オイチョカブをアレンジしたゲームです。遊び方はオイチョカブとほぼ同じですが、オリジナル役でキュウリ札ならではのゲームが楽しめます。

■人数 二〜六人くらい。

■用意するもの 碁石やマッチ棒、麻雀の点棒、ゲーム用コインなど。

■使用する札の枚数 四十枚すべて。「かっぱゲーム」と書かれた札は使いません。

■遊びの概要 親(胴元)と、複数の子(張り子)とで遊びます。配られた二枚ないし三枚の札の数字を合計し、その下一けたの数字の大小で競います。零が最も小さく、九が最高となります。

■数字のよびかた ※オイチョカブと同じです。

1 ピン  2 ニゾウ  3 サンタ  4 ヨツヤ  5 ゴケ 

6 ロッポウ  7 シチケン  8 オイチョ  9 カブ  0 ブタ

■遊び方

1 ジャンケンなどで親を決めます。親は、子の賭け賃の上限を「一人につき二十点まで」などと宣言します。

2 親は札をよくきって、子の誰かにカットしてもらったら、自分の左から四枚の札を表向きに並べます。これが場札です。

※同じ札が三枚以上出た場合は配り直します。

↑親が札をよくきったら、子の誰かにカットしてもらいます

↑親は自分から見て左から4枚並べます

↑4枚並べ終えたら、親は自分の分を1枚、上からとります  

3 四枚配り終えたら、親は一番上の札を一枚引きます。これが親の札になりますから他の人に見せてはいけません。

4 子は、四枚の場札の好きなところに、親が決めた上限内の賭け賃を張ります。上限内であれば、「五点を一枚目に、十五点を四枚目に」と、分割しても構いません。また、同じ札に複数の人が張ってもいいのです。

↑子は、好きなところに賭け賃をはります。ここではAさんからDさんの四人がひとりずつはりました

5 子が張り終わったら、親は場札の左から裏向きで一枚上に置きます。そこに張った子は、二枚の数を合計して、下一けたの数を確認します。その時点で八や九といった大きい数字ならば「いらない」と宣言します。子の勝負数字はそこで確定します。親はいらないといわれたら次の場札に札を置きます。

↑子がはり終わったら、親は左から裏向きにして札を1枚置きます。子はその札の数を親に見られないように確認します。このとき、合計が3以下の場合は、強制的にもう1枚要求しなくてはなりません。また、合計が7以上の場合は、もう1枚ひくことはできません

 二枚の合計の下一けたが三や四と小さい場合は「もういっちょ」と宣言します。親はもう一枚要求されたら、今度は表向きに一枚置きます。子の勝負数字はこの三枚の合計の下一けたになります。

↑子が「もういっちょ」と宣言したら、親は今度は表向きにして札を1枚置きます。これでAさんの勝負数字は確定します

6 親は同じように次の場札に札を置いて行きます。誰も賭けていない場札の場合も同じように札を置きますが、このとき「いらない」「もういっちょ」という宣言の権利は、次の場札に賭けた人にあります。左から二番目、三番目以降は誰も賭けていないという場合は、子の誰かが宣言してください。

↑Aさんが終わったら、次はBさんの場札の上に1枚置きます。Dさんまでこれのくり返しです

7 場札すべてに札を配り終えたら、親は一枚札を引きます。先ほど取った札とを合計し、下一けたの数字を確認します。その時点で七以上の大きい数字なら、そこで「勝負」と宣言します。

 二枚の合計の下一けたが小さい場合は、三枚目を引きます。その三枚の合計の下一けたが親の勝負数字となり、この時点で勝負となります。

↑Dさんまで勝負数字が確定したら、親は山札の上から1枚ひきます。このとき、合計が3以下の場合は、強制的にもう1枚ひかなくてはなりません。また、合計が7以上の場合は、もう1枚ひくことはできません

 なお、親は三枚目を引く前に、数が小さそうな子だけと勝負することもできます。その場合は「AさんとCさんだけ勝負」と宣言し、次の8で述べる点数のやりとりをします。その後、あらためて三枚目を引くのです。

8 親が「勝負」と宣言した場合や、親の勝負数字が確定したら、子は自分の賭けた場札をすべて表にし、勝負数字を報告します。親は、自分の勝負数字よりも少ない子の賭け賃をもらい、自分よりも大きい数字のときは賭け賃と同じ点数を子に払います。親と子が同数の場合は「分け」になり、子は自分の賭け賃を回収します。

↑親は10と7なので、勝負数字は「7」。Aさんは2+9+4で「5」なので親の勝ち、賭け賃は親がもらいます。Bさんは10+9で「9」なので、親の負け。賭け賃の倍を支払います。Cさんは、「5」なので親の勝ち、Dさんと親の数字は同じなので引き分けとなり、賭け賃はDさんのところに戻ります

9 親は子全員に負けたときや、任意のタイミングで右隣に交代します。通常、ゲームは十二回を一区切りとしますが、参加者全員が親をやり終わるまで遊んだ方が公平に楽しめます。

■特殊な役

シッピン(一と四) 親だけにある役です。アラシ以外、子の賭け賃はすべて親が取ります。

    

 

龍神貢ぎ 同じ一と四でも、龍神の札と尻子珠の札の組み合わせは「龍神貢ぎ」という役になります。親の総取りはもちろん、子は賭け賃の倍を親に支払います。

 

クッピン(一と九) 親だけにある役です。アラシ以外、子の賭け賃はすべて親が取ります。

   

 

アラシ 同じ数字が三枚揃った役。親でも子でもアラシができた時点で「アラシっ!」と宣言し、アラシを作った人だけその場で点数のやりとりをします。親が出した場合は子の全員が賭け賃の三倍を親に払います。子が出した場合は、親は子の賭け賃の三倍を払います。

   

 なお、アラシは親のシッピン、クッピン、龍神貢ぎよりも上位になります。親と子とでアラシができた場合は、数字が大きい方が強くなります。

 

菅原アラシ アラシの中でも菅原道真の十の札が三枚揃うとペナルティ役となります。親が出した場合は子の全員に賭け賃の三倍を払います。子が出した場合は、親には自分の賭け賃の三倍を、他の子にもそれぞれの子の賭け賃の三倍を払わなくてはなりません。

 

菅原カブ これは子だけの特権で、親には摘要されません。菅原が三枚揃うとペナルティ役ですが、菅原が二枚の状態で三枚目に九がくれば、菅原カブになります。おいちょカパ最強の役で、役が完成した時点で「菅原カブ!」と宣言して、札を見せてください。この役ができた時点でその回の勝負は終了です。親は菅原カブであがった人の賭け賃の三倍を支払い、他の子は自分の賭け賃の三倍分を菅原カブであがった人に支払います。子にアラシがある場合でも、菅原カブであがった人がいたらアラシは無効となります。

 

 

■特殊なルール

シチケン引きなし 親でも子でも、二枚の合計の下一けたが七以上のときは、もう一枚を引くことができません。

サンタは引け 親でも子でも、二枚の合計の下一けたが三以下のときは、もう一枚引かなくてはなりません。

※オイチョカブにはローカルルールがたくさんあります。上記以外のルールは、事前に取り決めするとよいでしょう。