ワンダフルライフ2目次 
 
ふれあいのページ目次
 2005.8
  記録のページ目次
  2008.7
 今は、3児の母親となり夫婦子供5人で元気に暮らしている一家の母親の話です。
 85歳になる叔母のところへ、ご機嫌うかがいに行った時のこと。
 叔母自身は、病弱と言われ気をつけて生活してきたら、いつの間にか85歳になってしまった。
 人生を振り返えると、子供の病気に対する親の過剰心配は、「無知や不知、思い過ごし」を含め誰でも経験している…、 
 との話になり、数人の方の話に続いて「わが子の幼い頃の風邪」に話題が移った。
 私にも、確かに過剰反応を示し恐怖に慄いた時がありました。

 それは、今でも鮮明に記憶しています。
 クリスマスイブの夜、子供が風邪で熱を出し「足が曲がらずイタイ・イタイ」と泣き続ける。
 深夜11時過ぎ、当直医に行くが痛みの原因は分からないとのこと。続いて次の医院に行くがやはり痛みの原因は分からないと言い、
 小児麻痺になる恐れもあるので、一度公立病院へ連れて行った方がよいとのこと。25日の午前2時を過ぎようとしている。そこで、夜間でも
 小児科医師がいる公立病院分院に行く。午前3時を過ぎていた。
 子供は、まだイタイ・イタイと泣き続けている。医師は、夜間で検査も不十分まだはっきり言えないが、医院で言われたとおり小児麻痺になる
 恐れは否定できないと言われる。
 下の子用のミルクや、毛布などは車に入っていたがもう直ぐ夜が明けるので一旦帰宅することにする。

 早く朝にならないか!早く朝にならないか!と祈るばかり。
 もし、小児麻痺になったらどうしよう? 一生、この子の面倒を見よう! と悲壮感にひたり話し合う私たち夫婦。
 でも、なかなか朝がこない。待つ身の長さである。
 25日の午前9時になった。今まで診て頂いてきた市民病院を辞め開業した小児科医院の名医に電話する。
 先生、お休みの日に申し訳ありませんが、子供は風邪だと思いますが、関節がイタイ・イタイと泣き続け困っています。昨夜からずうっと医院や
 病院を回り続けています。と言ったところ…。
 実は、今日はいろいろ取り込んでいると先生…。 しかし、このまま電話を待つようにと言われた。数分して、「今から来てください。来られたら一時
 中断してくださるようです。」と…、

 私たち一家4人は、直ぐに5Kmほど離れた小児科医院へ車で向う。
 医院には、大勢の人がいたが先生が見え大勢の中をかき分けるようにして診察室に案内された。
 子供は、依然として「イタイ・イタイ」と大きな声で泣き続けている。
 先生は、丁寧に診察すると子供の足の膝を平手でピシャッと叩いた。
 すると、子供はビックリして大きな声を出したが、それでトコトコ歩き出したではないか!
 風邪が関節に入り込んだためで、小児麻痺になる恐れはありません
 やはり先生だ!ありがとうございます!
 興奮した声で、医院の中におられた10人位の方々にも、中断のお詫びと先生の診察のお礼を申し上げ帰宅する。

 帰宅後、子供の様子をみて安心し一寝入りしたあと、 
 今では閉店してしまった都心部の「ダイエー」へ1人で行き「割引セールの大きめのクリスマスツリー」を購入。
 夜みんなで、健康とそしてクリスマスのお祝いをしました。
 これは、私たちの無知・不知と慌てた過剰反応の顛末記ですが、これに似たことは何処でも、また誰でもあると思います。
 こういうことは、一度だけではありません。何度となく繰り返すのです。
 また、ほんの些細な見逃しから障害に進むこともあると思います。
 こういうことから、子供は自分1人だけでは大きくはなれません。
 21世紀の子供のみなさん、世の中の親は代々「子育て」をこのようにバトンタッチしながら続けているのです。
 社会継続のため命を大切にし、互いにいたわりあい・いつくしみあいましょう。
※ 2005年の夏、叔母にこの話をし始めたとき、急に当時のことが甦り、心配と、安堵・感動が混在し、次第に感情が高ぶり言葉も途切れ途切れで
 涙の話になってしまいました。


 21世紀のみなさんの中には、小学校に入る前から「死ぬこと考えると怖い」と言うことばを聞きますが、還暦を過ぎ早や5年この年代では「小学生〜
 中学生」で体験すると聞いた記憶があります。私の場合、小学2年当時と思いますが…、
 当時「戦争責任者として東条英機」が死刑になったと聞き、生きていながら殺されて死ぬということに強烈な衝撃を受けました。そして近所の高学年の
 子たちは「死後火葬の際に熱さで一度血が流れるようになり生き返るが直ぐに焼け死ぬ」と追い討ちをかけられ、まさにパニック状態で死の瞬間が怖
 くてたまりませんでした。
 当時、祖母は「年をとれば、死の怖さは無くなる。これから楽しい人生がやってくる。」言って慰めてくれました。
 祖母の言ったとおり私自身次第に「死への恐怖感」は薄れていきました。
 そして平和になった今、長生きすることは素晴らしいことです。

 でも、人間って「なぜ生きてるの?」って聞かれました。
 それには、「パソコンで巡る生命の進化 などを勉強すれば徐々に分かってくると思います。
 検索
 大人になり楽しい人生を送るのに、…
 最も大切なことは、健康に気を付けること・良かったこと見付けをすること・狡いことや悪いことをしないこと・いたわりや思いやりの心を身につけるこ
 と、そして多少の勉強をすれば充実した人生を送れると思います。
 裁判でも言われていたとおり「人は、何が大切にされるべきか、何を見失ってはならないのか」をみんなで考えましょう!
 21世紀の子供の皆さん! せっかく頂いた生命。大切にし「お互い仲良く・楽しく」有意義にがんばりましょう!
 

◇ ネットで探した院長のコラム


 
恐怖に(おのの)いた一夜
    心配は、安堵・感謝・感涙・お祝いへと…