚が並べられている。

一軒特に目を引いた店があった。入ってすぐのところに調理場があり 魚を網でジュウジュウ焼いている。日本のウナギ屋じゃないが この煙にひかれた。しかも観光客もいないではないが殆ど地元の人が 客で、さらに焼き魚を「持ちかえり」で買っていく人もいた。

ウェイターは白シャツ黒ズボンに蝶ネクタイで髪をねでつけている 小柄な人ってな印象が残っている。メニューには一応英語が書いて あった。記憶が混濁しているがサバを網焼きしたものを注文した ような気がする。小ぶりで1匹15cmぐらいだったが、それが4匹ぐらい 出てきた。それにワインとパンにイワシ、マグロのスプレッドなど つけて 10 Euro前後。『外食』というより『仕事帰りにメシ食ってく』 というような客も何人かいる、そういう店だった。 何言ってるかわからないけど地元の客の会話やテレビの音など耳にしながら 気持ちよく酔って、明日もまた来ようと思い宿に戻った。


Rua Conselheiro de Bivarあたりの噴水


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