『 テレビくん 水木しげる作品集 』〈ACTION COMICS〉〔双葉社〕

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本の紹介
 1965年に別冊少年マガジンに発表された「テレビくん」
 この作品で大先生は、第6回
講談社児童漫画賞を授賞しました。
 貸本から雑誌へと活動の場が移っていくキーポイントともなった作品ではないでしょうか。
 個人的にもとても好きな作品でもあります。
 その「テレビくん」を表題としたのがこの本です。
 
本書の収録データは以下の通りです。
初版発行:1982年10月24日

収録作品:

第1話「テレビくん」(『別冊少年マガジン夏休み特大号8/15号』1965年)

 

第2話「最初の米」(『少年サンデー11/5号』1967年)

 

第3話「丸い輪の世界」(『ガロ9月号』1966年)

 

第4話「未来をのぞく男」(『ガロ5月号』1966年)

 

第5話「古道具屋の怪」(『漫画サンデー8/3号』1966年)

 

第6話「一万人目の男」(『漫画天国12/10号』1965年)

 

第7話「カモイ伝」(『ガロ1月号』1966年)

第8話「夢の食料」(『ガロ6月号』1966年)
第9話「怪物マチコミ」(『漫画天国2/18号』1966年)
第10話「合格」(『文春漫画讀本』1966年)
第11話「神変方丈記」(『ガロ1月号』1965年)
第12話「錬金術」(『ガロ4月号』1967年)
第13話「いぼ」(『ガロ10月号』1964年)
第14話「勲章」(『ガロ11月号』1964年)

 

第15話「宇宙虫」(『別冊少年キング11月号』1965年)

エッセイ:「水木しげるの不思議な世界」6編
目次の通りに上記リストを書いてみました。
この本の中では、上記の短編を第○話という形で目次に載っていますが、
それぞれの話は個別に発表されたものです。
収録作品を見てわかるように、かなり盛りだくさんな内容です。
1冊の本でここまで作品を収録しているのはなかなか無いのではないでしょうか。
1964年から1967年に発表された作品が収録されているのですが、どれも面白い作品です。
(いつものようにネタバレになってしまうので、内容は載せません)

私としては、「合格」のテンポ感や「錬金術」のすりこ木でゴリゴリやっているシーンが好きですね。
もちろん他の作品でも、水木ワールドを堪能できます。
漫画作品のほかにエッセイも6編収録されています。
いつものように文章ものもなかなか面白いのですが、このエッセイの初出がわかりませんでした。
書き下ろしなのか、それともガロあたりで発表されたのか・・・これは継続調査してみます。
収録されている作品は、もういろいろな本に載っているものばかりです。
したがって、各作品を読みたいというだけでしたら、他の本を探したほうが手っ取り早いです。
しかし、本のタイトルが「テレビくん」・・・
これだけで、私はこの本が欲しくなってしまいました。
そういう本って、あなたにもありませんか?
 

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