3月5日 (火)

Hotel Nord Estの「コンチネンタルブレックファースト」は貧弱な ものだった。でもここGrande Pensao Alcobiaはもっと粗末だった。 コンチネンタルだからそんなに違わない、違いようがないはずなので なぜそう貧相に感じたか?前日はまだパンがクロワッサンだったが ここは食パンのみとか? 食堂も小さくちょっと暗い部屋で、ボソボソと 粗末な食事を食べていると、何やら収容所にでもいるような気分になった。 とにかくカロリーを補給しようということで コーヒーに普段はいれない砂糖をいれ飲んだ。

この日アメリカ大使館に行くので本当は連泊して荷物を置いて いきたかったが、どうもその気になれなかった。部屋中どこをさがしても 暖房のスイッチらしきものがない。スチームのパイプとそれを開く バルブをさがしたが見当たらない。 前日の写真を見るとわかるが、元々バスルームのなかった部屋に ピアノ練習用の防音室のような囲いをつくり、その中に洗面所、トイレ、 そして一応バスタブまでつくってあるが、気密性はなくこれまた寒い。 そして、記憶が正しければ、シャワーを流しはじめてしばらく待っても 全然あたたかくならない。チェックアウトするまえに電話して次の宿を 決めていたような気も決めていなかったような気もするが、とにかく シャワーは次の宿で浴びる事にして、ここはこの朝チェックアウトした。


Grande Pensao Alcobia, エレベーターの蛇腹は自分で閉める

前日調べておいた銀行で申請料を払い ( アメリカ大使館のwebによると) Sete-Riosという駅まで列車に乗り、 歩いていけない距離ではなさそうだったが迷って受け付け時間に おくれてはまずい、と安全策でタクシーに乗り(すごく短い距離だった ような記憶) 大使館についた。

当然この時はすでに 9/11のテロの後ではあるが、まだ極度に神経質な セキュリティ基準が本国から通達される前だったのではないか? もちろん通常のチェックはされ、短期とはいえ着替えなどのはいった 大きなバッグは入り口のところに預けたが、それほど手間取るという事は なかった。


Grande Pensao Alcobia
フロントの中から撮ってもらった1枚

実際に申請書を出す窓口のある部屋にはいり、書類を提出した。 そんなに申請者は多くなくまばらに人が待っていた。 実はアメリカを出る前に雇用者の顧問弁護士からこの大使館の 領事部に「これこれこういう者が visa申請にいくので、よしなに」 と書いた FAXを送ってもらっていた。返事はなかったのだが、出てきた 係官 (領事?)は「ああ、あんたか。FAXもらったけど、返事できなくて 悪かったね」と言ってきた。

本当は午前中に申請書を出して午後に 受けとりにくるのだが、「ちょっと待つ時間はあるか?あれば午後に こなくていいように今やってしまうから」と言ってくれた。 無論異存はなし。窓口の前で待っている間、たしか中国人と話を した、ポルトガルだかどこだかの大学で働いていてアメリカには 単なる訪問だったようだが、中国人ゆえビザが必要な状況だったように 記憶。ものすごく腹がへったなぁ、というような記憶はないので 多分2時前にはビザをもらって大使館を出たのではなかろうか。 とにかく、この旅の第一の目的は無事果たせた。


Praca da Figueira

市内中心部にもどり、この日のホテル Hotel Miraparqueに チェックインした。Parque Eduardo VII という公園のすぐ隣りで 地下鉄 Parque駅を出たところ。 場所、設備、そしてロケーションと料金の比較からいったら 大部いいホテルといえるんじゃなかろうか? 前夜の Grande Pensao Alcobiaよりたしか 15Euroぐらい高かった。 しかし、ちゃんと暖房も効くし、きれいでシャンプーなども 備えつけてあるフロ、スライディング式のシャッターがついた 窓からは明るく日差しがはいってくる。そして小さい冷蔵庫もついている。 なにより翌朝の朝食にはハムもソーセージもチーズもスクランブルエッグも オレンジジュースも出てきて、前夜の宿はまったくの失敗だったと いう事がわかった。


Hotel Miraparque

写真の順番からするとチェックインしてから昼食にいった事になる。 多分シャワーを浴びてから出たのだろう。中心部の例えば Rua Dos Correeirosあたりのレストランにはいった。 名前はおもいだせないがポルトガルというか地元料理の店、と いうような感じだった。 昨晩の店よりは場所もいいし、店内や客層もちょっと上だけど、 いい意味での『食堂』の雰囲気はここにもある。


遅い昼食
鶏肉のバーベキュー
自重して(?)水を飲んでいる

メニューはまたポルトガル語でよくわからないので Churrascoとか 書いてあるようなのを選んだ。日本ではブラジル料理の大きな肉の塊を 丸焼きして削りとったやつとして有名だが、一般的意味は「バーベキュー」 のようで、出てきたのも鶏肉を串焼きにしたやつのようだった。 付け合わせはフライドポテトとライスそして、何かわらかない緑色の こってりした物体。 今考えると、たとえばマッシュポテトにホウレン草を練り込んだような ものだったのかもしれない。これが結構脂の乗った鶏肉とよく合い うまかった。


Portugal and Spain Index
Hitoshi Oi