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神にある命への道

第4版
1925年発行

ジェシー・ペン-ルイス著

"The Pathway to Life in God"
by Jessie Penn-Lewis

割礼を受けているかどうかは、大事なことではありません。
大事なのは新しい創造です。
この道を進む人々の上に平安がありますように。
(ガラテヤ6:15-16、シリア訳)

あなたは命の道を私に示されます。
(詩篇16:11)


目次

序言

§贖いの働き

§聖霊の主観的働き

付録


序言

1895年7月に発行された版への脚注から

「この小冊子は、聖霊が魂を取り扱われる主観面に基づいて、キリストと共なる死をある程度解説するために書かれています。教理を立てたり、体系化したいとは思っていません。おもに経験の道を示したいだけです。聖霊は縛られてはおらず、多くの異なる方法で魂をこの道に沿って導かれるでしょう。今のところこの小冊子に用のない方は、神がご自分の時にご自分の方法で解き明かし手となられるまで、この小冊子を脇に置いて下さるよう切にお願いします」

1900年の拡大版への脚注

この小冊子の新しい拡大版を送り出すにあたって、私はただ次のお願いを繰り返したいと思います。もし今のところこの小冊子に用がなく、本書が読者の必要に対する神のメッセージでもないなら、本書を脇にやって下さってかまいません。「本書で描写されている詳細な点を、神はすべて厳密に辿られる」と期待することには注意しなければなりません。「見よ、これらは彼の道の一部なのです」

1925年1月の再発行版への脚注

数年にわたる休眠の後、この小冊子の再発行を望む要望が、過去数ヶ月の間に突然持ち上がりました。その要望は執拗なものだったので、この時期にこのメッセージが必要になったことについて、神の霊は何か特別な目的を持っておられるにちがいありません。本書は著者が顕著な導きの下で送り出した、まさに最初の小冊子でした。その話については、いずれ語ることがあるかもしれません。

J.P.-L.

§贖いの働き

I. なぜ新しい命が必要だったのか

  1. 私たちの生まれつきの状態
    「すべての人が罪を犯したので、死がすべての人に及びました」(ローマ5:12)
    「あなたたちは自分の罪過と罪によって死んでいました」(エペソ2:1)
    「神の命から遠く離れています」(エペソ4:18、参照ローマ3:10-12、エペソ2:3)

II. どのようにして新しい命が可能になったのか

  1. 神のひとり子の賜物によって
    「神はひとり子を遣わされました。(中略)私たちが生きるためです」(1ヨハネ4:9)
    「神は私たちの罪のために、御子をなだめの供え物として遣わされました」(1ヨハネ4:10)

  2. 神の御子が罪人のために贖いの死を遂げることによって
    「神は私たちの罪のために、罪を知らない方を罪とされました」(2コリント5:21)
    「神はこのキリストを立てて、なだめの供え物とされました」(ローマ3:25)
    「彼がすべての人のために死を味わわれるためでした」(ヘブル2:9)

  3. キリストの死によって贖われた人がキリストと共に死ぬことによって
    「ひとりの人がすべての人のために死んだからには、すべての人が死んだのです」(2コリント5:14)
    「私たちが罪に対して死に、義に対して生きるために、(キリストは)十字架にかかって、私たちの罪をご自分の身に負われました」(1ペテロ2:24)

  4. キリストの中で死んだすべての人が、命の中で彼と結合されることによって
    「死人の中からよみがえった方と結ばれて」(ローマ7:4)
    「あなたたちは彼(キリスト)を死人の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、彼と共によみがえらされました」(コロサイ2:12)
    「私たちをキリストと共に生かし(中略)彼と共によみがえらせ」(コロサイ2:5-6)

  5. キリストが彼にあって生きるすべての人を神に連れ戻すことによって
    「キリストは私たちを神にもたらすために死なれました」(1ペテロ3:18、参照エペソ2:13)

  6. すべての信者に対して命の源となることによって
    「この命は御子のうちにあります」(1ヨハネ5:11)
    「御子を持つ者は命を持ちます」(1ヨハネ5:12)
    「もし敵であった時に御子の死によって神と和解させられたのなら(中略)彼の命にあずかることによって救われます」(ローマ5:11、コニーベア訳)

  7. 命の分与者である聖霊を与えることによって
    「イエスは神の右に引き上げられ、御父から約束の聖霊を受けて、それを注ぎ出されました」(使徒2:33)
    「イエスをよみがえらせた方の御霊が(中略)生かして下さいます」(ローマ8:11)

    神の聖なる御子は私たちの性質を着て、それを十字架へと運び、罪人の代わりに死なれました。神に立ち返る唯一の道は、命への門である十字架を通してです。

    三位一体の神はこのように大きな代価を払って贖いの計画を成就されたのですから、「なおのこと、あなたたちの天の父は、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがあるでしょう」(ルカ11:13)

§聖霊の主観的働き