
◇銀行員の替え歌コーナー◇
| 支店長激怒は突然に | フエンズ | 支店長になったら | 大きな目標 | あの日に帰りたい |
| SAY YES | 諸届の歌 | そして僕は途方にくれる | キャッシュコーナー | もがく銀行員 |
| 見込A | コンプライアンスがたまらない |

支店長激怒は突然に
小田和正「ラブストーリーは突然に」のメロディで
何から取ればいいのか、わからないままカブに乗って、浮かんでは消えていくありふれた予約ばかり
君(支店長)があんまり責めるから、ありもしない予約を言って、たぶんもうすぐ支店の中で君が暴れる
あの日あの時この店で、君に会わなかったら、僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま
あの日あの時この店で、君が来なかったなら、僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま
解説:ヘンなおっさん(支店長)に当たると、地獄のノルマが課され、このような気持ちになるのである。
フエンズ
レベッカ「フレンズ」のメロディで
銀行に入った年には、初任給も低い時だった
ボーナス日、通帳渡され、付け込みを上司に言われた時
ほら、これが上司の、ボーナス、7桁、多い、OH
なんで減ったのか、年収
年を取れば、増えてたのに
僕がもらう時は、減収
だまされてる気がした
解説:右肩上がりの給与体系は崩壊している。結局損なのは若い人たちだけ。
支店長になったら
「一年生になったら」のメロディで
支店長になったら、支店長になったら
給与はたくさんでるのかな
百万はあるのかな
お客のおごりでゴルフして
パッコン、パッコン、パッコン、と
解説:バブル崩壊まで、銀行の支店長と言えば、超高給取りで皆支店長になって楽をしたいと思っていた。
ただ普通の行員はそんなに高くなく、雑誌で最年少支店長の年収がモデル賃金として掲載され、いい迷惑だった。
大きな目標
「大きな古時計」のメロディで
大きなロットの貸出残、本部からのノルマ
毎年いつも掲げている、ありふれたノルマさ
支店長が転勤しても変わりないノルマさ
今はもう届かない、このノルマ
毎年休まずに新規、新規
上司と一緒に新規、新規
今はもう届かない、このノルマ
解説:最近、各銀行とも運用難であり、貸出の目標は天文学的数字になりつつある。でもいつまでたっても目標は変わらないのである。
あの日に帰りたい
「あの日に帰りたい」(荒井由美)のメロディで
泣きながらちぎった伝票(を)
手のひらでつなげてみるの
悩みなき課長の微笑み
わけもなく憎らしいのよ
事務ミスをやってしまうと
人は皆知らぬふりする
学生の私に戻って休暇が欲しいの
解説:銀行における事務ミスとは当人の人間性まで疑われる恐ろしいものなのです。松任谷由美の昔の曲によりお届けいたしました。
SAY YES
「SAY YES」(CHAGE&ASKA)のメロディで
「余計な物などないよね〜」
全てを見ると何かとホコリが出てくる
少しぐらいの嘘や隠し事
まるで僕を試すような検査官の質問がある
「このままふたりで、応接入って何気なく話さないか?」
事務ミスひとつ、指摘を受けて
何も言えない、言い訳できない
何でも言うよ、残さず言うよ
僕が悪かった
迷わずに「SAY YES」
解説:銀行の検査とはある日突然支店にやってきて、机やカバンやいろいろなものを全て調査していきます。
当然何か出てくると、「頭取にお手紙」(始末書)です。検査の人たちには逆らえません。
諸届の歌
「ルビーの指環」(寺尾聰)のメロディで
印鑑なくして届を出すときは
ちゃんと免許のひとつも持参して
写真確認できるものを出して
あなたが失ったから
保険証・社員証は
今日は改印できないね
すぐに金がいるのならば、カードで出せ〜
解説:銀行取引印をなくすとちょっと面倒です。本人の確認のために本人顔写真入りの公的証明があればすぐ手続きできます。
そして僕は途方にくれる
「そして僕は途方にくれる」(大沢誉志幸)のメロディで
見慣れない街に来て、飛び込んだ、融資を勧めに
社長に会えずに、受付で追い払われてた
もうすぐ締め切りの時間、取引できないと
上司の小言・説教が続くのさ
そして僕は途方にくれる
解説:新規の融資先を開拓することは銀行の永遠の命題である。そして行員はいつも途方にくれて、喫茶店で
たむろしているのである。そして、その喫茶店には各銀行が集結していたりする。
キャッシュコーナー
「なごり雪」(イルカ)のメロディで
キャッシュコーナーの列の後ろで
時間を気にしてる
3時までに振込をしなくちゃ
前の人は通帳記帳や残高を見たり
何度も機械を使う、ムカツク
順番が来て、操作をしようと
カードを出して、画面を見ると..
画面の上にひとこと、「取扱中止」
押しても触っても「取扱中止」
解説:キャッシュコーナーというものは便利ではあるものの、同時に妙なストレスを産むものでもある。
急いでいる時に「ただいまお取扱いができません」という文字を見たとき、怒りは頂点に達する。
もがく銀行員
「おどるポンポコリン」(B・B・クイーンズ)のメロディで
なんでもかんでもみんな
目標ばかりが来るよ
期の途中からボワッと
キャンペーン目標登場
いつだって忘れない
頭取は偉い人
そんなの常識 タッタタラリラ
ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパー
ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパー
ピーヒャラ ピーヒャラ ノルマがズシリ タッタタラリラ
ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパー
ピーヒャラ ピーヒャラ もがく銀行員
ピーヒャラピー お客が減ったよ
解説:銀行員にノルマはつきものである。期初に予定されていなかった目標が、キャンペーンとして急に
やってくるために、いつまでたっても落ち着いて仕事をすることができない。
行員はこの目標を早く消化したいがために、むりやりお客さんに頼み込むのである。
顧客満足度を高めるなどと言いながら、こんな状況になっているを本当に銀行の経営陣はわかっているのだろうか?
見込A
「少女A」(中森明菜)のメロディで
パンフレットでリスクを見ているあなたを待ってる時間がないの、私
忙しいのにここまで来てる ノルマがなければ絶対来ないの、あなた
いわゆる普通の所得層だわ、預り資産も大してないの、あなた
普通預金に残高なけりゃ、一生誰も来ない家なのよ、ここは
じれったい、じれったい、投信するとか保険するとか
じれったい、じれったい、儲かるわけなど絶対ないわ
はんこを押して、お金を出して、あなた見込A
解説:銀行毎に「見込」「予約」等言葉はいろいろあるが、自分のノルマを消化するための
対象をこのような表現で呼ぶ。ノルマのためにいろいろと商品を売りつけるということが当たり前になっているのが怖い。
コンプライアンスがたまらない
「ロマンティックがとまらない」(CCB)のメロディで
長いチェックの最後で(さりげなく)
これがダメとつぶやく(なんでーやねーん)
友達と〜おもってた〜でもキミは〜
コンプ〜ライア〜ンスチェッカー(チェッカー、チェッカー)
これは「個情報」、これは「独禁法」
チェックが〜チェックが〜細かくなる〜
新商品作るとき、契約書交わすとき(アホみた〜い)
コンプライアンスがたまらない
解説:同僚が作った作品である。コンプライアンスとはマニアックと同義語だと思う日々この頃である。