バックモニターカメラを「根性」で取り付け


 別頁でカーナビをDIYした様子を書きました。そのナビにバックモニター機能があるのは知っていましたが、モニターカメラをDIYする気はありませんでした。それが日が経つにつれ、狭い車庫でギリギリにバックしていて子どもの自転車にゴツン!する機会が増え、たまたまネットオークションでカメラが安価(定価は23,100円!)で出品されていたので衝動的に落札してしまい、結局、DIYするハメになってしまいました。
 シエンタへのバックモニターDIYは、Ereko's経理マン@京都さんのブログで敷居が高いのは十分、承知していたので、体力も気力もわきませんでした。それが衝動的な落札でシッポに火がつき、とにかくDIYにチャレンジし、もしダメならディーラーに工賃を払おう、ということで気持ちが整理できました。ちなみに工賃はリアからナビまでの内装を全部外すため、10,000円以上ということでした。(^_^;)
 なお、純正ナビ機種によってバックモニターは異なり、上位機種になるとハンドルのセンサーと連動させるため、DIYの敷居はかなり高くなります。自車の場合は下位機種(NDCN−W54)のため、カメラ(純正品番 08634-00120、イクリプスのBEC104等も同等品)を取り付けるだけで済みました。社外ナビの場合、カメラの4ピン・ビデオ信号をRCA端子に変換するユニットを準備(オークションでも出ている)するなどの必要があります。その場合、リバースと連動させるための工夫が求められます。

いよいよ工事
 
とにかく、写真を御覧下さい。リアドアのグロメットに大きなコネクタを通すための根性が求められます。それさえクリアすれば、面倒な内装外しから逃れる方法として、カメラコードをアッパートリムの上部に押し込む方法でスイスイと工事できます。(^^)/ なお、車種はトヨタ・シエンタXリミテッドで、延べ約2時間を要し、カーナビと同じ労力(気合いはそれ以上!)が求められました。



↓これがネットで落札したトヨタ純正バックモニター(08634-00120)です。取り付けると右上の○印のようにすっきりと収まり、目立ちません。

←まず、リアドアの内装を外します。横方向から力強くやれば、外せます。クリップが9か所もあるので、最初の「根性」が求められます。
 そしてワイパーモータ(赤矢印)を外し、リアガーニッシュのナット(黄色矢印)を外します。
 当然、リアワイパーも外すのですが、ワイパーのナットを外した後、かなり強い力で引かないとワイパーは抜けませんでした。
 リアガーニッシュを外した後、カメラコードを通すための穴、13ミリ径を開けなくてはなりません。加工場所はEreko's経理マン@京都さんのブログにも書かれてありますが、ディーラーで取り付け書のコピーをもらっておくのが鉄則でしょう。(私はディーラーに「今、担当の者が手が離せなくてコピーは・・・」と言われたため、「もういいです、見なくても一人でやります!」と宣戦布告?してしまいました。(^_^;)
 まず、手持ちのドリルで5ミリの穴を開けました。多少、位置がズレても大丈夫です。
←次に「リーマ」で穴を13ミリに広げていきます。他の方々は、ホルソーで開けたそうですが、この加工のためだけにホルソーを買うのももったいないので、手持ちの工具で間に合わせました。ちなみに、リーマは昔、真空管のアマ無線機を自作していた頃から持っていた工具です。(歳がバレバレ・・・(^_^;)
 穴開け後、ヤスリで整え、タッチペンで防錆処理を施しておきます。
 カメラの取り付けに関して、ブラケットが3つ同梱されているのですが、「コの字形」を使用しました。切り込みのある部分が右下になるようにボディを脱脂したあと、両面テープで貼ります。カメラは後部の矢印↑が上になるように取り付けます。
 肝心の取り付け位置ですが、Ereko's経理マン@京都さんのブログに示されているマニュアル通りだと、下に寄りすぎてリアガーニッシュの穴から出なくなりました。結局、ガーニッシュから覗き込んでサインペンで印を付け、そこにブラケットを貼りました。→
 ←このようにリアガーニッシュの穴からカメラが出るようにブラケットをセロテープ等で仮り留めしながら位置決めをしました。
 貼り付けたら、カメラの左右を6角レンチでネジを締めます。この時、後述するナビまでの配線が終わったら、一度、モニターで映り具合をチェックし、カメラの角度を調整してからレンチで締めて仕上げます。
 カメラコードを通したところです。13ミリ穴に通すゴムパッキン(黄色矢印)は最初からコードに通されてコネクタが結線されています。コルゲートという付属のパイプの中を通し、他コードのクランプを利用してリアドア上部へと引いていきます。→
 このあたりまでの作業は楽勝でした・・・・
←これを見て下さい!リアドアのグロメットよりも大きなコネクタを、この細いグロメットに通さなくてはならないのです。これが根性が求められる最難関の作業でした。
 トヨタさん、こんな無茶なパーツは作らないようにしましょう。整備士さんも困っているはずです。もっとも、モニターカメラはイクリプス(富士通テン)からのOEMだそうですが・・・・・
 まず、針金で誘導してグロメット穴までコードを引きます。途中、熱線プリントのグロメットを外して、一度、そこまで引く手法もありますが、幸い、私の場合、幸運にも一度で針金がグロメットに出てきたので運良く引けました。
 針金とコネクタの接合部分(緑のビニールテープ)には、中性洗剤を塗って、ヌルヌルにしておくと引きやすいようです。→

←ただ今、グロメット内をコネクタが通過中。押したり引いたり、根性!根性!根性!で通していきます。まさに蛇が何かを飲み込んでいるみたいです。(例えが悪くてスミマセン)
 この作業だけで30分くらいかかりました。もう、やめてディーラーに持ち込んで工賃を払おうか、と何度もくじけそうになりました。また、別手法として、ひとまずコネクタを切断し、コードだけを通しておいて、あとでハンダ付けしようかと弱音も吐きました。
 グロメットを破らないように、ラジオペンチ等でつまんで広げながらコネクタを押したり引いたりすれば、少しずつ前進しました。もちろん、中性洗剤を塗っておく必要もあります。
 パンパカパ〜ン♪ 開通しました! とにかく、こんな細いグロメットの中に大きなコネクタを通すこと自体、無茶なオプション作業だと思います。
 整備士さんもバックモニターの作業を依頼されたら、「はぁ〜、仕事のためだ・・・」と、渋々、引き受けているのでしょうね。
 重ねて言います。トヨタさん、このオプションは改良の必要があります!(>_<)
←グロメットへの開通が終われば、ゴールは目前。ディーラーマニュアルでは、この後、内装をすべて外して床下にコードを通すとなっていますが、裏技?として、私はリアアッパートリムの上部に押し込む手法で作業を進めていきました。(その前に、リアルームランプを外し、ルーフヘッドライニングの隙間に通してからアッパートリムへ)
 コードは細いので、プラスチックのヘラなどで押し込めば、スイスイと作業が進んでいきます。
 センターピラーとルーフヘッドライニングとの隙間にもグイグイと押し込んで、ナビの方まで引き込んでいきます。→ 
 割と楽な作業なので、先のグロメット通しの苦労が報われる感じです。
←最後は、運転席側のAピラーを外し、そこからダッシュボード内に引き込み、ナビ背面の4ピンコネクタに差し込みます。ちなみに、コードの中継コネクタ(グロメットに通すのに苦労した元凶)は、このハンドル下のダッシュボードまで届きました。結局、半分ほどもコードが余ったため、束ねてダッシュボードに押し込みました。
 これで後は、カメラの角度を調整するだけで作業は完了です。ハァ〜、もう二度とやりたくありません・・・・(T_T)
 リバースに入れると、自動的にナビ画面にはこのように映ります。この位置だとセーフティワイドビューアも死角に入ってしまいます。リアガラスからも全く見えません。バックモニターを付けてこそ、見える視野であり、衝動的落札(13,500円)した甲斐があったと、自己納得しています。
 画面下にナンバープレートが湾曲して映っていますが、自分の好みでできる限り真下を見たく、この角度に調整しました。(^^)/


トホホ反省
 
やっぱり、トホホをやりました。(T_T) 最後にコネクタをつないでもナビに画面が映りませんでした。中継コネクタ(グロメットを通したアレ)をよく見ると、ピンの圧着部分で1か所、断線していました。仕方ないのでペンチでピンを引き抜き、圧着部分に断線したコードをハンダ付けし、やっと復旧しました。やはりグロメットで悪戦苦闘したとき、無理があったようです。
 再々、トヨタさんに言います!このオプションは絶対、改良しなくてはなりません!ディーラー(整備士さん)を泣かせているはずです。
 今回のDIYで自分ももう懲りた?ハズなのに、一段落したら、次はリモコンエンジンスタータをDIYしたくなってしまいました。(^^;)
(2005.10.1)

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