今回は面の原型製作をレポートしてみようと思います。
隣のツッコミを平行して参照くださいな


先ず、油土原型を作ります


・・・できました。 経験測でこのサイズで作ったので顔へのフィット感はどうだかわかりませんが、多分大丈夫。 表面や対称形状 等々、できるだけ綺麗に仕上げておくと、後々楽です。今回の肝「非対称で歪な表情」ですが、それでも左右の骨格はバッチリ対称で出してから崩しました。 



今回は耳は後付で作るので無視、油土の壁で「フランジ」を作ります。その後「ラッカークリアー」をスプレーして、表面に保護膜を張ります。 これでゴム型との剥離が良くなります



できるかい!


適当な頭部土台の上に「レオンクレイ」という油土を盛って作ったようだね。道具は耳かきと指先。夏場は粘土柔らかくて良いです

でも「作りましょう→できました」じゃバカにし過ぎ! それで作れれば苦労ないわ!

苦労は時間で補えばOK、30時間もかければなんとかなる、多分。
改造から始めるのもオススメ、素体として「ぬこ面」を扱うのも良いと思うよ



馴れない傾向の造型だけど楽しかった!最初は野郎を作ってたハズが、良いモチーフ見つけてご覧の有様に。紆余曲折を繰り返して精度が上がったよ 油土に指を這わせて表情筋を作ってたら、なんか新しい扉が開いた気がした。


何回作り変えているだよ、わけわからん

作って寝かせて を何度も繰り返したんだって。
しかしアニメ面に表情筋とは・・・



シリコンゴムで覆います。一層目が完全硬化後に二層目かけ→硬化後にタルクで増粘した三層目、その上にガーゼを置き、染み込ます→半硬化したら四層目→半硬化でダボ用のブロックを何個か配置(生乾き粘着)→5層目でコーティングします。
湿気の多い七月はシリコンの硬化も早いので、完全硬化には半日置いたけど、半硬化は2時間くらいで充分かと。 一層に100gづつ、五層目は50gでした。ブロックはフランジのバリを切った即興品 完全硬化したら余計なバリカットして終了 だいたい二晩の作業



うわっ油土原型相手にシリコンゴムかよ、金持ちめ!

金銭で安心が買えるなら良いじゃないか。 確かに手間はかかるけど500g程度だし¥2000もかかっていないよ

普通は石膏型で充分でしょ、安いし早いし!

使い慣れない石膏で原型をパーにしたくなかったんだってさ あとディテールを細かく拾いたかったんだって

FRPでジャケットを作ります。耳のないシンプルな凸型(テーパー)なので一面だけです。本来なら左右の二面に分けて製作するのが王道だけどね

雑なジャケで充分なので、タルクでたっぷり増粘した、パテ状のポリ樹脂を乗せて、ガーゼでコーティングします。
割り箸でツンツン触ってガーゼを樹脂によく染み込ませます。半硬化後に軽くもう一層



FRP使いますか、もー素人じゃ無理無理!


いや、今回はガラスマットを使っていないし、悪臭さえなんとかすれば家庭でもできるんじゃないかな?それにこの工程はX年前にupした「ポリキャスト」や石膏でも代用できるよ

ジャケを剥がして、ゴム層を「べろり」と剥がします。 油土原型が綺麗に残りました!また次の土台になるかも? 溶剤で油土のカスをクリーニング。
ジャケのバリはグランダーでカット


綺麗に剥がれるモンだねー

ラッカークリアーが効いてるんだよ、これを知らなかった頃はクリーニングが大変だった・・・


グラインダーなんて電動工具、うるさいし粉出るし危険だし、使う場所ないって!

いや、手間かかるけどノコギリと金ヤスリで充分できるよ。ガラス粉も出ないから平気だって
ワックスブルーでジャケに離型処理をして、FRP積層します。表面層を厚めにしておきます。

いつもの量産品より積層が厚い?

油土を転化した「一次原型」なので、大幅な修正を行う為にもこの方式で複製したんだって
厚みがあるから切削修正が自由なの

脱型!感動!! バリ切って表面仕上げ&パテ修正 覗き穴開孔 フィット感すり合わせ


おお抜けたー なんかWAX原型みたいな色だ
形もこのまま使えそうじゃない?


丁寧に油土原型を作ってあったからね
でも細部は油土じゃ作り込めてないって

耳部分は既存の4式からカットして移植
頭部全体をヘルメットを転用して再現


あ、手抜きだ それに4式もったいねー

耳無し4式面も別件で使うからいいってさ
4式系の後頭部製作にプラヘル使うのは他でも紹介してたね

油土で変更のイメージを練ってから、金属パテを盛って形状修正(左目・あご) 刃を立ててガリガリと細かい凸を消してポリパテで凹埋め
280番くらいで水研ぎ in洗面所
アゴ下に通気用のスリットを設ける(見辛いケド)


ポリ樹脂は案外サクサク削れるよね

水研ぎも一般家庭でお奨めな技術です。綺麗に仕上がるし粉も出ない 600番で鏡面仕上げまでもっていけます

ペーパーかけてサフ吹いて形状完成
油土での「手作り感」をあえて残して、荒々しい表情を表現・・・できたかな?
クリーチャー系の彫り深い造詣は楽しいです(^^



左右合ってる?なんというか筋骨格的に。

「歪な表情」が今回のテーマなので、平面絵イメージを積極的に拾ったんだって。 漫画記号的な「ギイィィィ・・・」ってヤツ 合っているかどうかは本人もよくワカランそうな

MAX塗り向きカナー?と何気に黒サフ吹いてみた。 陰影が出て良い感じ


MAX塗り?、戦車とかの塗装技術じゃん

下地に黒を塗ってから塗装していく、MAX渡辺流の塗装テクだね 白サフ吹きすぎで台無し気味だけど


黒塗り→白塗り→ラッカークリア噴き(目と歯の光沢)→目歯のマスキング→肌塗装 を経て、結髪に移ります。これらの紹介はまたWF後のご報告にて ♪(・∀・)ノ


















今回のモチーフ
とっても娘想いなんですよー うーうー

ep4は心が痛くて直視できんケドね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(´;ω;`) ウリュゥ