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バンパーの隙間

bumper gap 2007年の6月末、車検場にもろもろ質問をしに行った時、バンパーが横にはみ出している場合は隙間が問題になる、と注意を受けました。翌月受けた車検では、バンパーが横にはみ出ていない僕のビートルは、フェンダーとバンパーは3cm以上隙間が開いていたにもかかわらず無事に、というかこちらとしては当然のように車検は通りました。

ところが、この隙間が最近問題になっているようです。ネットでは、ワーゲンにかかわらず、バンパーの隙間を指摘されて車検に通らなかった話をよく見かけるようになりました。

ルール変更でもあったのか。どちらにしてもこのままでは次回の車検は通りそうにないので、対策パーツを作ってみることにしました。一番手っ取り早いのは、プレスバンパー用にヤナセが出したという、ゴムのカバーをフェンダー側にボルトで固定するようなタイプか。だけど、フェンダーに穴は開けたくないし、バンパーに穴を開けるのも嫌だ。しっかり固定されてはいるけれど、新たな穴を開けずに済む物を目指しました。

version 1-2-3 バンパーの先にカバーを付けて、それを何らかの形で固定する、ということで、材料をかえて幾つか作ってみました。右から接着剤とかを塗るヘラ。たぶん材質はポリプロピレン。アルミ板、塩ビのパイプを開いたものなどです。ポリプロピレンは固さは良い感じでしたが、固い分加工が難しい。アルミも加工が難しいことに加え、あてがったところ貧乏くさく見えたのでNGでした。塩ビのパイプは厚みも関係してるでしょうが、ホットガンで熱を掛けると簡単に加工できるようでした。ただいかんせんパイプなので色も悪く、液体ゴムを塗ってみましたが、かえってばっちくなってしまいました。この結果を踏まえて、塩ビは加工がしやすそうなので、パイプよりも少し厚みのあるプレートを仕入れてもう一度加工することにしました。

ポリプロピレンで作った物がおおよその形になったところで、検査場に隙間に関しての質問をしに行きました。もしかすると、隙間は空いててもいいですよ、何てことになるかも知れないわけですから。しかしその検査官によると、バンパーの隙間は以前から2cm以下(未満?)でなければいけなかったとのことです。それでは以前は隙間が広くても車検は通っていたのは何故?と尋ねても、通らなかったはずはない、のような反応をしますが、どうやら言葉を濁しているようです。まぁそれは仕方がないか。以前は規則通りには検査はしていなかったからです、と言うわけもありません。事実としては、これまでは大目に見ていたが、「何らかの理由で」規則通りにチェックするようになったと言うことでしょう。僕のビートルも2cm以上隙間があるので、そのままでは不合格とのこと。そこで、対策パーツをあてがってみて、こんな感じであればいかがでしょう、と尋ねたところ、しっかり止まっているし、おおむねOKとの言葉を頂きました。もっとも、本番の時にこの検査官に当たる可能性は低いですし、当日の担当者に、本官の判断ではこれではダメだ、と言われればそれきりなのかもしれませんが。

final parts final version with blacket そして今回車検もこれで取った一応の最終バージョン。先端につけるカバーは2mmの塩ビプレートにしました。半透明なのが良かったのか、先端に着けた時の違和感が少ないような気がします。これを棚などのアングルのプレートに固定し、バンパーの先に被せ、プレートのもう片方はバンパーブラケットのボルトに共締めします。

final slit カバーとプレートにはスペーサーをかませ、隙間が出来るようにしてあります。ここにバンパーを滑り込ませると、カバーの返しがバンパーをくわえ込みます。

back of bumper 固定プレートはバンパーと同じような弧を描いて、バンパーブラケットの固定ボルトに共締めします。

final on car 上から見るとこんな感じになります。先端のカバーとステーを固定するボルトは、頭が丸いのにして、気を遣ったつもりです。

そして車検本番ですが、一応ポジティブな反応はもらっているとは言え、検査官の反応を見たかったところです。ところが、車検時の時間ぎりぎりによるどたばたのせいで、一切見逃しました。それなりに時間も掛けて作った物だし、反応を知りたかったところでしたが。

バンパーの隙間は何を根拠にしているのか調べてみたら、こんなのを見つけました。

『バンパ端部と車体との間隔が20mmを越えず、かつ、直径100mmの球体を車体及びバンパに接触させた場合において、バンパ端部が球体に接触しないようにその端部が車体側に曲げられているもの。(道路運送車両の保管基準の細目を定める告示[2007.06.29] - 4.5.1)』

これを読む限り、バンパーが横にはみ出てるかどうかの区別はないですね。僕が車検場に質問をしに行ったのは2007年6月の末だったけど、その後に変更になったのか?だとしても車検を受けたのは7月末のことだったし。検査官は変更は無いとも言っていますが、隙間が開いてる僕のクルマが車検を素通りしたのは謎のままです。「100mmの球体がバンパ端部に接触しないように」という部分においては、僕の対策パーツでもちょっと怪しいかもしれません。もう少し先端を内側に曲げないと接触するかな。てな感じです。どなたかの参考になれば幸いです。

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