歩き始めるための物語
NPO法人田んぼは、自然学校や環境教育の関連企業・団体100団体のアウトドアアウトドア愛好者などでつくる「RQ市民災害支援センター」の小規模サテライト支援センターとして、機能することを考え、活動してきました。軽トラックを使って、支援物資をセンターと避難所、被災者に、支援物資を届けたり、復興のための独自のプロジェクトを立ち上げてたりしています。
現地へ行く前に報道で大量に目にしていた「瓦礫の山」。しかし、実際にその中を歩いてみると、結婚式の記念写真があったり、病院の診察券があったり、ランドセルがあったり。それは「瓦礫の山」ではなく、当地の人たちの「生活の痕跡」なのだということを実感します。被災地を遠景からだけ、ながめているとそのことに気がつきません。ひとつひとつがあって、それが全体になるのであって、全体の中からは暮らしは見えないのです。
南三陸町の土台だけが残った家の前で、慎ましやかな暮らしの大切な痕跡を賢明に探している親子に、お逢いし、話を聴くことができました。最初、親子は、なんども家の周りを行き来したり、土台の上を器用にわったったりして、基礎の中をのぞき込んでいます。そうち中から、こどもたちはひとつのスプーンを大切そうに拾い上げました。後でお聞きすると彼らは、その家の住人であり、こどもにとっては、唯一残った自分の名前のついた大切な思い出でだったのです。
自分の存在を確かめるためのきっかけをそこに求めていたのです。今こそ、その視点を多くの方々と共有しなければと思うのです。私たちができることは、ひとりひとりの被災者に寄り添った支援が、どれだけできるかということです。今だからこそ、しっかりと未来を見据えて、地域主体の復興を支える実践ができるかどうかということが問われています。
そこで、わたしたちNPO法人田んぼは、日常の田んぼの生物多様性を育む活動をこれまで通りに、当たり前に続けることを基盤とすることを確認することにしました。そして、その基盤の上にわたしたちにできる7つの復興プロジェクトを立ち上げることにしました。
- さと・あこの行動力を踏襲し、支援物資を集めて、避難所や被災した個人宅の物資の必要な人々に迅速に届ける
- 教科書・参考書や文具等の学用品を被災地の子供たちに届ける
- 被災地の子供たちに家庭教師を派遣する
- 被災地の校庭の泥の除去や、学校の復興のための学校再建の支援する
- 被災地の学校に被災地情報発信用のコンピュータや携帯電話を届ける
小学生が立ち上がった!さとちゃん・あこちゃんの始めた活動は
TOPにもどる
- 被災地の高校生と支援の高校生を直接結ぶ
- ① 被災地の高校生が近所や避難所のご用聞きになるような仕組みを被災地の高校教師ととも に立ち上げ、運営する
- ② 被災地以外の高校生が近所に呼びかけて被災地の需要に応えて物資を送る仕組みを高校 教師とともに立ち上げ、運営する
- 国連大学と連携してESD International Year of Youth 2011活動の一環として大学生とともに活動する。
http://social.un.org/youthyear/

-
TOPにもどる
- 被災地に持続可能なエネルギー(風力、太陽光、バイオマス発電)を利用した個人復興住宅を作成する仮設でない復興住宅プロジェクト。また、集落の集会場となるコアーな施設を建設し、集落のコミュニテイーを維持し、その周辺に数十の小さな復興住宅を造る
- 集会場のコアーとなる施設を地域の木材を利用し、地域の人々の研修施設、被災者の就労の機会の場を提供する
- 補助発電装置として、バイオデイーゼル発電機を利用する
- こころとからだの癒しの場、自然エネルギーを利用した共同足湯施設を併設する
- 生物多様性向上の概念を活かした設計を考える

- TOPにもどる
- 被災地の柱や梁と倒れた松林の松、流域の葦、杉の間伐等をブレンドした流域の素材を利用した流域ペレットを作成する
- 塩水やヘドロに使った木材のモニタリング調査と脱塩の方法の検討を行う
- 流域ペレットを暖房の材料として震災復興住宅に使う
TOPにもどる
- ふゆみずたんぼ復活プロジェクト(被災地の大谷小学校・大谷中学校で実施)→ふゆみずたんぼ復元プロジェクト
- ふゆみずたんぼを通した大貫小学校と大谷小学校の交流支援を行う
- 南三陸~気仙沼の海岸地域の水田の集落とともに行う緊急土壌調査(塩分濃度、pH、EC,津波の泥の深さ等)を計画実施し、田んぼ復活のための解決方法を探る →最新調査結果
- 田んぼの復興を定点カメラで記録していく田んぼ復興映像プロジェクトを開始する
- キッズ・パラタクソノミスト組織を大谷地域にも確立して、豊岡・佐渡・大崎・気仙沼キッズを機能させる活動の支援を行う
- 「究極の田んぼが日本を救う」活動(危険物質の浄化システムに田んぼを活用する方法:日本の神は天に居るのではなく、山川草木の中に充満しているプロジェクト)を立案し実践する
- 生きもの調査結果

-
TOPにもどる
- 宮城のお酒、味噌、醤油、郷土料理などの伝統を守り、地域の材料を使用している加工食品の売上の一部を支援金へと活用する市民バンクの創設を行う
- 震災復興の共通マークの作成と再生のためのコーズ・マーケティングシステムの確立する
- 出資者・支援者との協働プロジェクトの展開

押すと拡大します
-
TOPにもどる