
・『おはスタ』の現役おはガールのりさこ(伊藤梨沙子さん)がインフルエンザに罹って今朝の出演を休んでいました。
もし共演者の山寺宏一さんにまで感染したとしたら各所で大損害になるところでしたね。
2009年10月10日日曜日
[松枝蔵人先生と同姓同名の記事が]
メディアワークス文庫という、年齢層を高めに設定したラノベレーベルが創刊するとききました。
http://www.new-akiba.com/archives/2009/10/12_87.html
電撃文庫が一人勝ちしてもう十年も経つんですから、大人になった読者をつなぎとめたいんですね。少年誌からヤング誌ができるようなものですね。はたしてうまく行くでしょうか。集英社が『すばる』『小説すばる』を発刊して集英社文庫が軌道に乗るまで十年かかったと聞いたことがあります。
昨今の、「ヒロイン観察小説」と化したラノベにはどうもアレだった私にとっては嬉しいニュースです。が、よくよく見ると、執筆陣は90年代末期の頃の電撃文庫作家がほとんどですね。この頃すでに電撃文庫は月産十冊という量産体制に入っていて、「萌え」要素が強まったという印象があります。
僕としては、もうちょっと前の電撃文庫が好きでしたね。月の新刊が四冊くらいの時が。
『秘境伝説クリスタニア』を執筆してもらってクリスタニア・サーガにケリをつけるとか、『ゴクドーくん漫遊記外伝』を永遠に続けるとか、松枝蔵人先生に『聖エルザクルセイダーズ』の続編を始めてもらうとか、飛火野耀先生、鳥海永行先生、平井和正先生の新シリーズとか。夢が膨らみますが、まず実現しないんでしょう。
さて、それで気になったんです。
松枝蔵人先生の新刊はまだなのかと。
『瑠璃丸伝 当世しのび草紙』最終七巻のあとがきで新作の構想があることを明かしていたはずです。
福岡市内に古本屋が久々にオープンした。「徘徊堂」(福岡市中央区大名1―9―27、写真)はこぢんまりした空間に文庫(100円〜)から絵本、コミックまで約5000冊が並ぶ。店主・松枝蔵人さんは東京の古書店に勤務後、2年前にUターン。ネット販売もするが「本来、古本は手にとって感じるもの」と出店を決意したという。こ、これは同姓同名の人でしょうか。 文庫の著者略歴によれば、松枝蔵人先生は「1955年、新潟県に生まれる。早稲田大学露文学科卒業。」とあります。はて、福岡。別人でしょうか、さて。
http://www.nikkei.co.jp/kyushu/shop/080702.html
2009年6月14日日曜日
[エロゲーやB・Lも300人委員会が作った? 欲望心を蝕み人間関係を解体アダルトゲームの罠]
誰もネタにしていないようなので、ここで紹介しましょう。
コンビニ売りの廉価本で『世界の陰謀論100 天使と悪魔のデスノート』笠倉出版社というのが出ました。ボクはローソンで買いました。
300人委員会とかフリーメーソンなんかが世界を裏から操っている説をいろいろ集めた本ですね。
「オバマ政権は、打倒ロシアへ向けた300人委員会の傀儡政権だ!」「音楽による大衆洗脳術 マイケル・ジャクソン、マドンナは支配者階級による創作物?」「ハリウッド映画は洗脳マシーン」「フリーメーソンが操った明治維新」
「タイタニック号は沈没していない!」「日航機123便は撃墜された!?」「司馬遼太郎は背信歴史小説家」
などなど。
この本では、コロンバイン高校銃乱射事件を引き合いに出して、残酷なゲームソフトは世界秩序を破壊するための罠だったことが明らかにされています。
で、わざわざその後に見開き2ページも割いて、
「エロゲーやB・Lも300人委員会が作った? 欲望心を蝕み人間関係を解体アダルトゲームの罠」
「いわゆる「エロゲー」と呼ばれるアダルトゲームソフトも、驚くことに300人委員会の支配下のゲームソフト会社で作られている。300人委員会はアダルトゲームによって、現実社会に不適応な若者をより多く生み出そうと目論んでいるのだ。」
目論んでいるのだ、です。
戯画とかアリスソフトとか、ライアーソフトとか、全部300人委員会の傘下だったんです。そういえば、ライブドア関連企業にエロゲーメーカーがありましたよね。あんな大企業の関連企業なんですから、ライブドアからひっくるめて300人委員会の手のものに違いありません。『あやつりブルマー』とか良作でした。たぶん、ヴューズとかホビボックスなどのエロゲ流通大手も同様でしょう。
「こうしたゲームで描かれる世界は、男にとって夢のような世界であり、都合のいい世界に作られている。財閥の御曹司となって少女たちを誘拐し、貞操の全てを奪い尽くす。調教師となって、各国の美しい姫たちを淫らに開発する。美少女教師たちに囲まれた、ハーレムのようなセックス授業。主人公は、次々に登場してくるキャラクターと絡み合い、彼女達を征服してゆく。」
詳しいようです。ライターさんのリサーチ力に感服至極です。
また、このライターさんの知識はエロゲーだけにとどまらず、
「こうした300人委員会の攻撃は、男だけへのものだけではない。今や、BL、乙女ゲームとして女性にも仕掛けられている。遣り手サラリーマンに変身した主人公が、ライバルや同僚をものにしていく。明治時代の陰間茶屋の男娼に身をやつした主人公が、様々な男たちに躰を買われてゆく。神学校を舞台にした、禁断の関係。どの作品も、あからさまに男同士の性を描いている。」
BLにも詳しいライターさん。ただ、詳しすぎて、BLが何の略なのかを説明し忘れています。わからない読者も少なくないんじゃないでしょうか。
ライターさんは、このようなゲームにのめり込んで現実逃避することに警鐘を鳴らしています。
「こうした感情の欠如こそが、300人委員会の狙いなのである。」
「300人委員会によって作られたゲームで精神を破壊された若者たちは、自己中心的になりキレやすくなり、力の弱い幼女などへ一方的な関係を押しつける。近年多発する、様々な若者の事件の背後には300人委員会が付いていると言っていい。」
「こうした世界に没入した女性が、現実の男性、恋愛、生活に興味を持てなくなるのは時間の問題である。」
「今や300人委員会の罠は、我々の生活の至る所に張り巡らされ逃れることは出来ない。人知れずその罠にはまり込み、いつの間にか洗脳されているのだ。」
思い当たる点が・・・・・・洗脳はともかく、少なくともエロゲなんかに金を費やしていたら晩婚化は避けられないでしょう。
しかし、それをいうなら普通のアダルトビデオや性風俗なんかでも同じことがいえるような気もしますが、ライターさんには得手不得手のジャンルがありますから。いや、もちろん得意なジャンルだからこそ、そこの陰謀の影を発見したに違いありません。
最近話題のエロゲ規制はひょっとすると反キリストへのカウンターとなりうるかもしれません。あれ? あと、ボクはどちらの味方になれば?
2009年6月10日水曜日
[めちゃモテと某先生]
・最近、『めちゃモテ委員長』をよく見ているんですが、
ハム太郎みたいのも出てくるし、ハロプロからみの声優だし、ファッションコーデが物語のキーになっていたり、イケメンにモテたいことがやたらと強調されていたりと、ここ十年の小学館プロダクション制作アニメの集大成です。
「めちゃモテ委員長」たる主人公が、悩める女の子たちにちょっとした一工夫のファッションコーデを指南してあげると→イケメンからめちゃモテ!
こないだなんて、ネイルの基礎を覚えた女子テニス部員が、先輩にメイク禁止を言い渡されるも、
先輩「メイクはほどほどにして部活に専念しましょうよ」
「いえ、あたし、部活もネイルもどっちもやります!」
って反発するんですよ。ストイックにテニスに明け暮れる先輩たちの生き方を否定してくれています。
これって、
「武骨に努力するよりも、効率よく努力してこそ両得」
「要領の悪いやつぁ、なにヤラせても駄目!」
という勝ち組思想に置き換えてみると、『ドラゴン桜』まんまです。
『ドラゴン桜』は『モーニング』という青年誌でしたが、女児向けアニメでその強烈な合理主義精神が貫かれていると思うと、良いんだか悪いんだか判断つきませんね。
ただ、下手な学校授業よりも自主性は養われそうです。強烈な。
・今ここにいたって晒し者にされた漫画家様には同情しますし、前途のある十代のすることですから取り立てて責めるアレもありません。そもそも事の真偽は私にはわかりかねます。
少なくとも、
膨大なストレスを表に出すことなく、日本全国の男子のためにパンチラを書き続けてきたということを考えれば、
先生とそのご両親の老後のお世話まで、僕らには援助させていただく義務があるに決まってます。
2009年5月18日月曜日
[『オタク成金』あかほりさとる、天野由貴]
『オタク成金』あかほりさとる、天野由貴、講談社をようやく手に入れました。
ひょっとすると、いや、間違いなく、あかほり作品で一番おもしろいものとなったんじゃないでしょうか。
ネットの各所で引用されているのは、「ラノベ市場への警鐘」ばかりですが、それは本書のおまけのようなものでしょう。なにせ、この本での「ライトノベル」の定義は、「バカでも読める小説」ですからね! 断言しちゃっています。すばらしくわかりやすく、文字通りバカでもわかる定義ではありませんか。
たしかにあかほり先生ほどの「バカでも読める小説」なんて、今のラノベではそうは見かけません。そりゃ危機感を覚えるわけです。
「とにかく動きまくってね、それで誰もやってないことをやってったらこうなっただけなんだけどさ。これは当たり前なんだけど、最初にやったヤツが勝つんだよ。最初にやったヤツが美味しいところを全部持っていける。総取りだな。」
「人生観、変わるぜー!! これは『爆れつ〜』の印税ね。『爆れつ〜』はアニメになったあたりがピークで、その後もバンバンお金入ってきて。これは一冊の印税だけど、後になるとひと月に本が五、六冊出るときだってあったわけだから。『年末だから、出版点数が重なっちゃったよ〜』みたいな。もうドッカンドッカン入るぜ、みたいな。
オマケに俺、三爆シリーズのそれぞれの本のあとがきに『他の二冊もよろしく!』とか、自分でちゃんと広告打ってるワケだよ。もう徹底して抱き合わせ! 俺の考え方って、常にそこなんだよ。」
「だって、いざとなったら、この腕一本でなんとかなると思ってるし。自信がなきゃ飲めっか! 俺は億の腹を持つ男だぜ? あと伝説を作りたい男だから!!」
「逆に、自分に合わない担当さんに意見を出してもらったとしても、それって絶対に自分は面白いと思えないものしか返ってこないんだよ。だから、次から次へとニューアイデアを出してみる。俺の場合、そういう部分での機転の利かせ方は、かなり武器になったかな。これは訓練して身につけるとかはできないかもな。才能だな、これは!」
と、以上のような感じが全編にわたって語り下ろしてあります。
本宮ひろ志先生の自伝『天然まんが家』を彷彿とさせるガハハ豪胆ぶり。
まさに『オタク成金』のタイトルにふさわしい新書です。
あかほり作品というと、泡沫的に忘れ行くものと思われがちです。
あかほり作品の作品そのものに歴史的価値を見出すのは至難ではありますが、あかほり先生の自身の欲望の実現と、包括的に取り仕切って同時展開する本格的メディアミックスが合致したのが90年代だったのです。
あかほり先生の言うところの「最初にやったヤツの総取り」、の「最初にやったメディアミックス手法」とはつまりそういうことでした。
90年代半ばの「エヴァでないもの」を語る上で、ひょっとすると史料的価値の高いのがこの新書なのではないでしょうか。
まあ、普通におもしろいんです。ガハハと酒を浴びながら自慢話にふけるポリリンが目に浮かぶようで。ダイエット本には絶対無いおもしろさです。
2009年4月3日金曜日
[『CARMINE 貞本義行画集』]
・もはや書くまでもないとは思いますが、この春の新番組は『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で決まりそうですね。あれは何もかも卑怯でしょう。
・さて、今週の『シルシルミシル』という番組で、ファミリーレストランの「ガスト」を特集していました。
「ドリンクバーを何杯飲むとお店的に厳しい?」という問いに対して、
「5、6杯飲まれますと当社としては厳しいところです」
とガストの重役が応えていました。
慌てて、2ちゃんねるの実況をのぞいてみると、
「原価なんて一杯あたり5円程度だろうよ」
「いや、諸経費込みでそんなもんだ」
とか、案の定論争を呼び込んでました。
そりゃ、どちらも正しい意見でしょう。
ただ、どちらも間違っているともいえます。
損益計算云々の前に、無理な売上純利益を目標設定されていることに目を向けるべきです。
つまるところ、ほとんどの庶民は、企業の重役を食わせるために薄給で酷使されています。
ドリンクバーの料金設定で足がつくつかないなどという話の前に、その料金の内、いかに企業という体制に搾取されているかを考えるべきでしょう。
『ドラゴン桜』一巻でも読んどけと、つい勢いで書き込むところでしたが、幸い、ここ一ヶ月ほど規制中です。
とはいえ、2ちゃんねるの実況のやりとりを見るに、日本もまだまだ勤勉で大丈夫だと思いました。
・買うまいと決めていた『CARMINE 貞本義行画集』をつい買いました。13,360円です。
これ、エヴァのイラストに関しては、ちょうど十年前の『Der Mond 貞本義行画集』と何点か被ってます。
もちろん、十年前にも13,650円の限定版のほうを買っています。
搾取されています。
2008年9月20日土曜日
[『とっぱら 〜ざしきわらしのはなし〜』]
・来る九月二六日にエロゲ『とっぱら 〜ざしきわらしのはなし〜』が発売されます。
押しかけ女房妖怪エロゲなんですが、これがいいんですよ。
ベルダンディーっぽいんですが、ちゃんとベルダンディーしてるんですよ。これ、意外とないんですよね。「ちゃんとベルダンディーしている」ってことが。
この作品は、脚本・声優・演出・絵の四つそろってベルダンディーしているんです。おそらく制作開始当初から「美影さん」(=ベルダンディー)というキャラクター像がしっかりできあがっていて、その共通認識のもとに脚本や声優がかみ合って魅力を倍増しているんです。
そろってちゃんと「ベルダンディー」していないとチグハグなキャラクターになってしまうでしょう? 過去、幾度とそんな似非ベルダンティーと遭遇してきたことか。
たとえば「母性」と「処女性」という、ともすれば相反する性質をベルダンディは兼ね備えています。よくある作品では、乱暴にもその二つの記号を一つのキャラクターに搭載させただけだったりします。そんなベルダンディーは破綻していますよ! 記号を足し算させただけでは駄目なんです。
その点、この作品は違います。
貞淑な声優と透明感のある絵の力が合わさって両立し得ているんです。かといって絵が明るすぎるわけではなく、どこか妖怪の影を感じさせています(片目隠れヘアだし)。甲斐甲斐しくも芯の部分で凛としているから重くなりません。
こういう絶妙なバランス感覚なくして、「ちゃんとベルダンディーしている」とはいえませんよハイ。
危なげに均衡を保つからこそ、繊細で光り輝いて見えるのです。まさにベルダンティーが如く神々しく思えます。
ディレクターというのかプロデューサーというのか知りませんが、この作品を事実上「監督」している人の力量を思うと感服するばかりです。まだ、発売されていませんがね。
キャラメルBOX
http://www.caramel-box.com/
2008年8月30日土曜日
[『ニッポンの評判 世界17ヵ国最新レポート』]
・夏コミは抽選漏れだったのでフリーペーパーを四箇所で委託させていただきました。合計一〇〇枚以上ハケたはずなので目撃された方もいらっしゃるのでは。
・さて、『ニッポンの評判 世界17ヵ国最新レポート』今井佐緒里=編、新潮社、二〇〇八年をダラダラ読んでいたんですが、
「日本の政治的存在感の空気っぷり」がよくわかる新書です。
その一方で日本発のサブカルチャーの絶大な人気が強調されています。
ただ、ライターの全員が全員、サブカルチャーに詳しい人がいないようです。出てくるタイトルはせいぜい『DRAGONBALL』とか『ポケットモンスター』くらいで、ハルヒダンスや初音ミクの幼女なんて話はまったく出てきません。
「コスプレも、原宿からそのまま歩いてきたような若者がよく目につく。」
ってフィンランドの項の一文などは秀逸で、原宿的なファッションのコスプレなのか、はるばる原宿からの来訪が多いのか、原宿にコスプレイヤーがいるのかよくわかりません。新潮新書の編集部の検閲はなかったんでしょうか。
あと、たとえば、『マクロスF』なんてのは日本で放送された当日に西海岸のオタクが英語字幕を作成し、その翌日には各国の字幕版が世界中で作られ流布されているわけです。そこら辺事情も手落ちしています。
だいたい、絶大な人気があるというなら、ディズニーアニメや自国産アニメとの比較は必須のはずでしょうに。
まあ、外国で働いているような日本人はアニメなんて見る暇ないんでしょう。
日本米国韓国台湾以外の作品にもメカクレが存在しないか興味があるので期待していたんですが。
唯一まともな比較ができているのはドイツの項でした。
なんでも、ドイツにおける漫画の二割は自国産であるという(統計無し)。女子高生サッカーチーム友情物語『ゴシックスポーツ』なる作品がヒットしているらしくいんです。
以下のサイトでサンプルが読めます。
http://www.tokyopop.co.jp/GothicSportsjp/tp_article/785479.html(←ちょっと重いです。)
http://comics.yahoo.co.jp/10days/anikehah01/gosixtuk02/shoshi/shoshi_0001.html
http://www.ebookjapan.jp/cpgoogle/title.asp?titleid=8108
絵柄は『怪物王女』みたいですが、中身もゴスロリです。なんでもゴスロリをユニフォームにしてチームをまとめる、ということらしいので・・・・・・ゴスロリってドイツ娘に訴求力があるんでしょうか。ちゃんとした書籍で読んでみたいですね。
2008年7月9日水曜日
[二周年をとっくに迎えてた]
・出版社の垣根を越えて同時創刊五〇周年を記念したりとか、二九周年とか、昨年は生誕八〇周年で来年は没後二〇周年とか。
毎年毎年いろいろ記念行事が目白押しですが、じつは、この宇宙も記念すべき五〇回目なんですよね。
サイクリック宇宙論
宇宙さんおめでとう。
これはあくまで仮説にすぎませんが、メカクレリストWikiは現実に二周年を迎えています。人知れず。誰にも気づかれないから祝祭もなくマイペースです。このあいだブログ用にグラフにしてみたんですが、伸び率もマイペースでした。メカクレ登録数グラフ
2008年6月8日日曜日
[原書よりエロくなってたヴァルキリーコミックス]
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(髪型の左右も反転してしまうのでWiki的にも困りものです)
(あと、ヴァルキリーコミックスの訳本は、韓国であったであろう舞台をわざわざ日本に改変してキャラクター名も日本名にしています。まあ、正直、名前は憶え易いですけど)
そこで、ブログ用にと比較図を作ってみたんですが、あれ、なぜか間違い探しに。
しかも、日本版の方が万歳。
日本の漫画やアニメが海外刊行される際に表現に修正が入るケースはたまに耳にしますが、逆に流入してくるとこうなるんですね。
じつは、上記の画像の一ページ前はもっとエロいんですが、↓立ち読みページ参照。
http://www.comic-valkyrie.com/main/comics/vc029/sample.htm
原書ではどうしていたんでしょう。もしかすると書き下ろしなのかもしれません。
最初から日本向けに描かれている『サンケンロック』の暴力描写なんかは韓国での逆輸入版ではどうなっているんでしょうか。
なお、こちらのサイトで韓国漫画の原書を取り扱っています。
http://www.hanildoh.com/
『アンバランス×2』一巻
http://www.hanildoh.com/database/database.cgi?equal1=382&print=1&tid=product&did=product
台湾漫画はこちら。
http://maxpower.shop-pro.jp/
韓国とか台湾の漫画家は日本で自由にエロを描いていただきたい。
2008年5月23日金曜日
[『十津川警部 アキバ戦争』のつづき]
・昨日の続きです。
昨日、日記を書いた後に、『十津川警部 アキバ戦争』西村京太郎、徳間書店、二〇〇八年のネット上での評判をダラダラ見てみたんですが。
なんというか、みんながみんな、
「ネットで受けを狙うことで購入金額の元手をとろう」
いや、というよりそれ目的で買っているようです。たしかにいろいろ言いたくなる箇所が満載ではある作品です。むしろそれをしても元手が取れる作品ではありません。文句が言いたくなるのもわかります。
しかし、そればかりがネットの大勢を占めてしまうのはどうなんでしょう。
普通、変わった題材を選んだのなら、それに対する作者の捉え方が重要義の一つであるわけです。
冒頭、現代絵画の大家が江戸初期の屏風絵に挑むところから物語が始まります。その大家は、元の屏風絵は四百年の色の劣化すらも計算して描かれたのではないかと推測します。今現在劣化した色こそがこの屏風にふさわしいのではないかと。
そして、劇中の中頃にサラリと、
「今のアキバは、二つの世界に分かれているように見える。片方は、昔ながらの古い電気街、そしてもう一つは、新しいビルがそびえている新しい技術の街、そしてその中間に、風俗街がある。」
八〇近い老作家が秋葉原を取材しての実感を表しています。
「古い電気街」とは? 「新しい技術の街」とは? 「中間に位置する風俗街」とは? 部分的な色の変化は街並全体にどう影響し、遠い未来からはどう評価されるのか。老齢ゆえに把捉に勘違いがあることも含めて、いろいろ想いを馳せるのに足りる箇所でしょう。
(一応言っておきますが、かといってその点を含めても、この作品に八六〇円払うのはコストにかなっていないと思います)
かつて、「感想」と「受け狙い」は別物だった印象でした。しかし、今は、どうも「受け狙い」一色に染まっているように思えます。別にそれでもいいんですが、それがネットの評価を決しているのをみると、それはそれでちょっと怖い気がしてなりません。
2008年5月22日木曜日
[二〇〇〇名突破していました]
・メカクレ(目を隠した女性キャラクター)を収集し始めて早二年半。ようやく二〇〇〇名達成です。
http://wiki.livedoor.jp/mekakure/d/FrontPage
http://blog.livedoor.jp/mekakure/
・今日読んだ本。キヨスクで買った『十津川警部 アキバ戦争』西村京太郎、徳間書店。
帯には、
「人気メイドが誘拐された! 身代金は一億円! 十津川VSオタク三銃士、犯人にたどり着くのはどちらが先か!?」
事件自体は例によって電車の手慰み程度の按配でいい加減ですが、沿線の駅名がポンポン出てくるので利用者にはうれしいところ。出てくるだけなような気もしますが。残念ながらつくばエキスプレスとかを使った時刻表トリックはありません。
誘拐されるメイドってのも小柄で丸眼鏡してたりと、なんかそこらへんの素養も満額なんじゃないんですかね西村先生。秋葉原に馴染むよう抱き枕を抱えたまま聞き込み調査をしてみるギャグとか、抱き枕知ってるんだ。
ネットで感想を探すとやっぱりみんなちょっと小馬鹿にしているようですけど、たしかにアラが多くていろいろ笑い話にしたい本でもあります。でも、
「今のアキバは、二つの世界に分かれているように見える。片方は、昔ながらの古い電気街、そしてもう一つは、新しいビルがそびえている新しい技術の街、そしてその中間に、風俗街がある。」
と、フィギュアやメイド喫茶を「風俗」と看破しているところからして、今の秋葉原に変に迎合したりとか嫌悪したりとかせずに、突き放して書かれています。「メイド喫茶」を「スナック」に置き換えても通用しそうです。テンプレートともいえるような気も。
また、そういった「風俗」や大型量販店などの勢力に追いやられる「古い電気街」も描いていて、ちゃんと「アキバ戦争」しています。秋葉原やオタクをとりあげた有象無象の群山なんかより、よっぽどアレですよ。
2008年1月4日金曜日
[「漫画感想サイト」と「漫画感想ブログ」]
・「2007年の少年漫画誌を振り返る考察記事をチェックしよう」
http://www.new-akiba.com/archives/2008/01/2007_76.html
漫画感想サイトというものは打ち切り漫画があれば嘆き悲しむのも存在意義です。
しかしそれゆえに「連載開始前に別の作品が打ち切られたからこそその作品が世に生まれた」ことを蔑ろにしてしまいがちです。
漫画感想サイトも一○年選手ともなれば皆その戒心を怠らないよう気配りが行き届いているものです。
ところがどっこい、上記リンクのような大手ニュースサイトがこういう記事を取り上げているわけです。
ああ今ここに至ってようやく、「漫画感想サイト」と「漫画感想ブログ」が似て非なる事実に気づかされました。
ああ「漫画感想サイト」世代はもっとしっかりして世代間の断絶を埋めなくては埋めなくては二○○八年。
・『ひばりのおもちゃ』管理人のひばり氏が昨年九月にお亡くなりになりました。http://larktoy.blog56.fc2.com/ (情報ソース『blog水夢館』二○○八年一月四日付け)
私は遠巻きに見ているだけだったのでその画才を偲ぶことしか資格がありませんが、その人柄も惜しまれます。
彼のイラストとの出会いは、二○○五年に連載中だった『サイカチ 〜真夏の昆虫格闘記〜』のスレッドでした。
打ち切りボーダーラインをふらついていた作品のスレッドで、彼は、「なんらかの形で応援したい」と自作イラストにブログのアドレスを添えてアップし始めました。
彼の作風とアットホームなスレッドがマッチしたのでしょう、混沌とした2ちゃんねるの中でもあってもとくに叩かれることもなくすんなりと受け入れられたのを覚えています。
『サイカチ 〜真夏の昆虫格闘記〜』作者ブログの追悼コメント
http://www.hf.rim.or.jp/~fuzimi/
http://kamimurake.at.webry.info/200712/article_7.html
2007年12月16日日曜日
[今、漫画感想サイト周辺を巡回すると、『コミック・ガンボ』休刊に触れていろいろ]
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(ここでは余談ですが、『forMrs.スペシャル』連載中、知る人ぞ知る嫁姑バトル漫画の傑作『かんかん橋をわたって』草野誼が今一番おもしろいです。夫の知らない水面下でこんな熱い戦いが……! 最近の心理戦のは冨樫義博先生っぽく一捻りしていて唸らされます。)
地方在住だと、四コマ誌やエロ漫画誌の単行本なんて新刊では滅多に見かけないもんだから、件の前提からして実感サッパリ皆無。
・そういうわけで、エロ漫画のメカクレ(目隠れっ娘)情報もお待ちしています。
http://wiki.livedoor.jp/mekakure/d/FrontPage
エロ漫画誌自体が手に入らないってのもありますが、体調的にも立ち読みがアレでして。
・冬コミは三日目「西の-11b」に委託予定しています。薔薇水晶×水銀燈のエロ小説になりそうな。薔薇水晶の眼帯がペニス状に勃起するとかそんな内容の。
2007年8月15日水曜日
[告知]
ようやく抜糸も完了、ようやく通院も間隔が開いてきて、よーやく時間ができたと思ったら、もう今週末じゃないですか。どうしましょう。何か書いてますたぶん。
19日日曜日東館ポ-16a
手術跡のグロ画像がお目汚しになるとは思いますが、↓当日配布予定の下記のチラシで眼福もできますよー。他力本願で、すいません。
2007年7月15日日曜日
[委託受付中]
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2007年6月25日月曜日
[チョロQ デッキシステムがおもしろそうです]
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チョロQデッキスステム
http://www.takaratomy.co.jp/products/choroq-deck-system/index.html
2007年3月28日水曜日
[メカクレリストWikiが一周年だった]
・私はヌルオタ・カスオタ・クズオタであることは重々自覚しているつもりです。
しっかし、なんか、我々の世代全体に危機感を感じてならないんですよ。そりゃあもう悪い意味のみで。去年の暮れにも苦言を呈したつもりがどうでもいい方向へ曲解される事態がありましたが・・・・・・ってそれはもういいか。
mixiのコミュニティに私が書き込みすると、そのスレッドは必ず停滞してしまうんですね。「うわぁ、“マジもん”がやってきた!」と周囲に思われるんでしょう。つい最近もまたやってしまいました。
・モノーキー
http://blog.goo.ne.jp/kamimagi
・去る三月二三日、『メカクレリストWiki』が開設一周年を迎えました。
http://wiki.livedoor.jp/mekakure/d/FrontPage
一周年記念に何かコンテンツを作ろうかとも考えていましたが、てっきり来月だと勘違いしていたので。
なーんも用意していません。
自分では用意していなかったので、皆様からの祝辞受付中です。寄付の申し込みは最寄の金融機関のATMをご利用ください。一口100,001円から。
純然たるリスト羅列Wikiという性質上、こちらから返事することは一切ありませんが。
・昨年一二月二九日発行の同人誌に、目を伏せているキャラクターに能楽の能面を結びつけて書きましたが、それよりも八ヶ月早い、二○○六年四月二七日発行の『ライトノベル「超」入門』新城カズマ、ソフトバンククリエイティブ社に同様の言及がありました。
物語の選択性が登場人物の様式化をうながしたとし、
(前略)――もっとも、この手法はゲームの専売特許ではありません。
物語の表現の歴史をふりかえれば、まずは能・狂言・歌舞伎といった一連の舞台芸術がすでに数百年前、「面」や「隈取」でほとんど同じことを成し遂げています。能面なんぞは、ライティングの角度を変えるだけで意味内容も変わっちゃうという、ものすごいハイテク技法です。
能面が「キャラ意識」ならば・・・・・・というわけで当然ながら京劇にも、オペラにも、バレエにも同様のものがありますのは、みなさんすでにお察しのことでしょう。むしろ、ほぼすべての古典芸術(洋の東西を問わず)に同じような方法があると言ったほうがよろしい。(後略)
言い訳ではありませんが、やはり同じようなことを考える人はいるもんですね。
私は一選択科目として心理学を聞きかじった程度なのでアレです。専攻している方々には今更何をかいわんやなんでしょう。
2007年3月7日水曜日
[逆境の講談社]
・『週刊モーニング』誌上の佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』が、『新ブラックジャックによろしく』と改題し『ビッグコミックスピリッツ』に連載を移籍して話題を呼びました。
連載開始してすぐに、先月二八日に単行本一巻が発売されたばかりです。
http://www.j-cast.com/2007/01/10004789.html
講談社から小学館への連載の移動というと真っ先に思い出されるのがW3事件です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/W3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
『週刊少年マガジン』が劇画勢への路線変更の一因となった事件です。
漫画史における重大な転機であり、同じ講談社→小学館ということで、『ブラックジャックによろしく』移籍とW3事件が一緒に語られるケースが多いようです。
W3事件は四二年前の一九六五年ですが、じつは、さらに半世紀前講談社に同じような事件がありました。
渡部昇一『世界に誇れる日本人』PHP研究所、二○○七年と下記のサイトに、講談社の創業者・野間清治について書かれています。
http://www.jmca.net/booky/watanabe/022.html
一九一一年、野間清治は講談社の創設とともに、『講談倶楽部』の創刊します(一九○九年創立の大日本雄辯會と後に統合)。
それは自分の好きな講談を速記に起して活字として伝える雑誌でした。
当時としては画期的なアイディアだったらしく、たちまち部数を伸ばしました。他社からも類似誌が多数生まれました。
ところが、一九一三年、講談師側から刊行を拒否されてしまいます。
『講談倶楽部』が浪花節(浪曲)も取り入れた始めたせいでした。
当時、江戸時代から続く講談師にとってみれば、明治時代から俄かに始まった浪花節といっしょにされることは我慢ならなかったのです。
ネタ元の講談師に拒絶されてしまってはライバル誌に作家をすべて引き抜かれてしまったようなものです。
しかし、そこで体制におもねらないのが野間です。
小説家にオリジナルの講談を小説風に書かせることを思いつくのです。
講談につきもののテーマ(義理・人情・侠気など)を折り込んで書かせる。
これを「新講談」と名づけました。
そこから数多くの作家が輩出され「大衆小説」の一時代を築くこととなります。ここからその後の「大衆小説」となり、引いては、現代の「新伝綺」の理念に繋がるのかもしれません。
「新講談」は大当たりし、『講談倶楽部』は他誌を圧倒します。
これを足がかりにし、子供向け雑誌『少年倶楽部』(一九一四年)を創刊し、またもヒットを飛ばします。
新講談はサブカル史における転機となったわけです。
その半世紀後のW3事件は関西の劇画勢の躍進という契機の一つになりましたが、奇しくも、浪花節の泥臭いテーマは劇画と通ずるものがあります。
『ブラックジャックによろしく』離脱後の『週刊モーニング』がなにを打ち出してくるか注目です。オチなし。