感染性胃腸炎とは?ノロウイルスなど症状や予防



感染性胃腸炎とは?

読んで字のごとく、胃腸がなんらかに感染し炎症を起こす病気の事を云います。
では、なんらかとは何でしょうか?それは、細菌やウイルスです。
ウイルスでは、最近猛威を奮っている「ノロウイルス」が有名ですが、「エンテロウイルス」「ロタウイルス」「腸管アデノウイルス」などもあります。
細菌では、「サルモネラ」「腸炎ビブリオ」「黄色ブドウ球菌」「腸管出血性大腸菌」などがあります。


感染性胃腸炎の予防

こまめな手洗い。特に食事前には念入りに手を洗いましょう。石鹸、手洗いソープなどを使い、爪の中、指と指の間、特に親指と人差し指の間は念入りに行いましょう。手とともに手首周りも忘れずに。
食品の管理にも注意。古くなったり賞味期限が過ぎた食べ物は捨てましょう。食中毒が発生しやすい、冬季には出来るだけ生ものは避け、火を通すと予防出来ます。
調理用具にも気をつけましょう。きっちりと洗い、綺麗なふきんで水気を拭いて、清潔に保ちましょう。


ノロウイルスとは?

感染性胃腸炎の中でも、「ノロウイルス」によって感染が起こされる胃腸炎をいいます。
生ガキやアサリ、シジミ、生野菜などに付着したノロウイルスからの経口感染が原因とされています。および、ノロウイルスに感染した人からの感染による集団感染に注意が必要です。


感染性胃腸炎の症状

急な下痢、おう吐、腹痛、発熱があります。
発熱は38度以上になる事はないとされていますが、ケースバイケースです。管理人の場合はいずれも38度を超えました。


感染性胃腸炎の原因

細菌やウイルスが胃腸に付着し増殖することにより悪さを起こすのが原因です。
では、どのように胃腸に付着するのか???それは、細菌やウイルスが付着した食べ物の摂取によってです。
細菌では、ニワトリ・豚・牛などの食肉につく「サルモネラ菌」、魚介類が原因となる事が多い「腸炎ビブリオ菌」、おもに鶏肉が多い「カンピロバクタ腸炎」、いろいろな食べ物によるとされる「ブドウ球菌」、感染源の特定ははっきりしていませんが、O157(オーイチゴーナナ)として有名な「腸管出血性大腸菌」
最近多い集団感染は、食事を提供する方が感染性胃腸炎を患っていたり、手洗いなどの消毒が不十分な事から手にたまたま付着した細菌やウイルスを食べ物に付着させる事が原因とされています。


感染性胃腸炎の予防その2

胃腸を整えましょう
胃腸が荒れていると、感染性胃腸炎やノロウイルスに侵されやすいです。免疫機能が衰えていると感染しやすいと言えます。
胃腸を整えるには、日頃の食生活、生活態度などを改める必要があります。暴食暴飲は避け、規則正しい生活をし、早寝早起きを心がけましょう。
適度なアルコールは良いですが、飲み過ぎに注意。また、胃腸にもお休みをし、休肝日を設けます。
食事では、朝にしっかり食べ、昼は適度に、夜は少なめにするように心がけます。また、消化のいい物を取り入れたり、腸内の善玉菌を増やす働きのある、発酵食品やヨーグルトなどを積極的に取り入れましょう。

体調にも気をつけましょう。体力が落ちていると細菌やウイルスに対抗する力が落ちています。そんな時に、生ものなどを摂取すると感染性胃腸炎になる可能性があります。そんな時は生ものではなく火を通したり調理方法を工夫しましょう。



感染性胃腸炎やノロウイルスの検査

検便検査によります。
まずは、目視によります。便の様態が粘性を帯びていればウイルス性の感染性胃腸炎、またはノロウイルスと診断されます。ただし、粘性の便は、初期の段階のみで、初期を過ぎれば水溶性の便となるので診断は難しくなります。
培養や顕微鏡によっても判断します。細菌による感染性胃腸炎の場合は、培養により細菌が白血球が多く見られます。
顕微鏡検査では、「カンピロバクター」の存在が確認されます。
また、下部内視鏡、大腸カメラなどによる検査も合わせて行われます。
管理人の場合は、便の検査で「ノロウイルス」と判断されましたが、後に間違いだった事。大腸カメラで検査したら「腸管がボロボロ」だった事。結局、原因など何も分かりませんでした。


感染性胃腸炎の治療

軽症の場合は、何もしない場合が多いです。
重症の場合は、点滴を行い、投薬治療を行います。

下痢への対処 下痢が何度も起こりますので、脱水症状を起こす可能性がありますので、点滴を行います。軽症の場合は、スポーツ飲料を飲むだけで問題ありません。
軽症でも重症でも、どちらの場合でも、下痢が起こればスポーツ飲料の摂取は欠かせません。一家に一本、または粉タイプのスポーツ飲料を常備しておきましょう。


感染性胃腸炎の薬

抗生物質 細菌性の場合は自然に治る事が多いので抗生物質の使用は避ける傾向があります。ただし、重症や抵抗力の弱い子供やお年寄りの場合は抗生物質を服用します。
抗生物質の服用のためには、原因細菌の特定が欠かせません。その為にも、下痢、おう吐、腹痛、発熱などの症状が出れば直ぐに医療機関に行きましょう。
腹痛の薬 腹痛の程度によって、鎮痛薬(ちんつうやく)、鎮痙薬(ちんけいやく)を服用します。
おう吐の薬 制吐薬(せいとやく)を服用します。おう吐は症状として現れのは、子供やお年寄りなど抵抗力の弱い患者の場合が多いようです。
下痢止め薬 是非、止めていただきたいのが、下痢止めのおでは止痢薬(しりやく)の服用。常備薬として「正露丸」などあると思いますが、下痢症状が出たとしても、正露丸の服用は避けるようにしましょう。下痢とは、体内にある不要なものを体外に排出するために必要な活動です。下痢が悪い事と捉えられているようですが、とても重要です。なので勝手な止痢薬(しりやく)の服用はおやめ下さい。


感染性胃腸炎の感染後の食べ物

重症の場合は、食べ物以前に絶食となります。絶食により体内から食べ物を無くし、細菌、ウイルスの増殖を抑えます。
軽症の場合は、消化のよい食べ物を摂取します。おかゆやうどんなどがお勧めです。刺激のあるもの香辛料などは控えます。アルコール、脂肪の多いものも控えます。