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最終更新日 - 2013.08.23

文字色の説明:■…通常文字、…重要文字、…おくしよん。HP内リンク、…外部リンク(別ウィンドウが開きます)
- AviUtlでMP4変換エンコードのススメ - -
フリーソフトのAviUtlは高画質・高圧縮なMP4(MPEG4 AVC/H.264+AAC)エンコードが出来ちゃう優れたソフトです。
まったくの初心者の方でもMP4のエンコード変換、カット編集、結合などが簡単に、しかもすべて無料で行えます。

MP4再生用のコーデックパックを入れていない方はCCCPなどがお勧めです。
※インストール時、MPC-HC(動画プレーヤー)が必要ない方はチェックを外して下さい。
また圧縮解凍ソフトを使っていない方はExplzhなどの導入がお勧めです。

Windowsの設定はファイルの拡張子を表示する設定でお願い致します。

PCの必要スペックはIntel Pentium 4又はAMD Athlon 64以降のCPU、メモリ512MB以上になります。
対応OSはWindowsXP、WindowsVista、Windows7、Windows8になります。

TOP 1.AviUtlの導入 ▲ 

AviUtlの導入には約1時間程度掛かります。お時間のある時に一気に導入することをお勧めします-
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始めに、AviUtlでMP4を作成する際に必要なVisual C++2008と2010とVisual Studio 2012、続いて.NET Framework4.0をインストールします。

Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

Visual Studio 2012 更新プログラム 3 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x86)

※通常では保存ファイル名がいずれもvcredist_x86.exeですので、必要に応じてvcredist_x86_2010sp1.exe等に変更して下さい
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お使いのPCに.NET Framework 4.0がインストールされているか分からない方はこちらのサイトで確認して下さい
※ブラウザは必ずInternet Explorerを使用して下さい
NET Frameworkバージョン確認 赤で囲った所に、インストールされている.NET Frameworkのバージョンが表示されます。

ここにバージョン4が表示されない場合は.NET Framework 4.0をインストールする必要があります。


Microsoft .NET Framework 4 (スタンドアロンのインストーラー)
※ファイル名:
dotNetFx40_Full_x86_x64.exe
※.NET Framework 4.0はWindowsXP、WindowsVista、Windows7では必ずインストールする(インストールされている)必要があります

再起動後、Windows Updateからセキュリティ脆弱性のアップデート等を行って下さい。
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次に、AviUtl本体とMP4作成に必要なプラグインなどをダウンロードしていきましょう。

AviUtl作者のHPから本体をダウンロードして下さい(現在のファイル名:aviutl100.zip
AviUtl作者さんのホームページ
-各プログラムやプラグイン類は最新バージョンが最も良いとは必ずしも限らないようです。
特に公開から数日しか経過していないものは不具合を含んでいる可能性が比較的高いです。
もし最新バージョンで不具合が出る場合は1つ2つ前のバージョンを試してみて下さい。

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MP4作成の心臓部、x264.exeをダウンロードして下さい。
x264.nl(x264.exe)
ミラー
※32bitOSの方は32bit 8bit-depthを、64bitOSの方は64bit 8bit-depthを各mirrorからダウンロードして下さい
※x264.exeのファイルサイズが10MB以下のものは破損している可能性があります

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rigayaさんのブログから、x264を視覚的に操作できるx264guiExをダウンロードして下さい。
rigayaさんのブログ(TOP)
rigayaさんのブログ(x264guiEx)
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次にAAC形式の音声出力に必要なNero AAC Codecを取得します(現在のファイル名:NeroAACCodec-1.5.1.zip
Nero AAC コーデック
(メールアドレスの入力が必要です)
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映像と音声をmux(ひとつのMP4ファイル化)するために必要なMP4Boxを取得します。
POP@4bit
MP4Boxのダウンロード

※左上のところから 現在のファイル名:MP4Box_0.4.6-r3745.zip
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多数の動画読込みに対応したL-SMASH Worksをダウンロードします。
POP@4bit
L-SMASH Worksのダウンロード

※左上のところから 現在のファイル名:L-SMASH_Works_r679_plugin-set.zip
※これひとつで拡張子3gp,avi,flv,m2ts,mkv,mp4,mpg,mov,ogm,rm,webm,wmvなどのファイルが読込めます

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MPEG2映像を安定して読み込めるようにするプラグイン
MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In
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MP4の安定した読込みと無劣化出力ができるMP4 Plugin(MP4 File ReaderとMP4 Export Plugin)を取得します。
MP4 Plugin(Yahoo!検索)

検索結果の上位から入手できるかと思います。(ファイル名:MP4Plugin_20100306.rar



ダウンロードが終わったら、適当なフォルダの中にx264.exe以外のすべてを解凍(展開)して下さい。
※拡張子7zやrarが解凍できない方はExplzhなどの圧縮解凍ソフトを使用して下さい

次に
aviutlフォルダを新規作成し、その中にPluginsフォルダとProfilesフォルダを新規に作成して下さい。
その後、aviutlフォルダの中に、

aviutl.exe
aviutl.txt
aviutl.vfp
MP4Box_0.4.6-r3745.exe
neroAacEnc.exe
x264.exe

の6ファイルを入れて下さい。

さらに解凍した物の中から、aviutlフォルダ内のPluginsフォルダに、

lwinput.aui
m2v.aui ※m2v.vfpをm2v.auiに拡張子を変更して下さい
m2vconf.exe
mp4export.auf
mp4input.aui
x264guiEx.auo
x264guiEx.ini ※auoフォルダのではなくmp4box用フォルダのもの
x264guiEx_stg フォルダ(中身も)

の7ファイルと1フォルダを入れて下さい。
(プラグイン類はPluginsフォルダにまとめて置いた方が後々管理しやすいです)
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最後に、AviUtl標準のリサイズ機能より少し高速に、かつシャープに縮小できるリサイズフィルタプラグインを取得します。
(現在のファイル名:
ResizeFilter_111020.zip
リサイズフィルタ(ResizeFilter)
解凍したファイルの中からResizeFilter.aufDLL フォルダ(中身も)を先ほど同様Pluginsフォルダに入れて下さい。
※AVX命令に対応させたい場合はテキストを参照して下さい




上記の作業をすべて行うと下の画像と似たような構成になっているかと思います。

ファイル構成

最後にaviutlフォルダの置き場所を決めて、AviUtlの導入(インストール)は完了です。
※時間のある時にでも各説明書に目を通しておくと良いかもしれません。

TOP 2.初期設定  
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システムの設定
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AviUtl上部メニューバーのファイル→環境設定→システムの設定です。

設定するのは一番上の項目のみです。
最大画像サイズを幅1920の高さ1088に設定して下さい。これでフルHD表記の動画までは扱えるようになります。これ以上のサイズを扱う場合はそれに合わせて設定して下さい。

このほか特に設定するところはありませんが、秒間60フレームの動画や3時間以上の動画をエンコードする予定のある人は「最大フレーム数」を320000より多く設定しておいた方が良いかもしれません。

[注意]必要以上に最大画像サイズや最大フレーム数、キャッシュフレーム数を上げすぎるとメモリ不足の大きな原因になってしまいます。

[ヒント]初期値の320000フレームで処理できる総時間は29.97fpsの動画で約178分間までです。

入力プラグインの優先度
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上部メニューバーのファイル→環境設定→入力プラグイン優先度の設定です。

赤丸のように、
AVI/AVI2 File Reader
Wave File Reader
MPEG-2 VIDEO File Reader
MP4 File Reader
の4つをLibav-SMASH File Readerの上に、その他のプラグインが下になるように調整して下さい。

※読込みで不具合が出た場合はLibav-SMASH File Readerを一番上にしてみて下さい。

[ヒント]どのプラグインで読み込んでいるかは上部メニューバーのその他→ファイルの情報で確認できます

MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In 設定
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 1.AviUtlの導入でPluginsフォルダに入れたm2vconf.exeを起動します。

アスペクト比を無視に設定して下さい(動作が軽快になります)。

CPU拡張の所はMMX、SSE、SSE2の3つともチェックを入れます。

m2v.aui(MPEG-2 VIDEO File Reader)でMPEGファイルを読み込んでシークした時など不安定になる場合は、GOPリスト項目の「GOPタイムコードを使わない」にチェックを入れて強制的にglファイルを作成すると安定するかもしれません。

リサイズフィルタ
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上部メニューバーの設定→リサイズフィルタの設定であらかじめ拡大縮小サイズを登録しておくと良いかもしれません。
参考:ビットレート&リサイズ目安表
右上にチェックを入れると有効になります。輝度・色差・SIMDはそのままで大丈夫です。

[ヒント]サイズ追加時、間の×は半角英小文字のエックスを入力します。

色変換の設定
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上部メニューバーの設定→色変換の設定で[入力][出力]とも自動に設定します。
時間の表示 最後に、上部メニューバーの表示→時間の表示にチェックを入れるとタイトルバーに現在位置の時間が表示されるようになります。

以上で初期設定は終わりですので、いったんAviUtlを終了して下さい。
AviUtlは終了時に設定を保存します


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TOP 3.エンコード前の作業  
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TOP CM(コマーシャル)のカット&編集 3.エンコード前の作業TOP
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操作説明
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左の操作説明を参考にしてCMや不要箇所を探していきましょう。

[ヒント]AviUtlウィンドウは横に広げたほうがより細かくシークすることが出来ます。

CMや不要箇所を見つけたら、そこの最初の位置で
選択範囲の開始ボタンを押して印を付けます。
そして、CMや不要箇所が終わる位置で今度は
選択範囲の終了ボタンを押して再び印を付けます。
これで選択範囲を指定することが出来ました。

選択範囲のフレーム削除
上部メニューバーの編集→選択範囲のフレーム削除を選択すると先ほど指定した選択範囲部分がAviUtl上で削除されます(元の動画自体はそのままです)。
あとは同じことを繰り返してCMや不要箇所の無い編集内容を仕上げていきます。

[ヒント]間違って「選択範囲のフレーム切り出し」にしてしまった場合は、すぐ下の「元に戻す」を押せば大丈夫です。

すべてのCMや不要箇所を取り除いたら上部メニューバーの
ファイル→編集プロジェクトの保存で編集内容を残しておくのをオススメします。
これを残しておくとAviUtl終了後でも編集プロジェクトファイルを読み込むだけで全く同じ編集内容に復帰することが出来ます。

[ヒント]編集内容を実際に再生してみる場合は上部メニューバーの
表示→再生ウィンドウの表示で確認出来ます。

CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 チャプターを付ける 不具合の対処

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TOP DVDを読み込む 3.エンコード前の作業TOP
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AviUtlは直接DVD(VOBファイル)を正常に読み込めないので、DVD2AVIというソフトを使って読めるようにします。
DVD2AVIのダウンロード(ファイル名:dvd2avi_v1.86.zip)※直リンクです
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Open
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DVD2AVI.exeを起動後、上部メニューバーのFile→OpenからDVD内のVIDEO_TSフォルダにある拡張子がVOBのファイルを開きます。
File List
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VTS_01_0.VOBはメニューファイルなので、次のVTS_01_1.VOBを開きます。
※VTS_02_1.VOBが先頭の場合もあります

VTS_01_1.VOBを選択すると自動的に後続のファイルも選択されます。

OKを押しましょう。
Statistics Window
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これでDVDをDVD2AVIに読み込むことが出来ました。

次に、上部メニューバーの
File→Save ProjectでAviUtlで読むことが出来るd2vファイルなどを作成します。

最初は保存場所がDVD内になってしまっているので、デスクトップ等に場所を変更し名前を付けてd2vファイルを保存して下さい。

作業が始まると左の画面が出ます。
赤で囲った所は
Elapsed・・・経過時間
Remain・・・残り予想時間
という意味です。

Remainの所にFINISHと表示されれば作業完了なので、DVD2AVIを終了しましょう。

DVDドライブの種類や、長時間の映像の場合は30分ぐらい掛かったりするので気長に待ちましょう。
2files
左のようにd2v(映像)とwav(音声)の2つファイルが出来上がります。

あとはAviUtlにd2vファイルを普通に読み込ませ、上部メニューバーの
ファイル→音声読み込みからwavファイルを読みこめば完了です。

[注意]
エンコードの際は、動画の両側に黒帯部分がある場合はクリッピングした上で640X480(アスペクト比4:3の場合)にリサイズして下さい。720X480のままですと横に間延びした動画になってしまいます。地デジと同じアス比16:9の場合は640x360(16:9)、704x396(16:9)、768x432(16:9)、854x480(約16:9)などへのリサイズがオススメです。
※リサイズせずに拡張 x264 出力(GUI) Exの設定画面でアスペクト比を指定する方法もあります。詳しくは4.MP4エンコードの中段をご参考下さい。

[注意]d2vファイルは映像そのものではなくカタログのような物なので、DVDが挿入されていないと使えません。

CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 チャプターを付ける 不具合の対処

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TOP インターレース解除 3.エンコード前の作業TOP
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インターレース画像
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この画像は動画(1080i)の一部を切り取ったものです。

動いている物体をよく見ると二重にブレていて、さらに横縞状になっています。

PCで見る動画をエンコードする場合は、この横縞(インターレース縞)を解除したほうが見やすくなります。

※必ず解除しなければならないわけではありません。

インターレース解除自動
インターレース縞の解除は上部メニューバーの設定→インターレースの解除→自動でOKです。
より動きを重視する場合は二重化が良いようです。

解除残りが気になる方はインタレ縞低減プラグイン++が効果的なようです。私の設定は「次フレームも参照する」にチェックを入れ、動きを48にして弱めに使っています。

この他、自動フィールドシフトプラグインというのもありますが、アニメ以外では必要ありません。加えて
・プリセットのままではフィールドシフトが連続発生する動きの速い場面(特に実写)でカクカクすることがある
・フィールドシフトさせると可変フレームレート化してしまい、再エンコード時に支障をきたすおそれがある
などのデメリットがあるようです。
※ただしアニメで24fpsや30fpsが混在する動画を手軽に最適化する場合は、大変意味のあるプラグインだと思います。


上記インターレース解除方法での動きがぎこちなく感じる時や、スポーツ動画の場合は60fps読み込みをお勧めします(上部メニューバーの
ファイル→開くで表示されるウィンドウ下部の「60fps読み込み」にチェック)。※インターレース縞は解除されます
ただし、フレームレートが倍になり(29.970fpsのものは59.940fpsになる)ファイルサイズとエンコード時間が同品質比で1.5倍程度に増え、動画再生時の負荷も増大してしまいます。また静止している文字テロップなどが少しちらつくようになるので、縮小リサイズとの併用が良いかと思います。が、全体の動きはこれらのデメリットを払拭するほど格段に本来のスムーズな動きになります。
※元の動きが秒間60コマの場合です

通常読み込みと60fps読み込みの動き比較動画
※それぞれの画像をクリックするとダウンロードできます。
比較ムービー1 比較ムービー2
※映像時間:10秒(音声なし)、映像サイズ:640×360、ファイルサイズ:約3〜4MB
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 各インターレース解除処理の比較
解除1 インターレース解除なし
解除2 AviUtl
(自動)
解除3 自動フィールドシフト
(残像最小化)
解除4 自動フィールドシフト
(動き重視)
解除5 自動フィールドシフト
(映画/アニメ)
※各画像は拡大してあり且つ動いているので、実際はこれほどの違いには感じません。
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自動フィールドシフト 私が自動フィールドシフトプラグインを使う時はフィールドシフトさせずにインタレ解除のみで使っています。

理由はAviUtl標準より解除部分の処理が丁寧で、全体的に見てもクリアに仕上がると思ったからです。

[ヒント]自動フィールドシフトプラグインを使ってもフィールドシフトさせなければフレームレートも変化しないようです。

[ヒント]フィールドシフトしないでインタレ解除のみに使用する限りは拡張 x264 出力(GUI) Exの拡張タブ「自動フィールドシフト(afs)を使用する」にチェックを入れなくても大丈夫です。またtc2mp4Mod.exeが無くても大丈夫です。

CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 チャプターを付ける 不具合の対処
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TOP 3.エンコード前の作業TOP
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地デジ見本
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地デジ放送はCM中以外は常時右上に半透明の放送局ロゴが表示されています。

これを透過性ロゴフィルタプラグインというのを使って消したいと思います。
透過性ロゴフィルタのダウンロード
上記ホームページ下部より、透過性ロゴフィルタ(delogo_013.zip)とロゴ解析プラグイン(logoscan_007.zip)の2つをダウンロードして解凍後、
delogo.auf
logodata.ldp
logoscan.auf
の3つのファイルをプラグイン用フォルダに入れて下さい。

ロゴ解析
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AviUtlを起動するとlogodata.ldpの場所を聞いてくるので指定して下さい。

AviUtl上部メニューバーの
設定→ロゴ解析の設定を選ぶとこの画面が出ます。
右上の所にチェックを入れてロゴ解析を有効にして下さい。

[注意]映像先頭から10分内ぐらいにあるCMは前もって削除しておいて下さい(CM時は局ロゴが消えている為です)。

局ロゴを囲う
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マウスの左を押しながら局ロゴをこんな感じで大きめに囲って下さい(リサイズが有効になっているとズレるので一時無効にして下さい)。

その後はロゴ解析ウィンドウの、位置X、位置Y、幅、高さで微調整して下さい。少し余裕を持たせたぐらいで良いと思います。
その他の闘値などの項目はデフォルトのままで大丈夫です。

囲う位置が決まりましたら、ロゴ解析ウィンドウ下部のロゴ解析ボタンを押しましょう。

ロゴ解析中
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ロゴ解析ボタンを押すとこの画面が出ます。

放っておくとずっと解析し続けてしまうので、有効サンプル数が100〜1000以上くらいになったら中断ボタンを押して下さい。

[注意]短い映像&色彩が単調な場合は解析しきれないことがあります。また有効サンプル数が少ないほうが良い場合もあります。

ロゴ解析結果
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中断ボタンを押すとこの画面が出ます。
局ロゴがちゃんと表示されればOKです。

送信ボタンを押すと透過性ロゴフィルタに解析データを渡し、保存ボタンを押すと解析データを個別のファイルとして出力できます。

※今回は送信ボタンを押した後に閉じるボタンを押したことにします。

透過性ロゴ有効
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上部メニューバーのフィルタでロゴ解析のチェックを外します。
そして、透過性ロゴを有効にすると…

画像のようにパッ!っと局ロゴが消えます。
あとはこのままエンコードするだけです。

[注意]ソース動画の品質が悪いほど、特に動きの速いシーンで消し残りが発生します。

[ヒント]透過性ロゴフィルタに送信した解析データはlogodata.ldp内に格納されます。

[ヒント]複数の局ロゴに対応する場合は透過性ロゴの設定画面で切り替えできます。

[ヒント]透過性ロゴフィルタを有効にしてもエンコード総時間はほぼ一緒ようです。

フィルタの順序
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AviUtl上部メニューバーの設定→フィルタ順序の設定→ビデオフィルタ順序の設定です。

透過性ロゴより上の位置の各フィルタ設定を変更しなければ、解析データはそのまま利用出来ます。

また、各フィルタの順序は特に必要がなければ変更しない方が良いかも知れません。


この項目で使用させていただいた動画素材はNHKクリエイティブライブラリーさんよりお借りました。
多くの映像素材がライセンスフリーではないものの、すべて無料で使用出来るのでオススメです。


CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 チャプターを付ける 不具合の対処
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TOP チャプターを付ける 3.エンコード前の作業TOP
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動画の任意の場所にチャプターを付けておくと、再生中その場所にジャンプできて便利です。
※すでにエンコード済みのMP4動画にチャプターを付ける方法です。

チャプター編集 for AviUtl

上記のページから
chapter06.lzhをダウンロードして解凍後、chapter.aufをプラグインフォルダに入れて下さい。

チャプター編集の表示
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AviUtlを起動してチャプターを付けたいエンコード済みのMP4動画を読み込みます。

その後、上部メニューバーの
表示→チャプター編集の表示を選択します。
チャプター編集
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すると、この画面が出ます。

動画のチャプターを付けたい位置までシークしましたら「名称」の所に番号や文字を入れ、追加ボタンを押すと登録されます。

すべての登録作業が終わったら保存ボタンを押してテキストを保存して下さい。
※AviUtlフォルダにchapter.txtとして保存しておくとこのあとの作業が楽です。

AddChapter こちらのホームページ下部の最終行「Frontend」の文字リンクからAddChapter.zipをダウンロードします。

解凍後にできるAddChapter.exeをAviUtlフォルダに入れ起動します。

左の画像のような感じでそれぞれの場所を指定後、実行ボタンを押せばチャプターが付加されたMP4が出来上がります。


CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 チャプターを付ける 不具合の対処
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TOP 不具合の対処 3.エンコード前の作業TOP
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動画ファイルがどうやっても読込めない場合はこちらのプラグインを使用してみて下さい。
※不安定&不具合が出やすいので注意して使って下さい
※コーデックパックなどの導入で読込める種類が増えます
DirectShow File Reader
解凍後、
ds_input.auiをプラグインフォルダに入れAviUtlを起動します。
上部メニューバーの
ファイル→環境設定→入力プラグイン優先度の設定で優先順位を一番上に設定します。
無事エンコードが終わりましたら、DirectShow File Readerの優先順位を一番下に設定し直して下さい。
[ヒント]どのプラグインで動画を読み込んでいるかは上部メニューバーのその他→ファイルの情報で確認できます
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― 映像不具合の対処 ―

映像不具合の対処法:
・AviUtlを再起動してみる
・コーデックパックなどを最新のものに更新する
・Windowsがスタンバイから復帰した状態の場合は再起動してみる
・ビデオフィルタの順序を初期化してみる
・Libav-SMASH File Readerプラグインの優先度を上げてみる
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― 音声不具合の対処 ―

不具合症状の例:
・緑色のオーディオ波形が表示されない
・音声が音飛びしたり途切れ途切れになる
・音声が徐々に遅れてしまう
・音声が二重になってしまう
・途中から音声が無音になってしまう
・エンコード後の音声がまったく聞こえない

音声が徐々にずれてしまう場合は映像のフレームレート(fps)が本来のものではない可能性があります。
[例]29.970fpsであるべき映像が29.850fpsなどになってしまっている

その他上記のような症状の場合、音声をWAVE形式に変換したものを読み込んでエンコードすることで大抵解決します。
動画ファイルから音声を抜き出すソフトは色々ありますが、ここでは「えこでこツール」というソフトを使ってみます。

えこでこツールのダウンロード
上記のリンクからEcoDecoTooL114.zipをダウンロードして解凍します。

ECODECOTOOL EcoDecoTooL.exeを起動すると左の画面が現れます。
上部の設定を「出力:wav」にして動画ファイルをドラッグ&ドロップして下さい。出力先フォルダの場所に拡張子wavの音声ファイルが出力されると思います。

もしここでエラーやフリーズ状態になった時は、タスクマネージャー(タスクバーを右クリック)のプロセスタブよりEcoDecoTooL.exeを終了し、また起動後に上部の設定を「映像から音声のみ抽出」に変更してやれば無事抽出されると思います。
その後、抽出された音声ファイル(拡張子aac,ac3,mp2,mp3,vobis)を「出力:wav」の設定でドラッグ&ドロップすればエラーにならずにwav抽出できると思います。

あとは抽出されたwavファイルをAviUtl上部メニューバーの
ファイル→音声読み込みから読み込んで完了です。
※念のため映像と音声の長さが合っているか確認して下さい。

[注意]wav出力の際「CD音質」などにして周波数変換をかけてしまうと、処理時間が10倍程度に増えてしまいますので注意が必要です

CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 チャプターを付ける 不具合の対処
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TOP 4.MP4エンコード  
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プラグイン出力
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動画を読み込んでいる状態だと画像のように、ファイル→プラグイン出力の拡張 x264 出力(GUI) Exの項目が選択できます。

エンコード時間の大まかな目安は映像サイズ640×480&約30fps&高画質設定の場合で、デュアルコアCPUは映像時間の2倍程度、クアッドコア(4コア)CPUでは映像時間と同等ぐらいです。サイズが1280×720の場合はさらに約3倍程度の時間が掛かります。

プラグイン出力2
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「拡張 x264 出力(GUI) Ex」の項目を選択すると左のような画面が現れます。

左側の
「ビデオ圧縮」と書かれたボタンを押して下さい。

※オーディオ圧縮ボタンは使用しません。オーディオの設定は下記のx264guiEXメイン画面上で行います。
x264guiEXメイン画面

ビデオ圧縮ボタンを押すと現れる拡張 x264 出力(GUI) Exの設定画面です。
@〜Cのボタンから各実行ファイル(exe)の場所を指定してあげて下さい。(2回目以降は指定する必要ありません)
※Cのtc2mp4Mod.exeの指定は、自動フィールドシフトプラグインを使用しなければ空欄のままでOKです。
[ヒント]x264.exeのパス部分にカーソルを当てるとx264.exeのリビジョン情報などを確認することができます

続いて上部のプロファイルボタンを押して設定を決定しましょう。
プリセット値は、最初はとりあえずバランスの設定がよいかと思います。
設定が決まったら、の所に品質値を入力します。品質は0〜51まで選べますが、22や23のままでもいいと思います。
それ以外ですと18〜24辺りが使いやすい範囲のように感じました。

次に、の所でAACの各モードと音声ビットレートを指定しましょう。色々あるので迷いますが、とりあえずはAAC-LC 128kbpsかHE-AAC 64kbps辺りが無難なところかと思います。人の会話だけでしたら32kbpsでも十分なほどです。

[注意1]AAC-HEとAAC-HEv2は音声周波数が半減されるようです(44.1kHzは22.05kHzになるが、再生時は44.1kHz同等で再現される)。
[注意2]AAC-LCで指定するビットレートはステレオ(2ch)、モノラル(1ch)共通のようです。[例:入力音声がモノラルの場合、128kbpsを指定すると64kbpsにはならずそのまま128kbpsで出力される(AAC-HEでは64kbps以上を指定した場合は一律64kbpsに、それ以下の場合は指定値そのままで出力されるようです)]
[注意3]AAC-HEv2はモノラル音声で使用できないようです(ファイル出力時にエラーで音声無しのMP4になってしまう)。
[注意4]音声中に完全な無音部分を多く含むほど、指定したビットレートより下がる傾向があるようです。

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2パスのビットレート指定でエンコードしたい場合は…
2パスビットレート指定
ボタンを押して「自動マルチパス」を選択した後、ビットレートを入力すれば行えます。 パス数は2以上に増やしても画質は変わらないのでそのままでいいと思います。
上部の「新規保存」ボタンから設定を残しておくと、「プロファイル」ボタンから今回の設定に復帰できて便利です。
また、映像・音声ビットレートや出力ファイルサイズの算出は右上の「ビットレート計算機」から行うことが出来て便利です。
[注意]2パスで時間をかけて処理したからといって、1パス品質基準VBRより画質が向上するわけではありません。
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画面アスペクト比(SAR)を指定したい時は…
アスペクト比
「画面比から自動計算」を選択後、再生時に表示させたい画面比率を入力します。
[ヒント]720x480の動画を、再生時に横に引き伸ばして853x480(地デジと同じ画面比率)で表示させたい場合は16:9、640x480(アナログテレビと同じ画面比率)で表示させたい場合は4:3になります。
[注意]再生するPC環境によってはここで指定するアスペクト比が有効にならない場合があります。
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1フレーム進むボタンを押しっぱなしにしても緑色の音声波形が表示されない場合は、音声が正常に出力されない可能性があります。その場合は不具合の対処を参考にしてみて下さい。

自動フィールドシフトを使用する方は拡張タブから「自動フィールドシフト(afs)を使用する」にチェックを入れて下さい。
(フィールドシフトさせずにインターレース解除のみに使用する場合を除く)

設定が終わりましたら右下のOKボタンを押して設定を保存しましょう。

1passの品質値はデフォルトのままで良いと思います。ドラマなどであれば下記の表に近いビットレートで収まります。
しかし、スポーツ中継など動きの激しい映像の場合は2倍3倍に膨れ上がってしまいますので少し注意が必要です。

TOP 映像ビットレート&リサイズ目安表 4.MP4エンコードTOP
画面サイズ\動画内容 囲碁将棋番組など
(画面の動きが少ない)
映画・ドラマ・アニメなど
(画面の動きが中程度)
F1・スポーツ中継など
(画面の動きが激しい)
320x180(16:9) 100kbps 200kbps 400kbps
320x240(4:3) 130kbps 260kbps 520kbps
512x288(16:9) 250kbps 490kbps 980kbps
512x384(4:3) 330kbps 660kbps 1310kbps
640x360(16:9) 380kbps 770kbps 1540kbps
704x396(16:9) 470kbps 930kbps 1860kbps
640x480(4:3) 510kbps 1020kbps 2050kbps
768x432(16:9) 550kbps 1110kbps 2210kbps
854x480(約16:9) 680kbps 1370kbps 2730kbps
960x540(16:9) 860kbps 1730kbps 3460kbps
1024x576(16:9) 980kbps 1970kbps 3930kbps
1280x720(16:9) 1540kbps 3070kbps 6140kbps
1440x810(16:9) 1940kbps 3890kbps 7780kbps
1600x900(16:9) 2400kbps 4800kbps 9600kbps
1920x1080(16:9) 3460kbps 6910kbps 13820kbps
※地デジと同等品質で約30fpsのものを高画質プロファイル&品質20〜22で処理した平均的な数値です。

上記の表では大きな動きのみ見ていますが、その他に意外とビットレートを消費するのが森林や芝生がサワサワ、水面がユラユラ、煙がモクモク、雨がザーザー、カメラのフラッシュがパシャパシャ、ノイズがジージーとしているシーンなどのようです。

[ヒント]品質の低い動画を見る時はコントラストを下げるか表示を少し暗めにすると、ノイズ部分や細部の粗が目立たなくなり見やすくなります。
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出力画面
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OKボタンを押すとこの画面に戻ります。fpsを確認後ファイル名を入力して(拡張子の.mp4は省略可)保存ボタンを押せばすぐにエンコードが始まりますが、バッチ登録をオススメします。
バッチ登録とは、分かりやすく言うと「エンコード予約」のような感じで複数登録可能です。すべての設定が保存され、万が一AviUtlがエラーで強制終了した場合でも問題なくエンコードを完了させることが出来ます。

バッチ出力
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バッチ登録ボタンを押すとAviUtlの最初の画面に戻ります。
上部メニューバーの
ファイル→バッチ出力を選択するとこの画面が出ます。
保存ボタンを押した場合と違い、
・AviUtlを終了してもすべてのエンコード設定(フィルタやインターレース解除の設定や有効無効、ビットレートやファイル名、CMカットなどの編集内容等々)が保存される
・複数のエンコードをまとめて一括で出来る
・エンコード終了後の動作が指定出来る(エンコード終了後にPCの電源が切れる)
などの点で優れています。

[ヒント]バッチ登録で保存される内容は上部メニューバーの
ファイル→編集プロジェクトの保存で保存できる内容と一緒のようです。

万が一エンコード途中にエラーで終了してしまう場合は2.初期設定をやり直してみて下さい。

最後のMUX(映像と音声の多重化)に失敗した場合はMy MP4Box GUIでMUXできます
My MP4Box GUI
Addボタンから映像(mp4)と音声(aac)をそれぞれ選択後、Muxボタンを押せば簡単に行えます。
DemuxタブではOpenボタンから映像(h264)と音声(aac)にそれぞれ分離することができます。

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TOP 5.MP4のカット編集・結合  ▼
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すでにエンコード済みのMP4を無劣化(再エンコードなし、再圧縮なし)でカット編集や結合、シーン入れ替えする方法です。

MP4を読み込んで無劣化で書き出したい場合はMP4Plugin(mp4input.auiとmp4export.auf)が必要です。

[注意]mp4input.aui(MP4 File Reader)で横幅が8で割り切れない(854×480など)MP4動画を読み込むと画面左端がバーコード状に表示されますが、無劣化で出力する場合は表示上だけの問題のようなので心配無いようです。


MP4Plugin(seraphyさんのホームページ
繋がらない場合はこの辺からダウンロードできるかもしれません。(ファイル名:MP4Plugin_20100306.rar
解凍後、mp4input.auiとmp4export.aufをプラグインフォルダに入れて下さい。


[注意]動画を編集して無劣化で出力する場合は開始場面のフレーム位置は必ずキーフレームでなければなりません。また終了場面位置はキーフレームの直前フレームでなければなりません。特に開始位置がキーフレーム以外の場合ほぼ100%映像が破綻してしまいますのでご注意下さい。
※エンコード済みの動画ではほとんどの場合、数秒おきにキーフレームが存在します

[注意]AviUtl以外で作成されたMP4の場合、映像に異常が出たり音ズレが発生する場合があります。
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準備

キーフレーム表示
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AviUtl上部メニューバーの表示→ソースファイルのキーフレーム表示にチェックを入れます。

すると、キーフレームの場面位置でタイトルバーの赤丸で囲った所に
*印が表示されるようになります。

しかし、1フレーム戻る・進むボタンやシークだけでキーフレームを探し出すのはとても面倒な作業です。そこで・・・

[注意]DirectShow File Reader(ds_input.aui)でMP4を読込んでいる場合はキーフレームを認識できません。
[ヒント]どのプラグインで読み込んでいるかは上部メニューバーのその他→ファイルの情報で確認できます

ショートカットキー登録
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上部メニューバーのファイル→環境設定→ショートカットキーの設定で、すぐにキーフレーム位置へ移動できるように設定を登録しましょう。

※ここではキーボードのCtrlキーを押しながらカーソルキーの←と→でキーフレーム移動出来るように設定しています。

OKボタンを押すと設定が仮登録されます。今回の設定を確実に保存するためAviUtlをいったん終了させて下さい。その後起動したらソース動画を読み込んで下さい。

無劣化編集・結合(シーンの切り出し・削除・入れ替え)

操作説明

エクスポート
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編集は選択範囲の開始・終了位置ボタンを使って範囲指定します。

[注意]選択範囲の開始位置は必ずキーフレームでなければなりません。また終了位置はキーフレームの直前フレームでなければなりません。

[ヒント]
ほとんどの場合、シーン始めの1フレーム目はキーフレームになっています。

シーンを切り出す場合は、範囲指定後に上部メニューバーの
ファイル→エクスポート→MP4 Exportから出力します。

シーンを削除(カット)する場合は、削除シーン以外の前後シーンを個別に範囲指定後、MP4 Exportでそれぞれ出力します。
その後、先頭シーンを普通に読み込みます。
続いて上部メニューバーの
ファイル→追加読み込みで後続のシーンを読み込みます。
すべて読み込んだものをMP4 Exportで出力すれば削除シーンの無いMP4が完成します。

上記の操作を応用すればシーン入れ替えや結合(連結)も簡単に行えます。

[注意]結合するMP4はエンコード設定(画面解像度や音声ビットレート、x264の各設定など)が同一でなければなりません。

[注意]VFR(可変フレームレート)動画を結合する場合は、上部メニューバーの
ファイル→環境設定→システムの設定の「追加読み込みしたファイルのfpsを変換しない」にチェックを入れて下さい。

NG
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MP4 Exportする際に左の警告が出た場合は、必ずいいえボタンを押して開始位置をキーフレームに修正して下さい。

はいボタンを押してそのまま出力しても正常なMP4にはなりません。
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この項目で使用しているサンプルMP4です。宜しければ練習用にお使い下さい。
サンプルMP4のダウンロード(movie_mp4sample.mp4)
※映像時間:1分間(音声あり)、映像サイズ:512×288、ファイルサイズ:約5MB

この項目で使用させていただいた動画素材はNHKクリエイティブライブラリーさんよりお借りました。
多くの映像素材がライセンスフリーではないものの、すべて無料で使用出来るのでオススメです。

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