道具箱をご覧頂いた方から、実際どうやるの?と言うお便りを多数頂きまして。
ど素人が趣味の範疇でやっていることでもあり、また失敗した場合の責任も取れませんからお断りしてたんです。
まあ、しかし(笑)
だいたいこんなふうですと言うのと、自分自身の記録としても残していけばいいかな。
ってな感じで公開してみます。

新品。真っさらのKSG-1SWです。
カラーはオレンジ(20)です。
私が必死に閉じようとしても・・・
これが限界です。


まずは、逆巻きと土手紐抜きです。
逆巻きにすることにより、グラブの芯が縦方向に矯正されると思います。つまりグラブの重心が変わる見たいな感覚です。
土手紐抜きは、松井稼頭央が考案したらしいです。私的には、閉じやすくなると思っています。

購入直後はこのような巻き方のはずです。
違っていたら既に型付け済みでしょう。
丁寧に紐を抜いていきます。
後で巻き直すので、レースを痛めないように。
抜き終わりました。
土手紐を抜きます。
矢印の所をほどいてください。
小指側も矢印の所を。 抜いていきます。
抜き終わるとこんなです。
抜いたレースを使い、逆巻きの開始です。 後で湯もみするのできつめに巻いて行きます。 芯がずれていくのが分かりますよね。
逆巻きの完成です。


ここからが、湯もみ型付けの本番です。
湯につける瞬間「ええんかな」と
マジに躊躇する瞬間です(笑)

お湯の温度は、手を入れるとちょっと熱い位です。 迷いを捨てて(笑)
3〜4秒入浴させます。
湯上がりです。湯冷めしないうちに。
もみます。もみます。もみます。
グラブに手を入れ親指と小指を合わせるようにし、右手の平を親指部分にあててもみます。
気を付ける点は、親指と小指の芯を折らないこと。
叩きます。叩きます。叩きます。
ポケット部分を叩き、皮を伸ばしていきます。
親指、小指の付け根部分や土手部分も叩きます。
ウエッブと指の接続部分や、ウエッブの上部も入念にもみます。
指の動きがウエッブに伝わってくれるようになります。
こんな風にしたり。 裏返したりもします。
ポケット部分に「縦のしわ」が出来、フニャフニャっとした感じになればOKだと思います。
ご覧のようにもみ、叩いた部分はもう乾きかけているのが分かると思います。
後は1〜2日、日陰干しにして乾かします。


いよいよ仕上げに入っていきます。
油だしをすることによりアタッチグリスが均一化され、補給面が強くなり「音」もよくなります。
グラブを焦がさないように(私、実際に焦がしてしまったグラブもあります(泣))注意してください。

ストーブとグラブの距離、火加減を調節しながら・・・
2〜30分加熱します。
こんな風に余分な油が浮き出てきます。
この後もう一度もんでやります。
補給面には固形オイルと液体オイルを混ぜたものを、円を描くように指で塗っていきます。 全体に液体オイルをしみこませ、仕上げます。