神奈川 仙石原温泉  オーベルジュ漣 (2009年10月泊)

2009年10月、今回は我が家初のオーベルジュへの訪問です。
旅行記系のサイトやブログで、箱根に評判のよい温泉付きオーベルジュがあるのは前々からチェックしていて
ウチからは同じ神奈川県内でアクセスがよいので、チャンスがあれば行こうと狙っていました。
10月後半の金曜日、のっぽさんとあわせて有休が取れることになったので早速予約してみました!
オーベルジュ漣・・・どんなお料理がいただけるのかな〜。ワクワク(^-^)

<宿泊プランなど>
じゃらんネットから申し込み  
部屋タイプ:ツインタイプB (22.6u)
プラン名:にごり湯とライトフレンチプラン(ツインタイプB)
宿泊料金:2名1室 一人当たり16,800円(=16,000円+消費税)
     +入湯税が一人150円
     +サービス料10%(一人当たり1,680円)
IN/OUT:15時チェックイン11時アウト
部屋数:10室

予約当時は、じゃらんネットでサービス料10%別の料金表示でしたが
今見るとサービス料込みの表示に変わったようです。(その方がわかりやすいですよね)


川崎の我が家から箱根へ行く際は、通常は東名厚木ICから
小田原厚木道路を経由することが多いのですが
今回は仙石原なので、東名御殿場ICから向かいました。
平日(金曜日)なので渋滞もなくスイスイ。

15時チェックインを目指して道を進むと
オーベルジュRENのシックな看板を発見!
この看板右手の道を進むと、数分で到着です。

左の建物1階がフロント、2階がレストラン。
右の建物が宿泊棟になります。
エントランス上には「AUBERGE Ren」と書かれています。
看板等はあまり目立たないよう設置されているので、
通り過ぎないように・・・。

フロントでチェックインを済ませるとすぐに
お部屋へと案内されました。
案内されたのは201のRosemary(ローズマリー)。
各お部屋にはハーブの名前が付けられているようです。

ツインベッド、窓辺には2脚の椅子が置かれています。
ベッド右の格子の仕切りの奥が、廊下からのドアになります。

ベッド足元側の壁には、奥のクローゼットから続いて
カウンターが備え付けられています。
角部屋だったので、こちら側にも窓がありました。

カウンターの一番左がCD&DVDプレイヤー、
小型の液晶テレビ、その隣にいきなりですが
白い洗面ボウルが続きます。
ちょっと洗面ボウルの存在が唐突ですが、
狭いスペースを上手に利用して
必要な設備を過不足なく配置しているカンジですね。

写真は載せませんが、トイレはウォシュレットで
トイレ内に手洗いもあり使いやすかったですよ。

洗面ボウルの右側のカウンターの一部は鏡になっていて
立てるとドレッサーとして使えます。

ティッシュボックスやキーケースが皮で揃えてあって
お洒落ですよね〜♪
キーは2つあり、お風呂など別行動が多い我が家には
便利でした。
(どこの宿でも2つ欲しいなぁと思う・・・)

クローゼットの中に、アメニティ等が用意されています。
左上のカゴに入っているアメニティは
歯ブラシなど、旅館によくあるセットです。
タオル地のヘアゴムもありました。

右がタオル類。
バスタオル・フェイスタオルともに一人一枚ずつです。
タオルの下に畳まれているのは部屋着で、
お風呂へはこれで行けるそうです。
※レストランへは、服と靴の着用が必要です。

私達夫婦は部屋着は持参しますので、
今回、こちらの部屋着は着用してみませんでしたが
お風呂で見たカンジですと、薄いので冬は寒いかも。

下の段には暗証番号方式の金庫があり、
左奥は出してみなかったので不明ですが、
加湿器か蚊取器具でしょうか?

DVDプレイヤーの前には、CDが数枚置かれていました。
ヒーリング系のものが多いようです。
ウチも滞在中は、低めのボリュームで
ずっとかけていることが多かったですね。

というのも、実はあまり防音性がよくないようで
隣室の方の咳や話し声が聞えてきてしまうんです。
それもあって、BGMを流していました。
お部屋に案内された時点で、すでに音楽が聞えていたような
記憶ですが、そういったことが理由の一つなのかもしれません。




テレビの下の
ルーバー調の扉を開けると
左がワインクーラー、
右が冷蔵庫です。
持ち込んだお茶等を入れる
スペースは充分ありましたよ。

ワインクーラーの上には
お茶セットとお迎え菓子が
置かれていました♪

お迎え菓子は、パウンドケーキ・クッキー・オレンジピールの
3種類(だったかな?)。美味しくて幸せ〜♪
お茶セットには、ドリップオンのコーヒーと緑茶のティーバッグが
用意されていました。お湯は自分達でポットで沸かします。

窓辺の椅子に座ると・・・
こんな眺めが楽しめます。

テーブルの上には、料理長からのご挨拶と
お宿からのメッセージが置かれていました。

野鳥のガイドブックと双眼鏡もありました。
双眼鏡がお洒落なデザインで、こういった細かいところにも
こだわりを感じました。

廊下にもこういったグリーンが飾られていました。
BOSEのスピーカーからはBGMが流れています。

1階にはライブラリースペースがあり、私は宮本輝の小説、
のっぽさんは三丁目の夕陽(あの映画の原作です)を拝借。
喫煙コーナーにもなっているようで、灰皿が置かれていましたね。
奥のデスクにはノートPCがあり、私達夫婦もメールチェックや
現地からの掲示板への書き込みに活用しました。
マウスパッドとか、細部がお洒落なんですよね、このお宿。



お風呂へは、1階からさらに階段を降りていきます。
正面が女湯、左手が男湯になります。

待ち合わせ用?に置かれているのかな、
手前の椅子のフォルムがころんと丸くてカワイイですね。



上の写真の椅子からはこんな感じの眺めが楽しめます。

この写真ではわかりにくいですが、手前の木々の奥は
こちらのお宿で栽培しているハーブ畑になっていました。


では、早速お風呂に行きましょう!
今回のお宿「漣」は、お食事がメインのオーベルジュですが
掛け流しの温泉を引いたお風呂があるんです☆
それも今回のお宿セレクトの決め手となりました。



お風呂の男女入れ替えはありません。
午前6時から午後11時までが入浴時間となっています。

それでは、まずは女湯から・・・

こちらは女性用のお風呂の脱衣所です。
カゴは12個、全10室のほとんどがツインという
宿の規模を考えれば充分なスペースでしょう。

右手には冷水と、湯上がりに休むための
椅子もありました。



洗面ボウルは3つ、ドライヤーは2台、シャワーキャップも
ありました。正面のゴミ箱がむき出しではなく、木箱で覆われて
いるところにも心遣いを感じます。
化粧水と乳液も、市販のパッケージのままではなく
スタイリッシュな容器に移し替えられていました。
さりげなく各所に飾られているグリーンもいいですね。

露天は無く内湯のみですが、窓を大きく開けることができるので
秋の高原の爽やかな空気を感じながらの湯浴みを楽しめます。
白い湯の花が舞う濁り湯ですが、硫黄の香りはそれほど強く
ありませんし、湯上がりの肌もカサカサになりませんでした。
4〜5人ぐらいならゆったり入れる大きさで、
大きくとられた窓の向こうに広がるのは緑の木々。
独り占めできた時間帯は、林から聞えてくる鳥のさえずりに
耳を傾け、静けさとまろやかなお湯に癒されるひと時でした。

女性用のお風呂のシャワーは2面にあり、合計6つと
充分な数がありました。
こちらに置かれていたのは豆乳系のシャンプー類。
左の豆乳系とは別にルベルコスメティックのシャンプー類も
ありました。ヘアサロンで使われていたりするものなので
こだわる女子には、ウケがよいのでは。
これに焦点が合った写真ではないものから切り取ったので、ボケてます(^^;

男性用の脱衣所は、女性用よりも狭いようですが
冷水や椅子は、同じように準備されています。
正面の木枠の中がゴミ箱のはずなのですが・・・
なぜかゴミ箱はこちらの棚の上に(笑)。設置し忘れ?
脱衣カゴは6つで女性用の半分の数ですが
のっぽさんは、ほとんど貸切状態で問題なかったそうです。

男性用のほうは、洗面ボウルが2つ。
ドライヤーは2台ありますね。

シャワーキャップの代わりにレザーがあったようです。

男性用は湯船も、女性用より小さめ。
「3人ぐらいまでかな」だそうです。
掛け流しの白濁のお湯が、流れていきます。
浴槽の縁に、硫黄成分?が堆積していました。



入力時目線。
こちらのお風呂も窓が大きくとられていて、
外には緑の木々が広がります。
内湯ですが、開放感はなかなかと言えるでしょう。

右は、温泉成分分析書(一部抜粋)。
箱根温泉供給株式会社が、蒸気と水から造成している
大涌谷温泉を引いています。
酸性−カルシウム・マグネシウム−硫酸塩・塩化物泉です。
浴槽温度は42度となっており、いつも適温で入れました。


のんびりとお風呂を楽しんだ後は、お部屋でまったりと読書三昧の時間を過ごしました♪
夕食の開始時間は、18時/18時半/19時から選べた記憶(たぶん)。
私達は18時でお願いしていたので、身支度を整えてレストランへと赴きました。

そんなにドレスアップする必要は無いと思います。
私はコットンのジャケット+スカート、のっぽさんはシャツ+パンツ+カーディガン(ノーネクタイ)で伺いました。
同じ時間帯のお客様には、ジーンズ+スニーカーの男性もいらっしゃいましたよ。


のっぽさんがオーダーした飲み物はGrapillon。
微炭酸のブドウジュースです。(@900円)
私のオーダーは自家製レモネード。(@700円)
それほど酸味が強くなく、美味しくいただけました。

レストランは、それほど照明が明るくなかったので
暗い感じの写真が多いですが、ご容赦ください(^^ゞ
あと記憶もかなり薄れているのですが、お許しください(^^ゞ

箱根のアミューズは3品の盛り合わせ。
左上:とうもろこし(だったかな・・・)のムースの上に
   トマトのジュレがけ
左下:サバの洋風寿司
右下:海老のフリッター

トマトのジュレ、色は透明なのに口に含むと
トマトの香りが口いっぱいに広がり、酸味が
「うーん、トマト!」と実感できる美味しさでした。
洋風寿司は、見た目で「ここでお寿司?!」と思いましたが
バルサミコ酢を使っているため、違和感なく頂けるお味でした。
海老のフリッターもサクサク♪

パンは熱々の状態で供されます。もちろんお代わりもOK。

添えられているのは
バターとオリーブオイル(左手前)と・・・
もう一つ(左奥)が思い出せません(^^;
(お肉系のムースだったかな・・・)

ホントに美味しいパンでした!

オードブルは6品からの選択です。

私達夫婦は2人とも、+1,500円でチョイスできる
「海の贅沢なカクテル 朝霧高原温泉卵とキャビアを添えて」
にしました。
駿河湾アワビ、ホタテ、オマール海老、地ダコ、などが
入っていて
中に隠れている温泉卵と混ぜていただくとウマウマ〜♪

あまり美しくないですが(笑)
カーソルを合わせると、かき混ぜ後になります。

魚料理はチョイス無しで、全員同じお料理です。

沼津港直送・スズキの皮つきかりかり焼き
ポロ葱のクリーム煮 カシス・ソース


甘〜いポロ葱とカシスソースの酸味が絶妙でした♪

お口なおしのグラニテは、
「みかん」と「カルヴァドス」(りんごのリキュール)から
選択できました。

左の写真は「みかん」です。
さっぱりと頂けました。

肉料理は5品からの選択です。

のっぽさんのチョイスは
「フランス シャラン産鴨フィレ肉を備長炭で炭火焼き」

実はのっぽさんは、こちらのお料理はイマイチとの評価。
骨の部分が多く、肉も堅い、とのコトで、どうやらハズレだった模様・・・

このメインでのっぽさんの再訪欲は
どうも下がってしまったようなのですが(^^;
他の方のレポでは、同じお料理を「柔らかで美味しかった」と
評されてる方もいるので、たまたまか、
好みに合わなかっただけかもしれません。

私のチョイスは
「修善寺・黒米と栗のおこわを詰めた静岡美味鶏の炭火焼き 
 トリュフの香りあるソース」

こちらは、ちょっと和風な味付けで
ヘビーなお肉料理は最近重く感じてしまうことの多い私でも
美味しくいただける一品でした。

お料理のサーブ前に、
「オードブルと温泉卵が重なりますが外されますか?」
と尋ねられました。
私はそのまま入れていただきましたが、健康上の理由等で
外される方もいるのかもしれませんね。

デザートは二品で、最初の一品は
「杏仁豆腐のプリン」

さっぱりとしたほどよい甘さなので
あっという間にお腹の中へ消えていきました。

デザートの二品めは複数の選択肢から選べますが、
私達は二人とも、お宿のブログで、この季節のイチオシ☆
とあった「林檎のタルトタタン」にしました。

温かい林檎のタルトと
冷たいキャラメルアイスのコラボが絶妙の美味しさです。
ココアパウダーで描かれた林檎の絵もキュート♪

食後の飲み物は
コーヒー、エスプレッソ、カプチーノ、紅茶、
ノンカフェインティーから選択できます。(お宿のサイトより)

私は紅茶、のっぽさんはコーヒーをお願いしました。
プチフールも添えられますが、
こちらはお部屋に持ち帰ることもできるよう
箱に入っていますので、後で美味しく頂きました。

左から
オレンジのマカロン
伊予柑のゼリー(だったかな?)
抹茶のショコラ
レモンのマドレーヌ
でした。
約2時間の夕食を終え、満腹のお腹を抱えて
レストランを後にしました。ごちそうさまでした♪


夜のロビーの様子。
私達夫婦は、こちらで時間を過ごすことはありませんでしたが
コーヒーが自由にいただけるようです。
ロビーの一角に置かれた棚では、
朝食で頂いたコンフィチュール(ジャム)やドレッシング、
また、私達のプランでは付いていませんが、プランによっては
お部屋にあるTHANNのアメニティが販売されていました。

朝食は、8時から9時の間の好きな時間に
レストランへ行くスタイル。
朝寝坊の私達夫婦は、9時ちょっと前に伺いました。
(でも私達の後からもう一組いらっしゃいましたよ 笑)


さすが食重視のオーベルジュ、こちらは朝食も
充実しているんです。
左にメニューを載せておきますね。

まずは、下の写真のシリアルからスタート。


ドリンクは、各種ジュース・ミルク・青汁・ワインから選べます。

のっぽさんはオレンジジュース。
スープは「根菜の冷たいポタージュ」をチョイス。

メニューによると
ゴボウ、カブ、レンコン、大根 などが入ってるそうです。

私はアップルジュースと
スープは「季節の野菜スープ」にしました。

野菜たっぷりのミネストローネ、かな?
野菜の甘みが良く出ている優しい味でした。

本当に熱々で美味しいパン
だったので
写真を大きめに載せてみます。

添えられたのは、手前から
バナナのジャム
バター
ベリーとチョコのジャム(?)
でした。
どれも美味〜♪

自家製スモークハムとソーセージ。

お宿のブログに、このソーセージを作る様子が
紹介されていました。

私にはちょっと塩味が強かったかな?

野菜料理は、3品からの選択です。

こちらはのっぽさんがチョイスした
「三島のスティック野菜」

「新鮮で、野菜の味が濃かった」そうです。

私がチョイスしたのは
「箱根の温野菜盛り合わせ」

バターの風味が豊かな一品でした。
私には、若干バターが多すぎてしつこく感じる
部分もありましたが、野菜が美味しかったです。

メイン料理は、4品からの選択です。

こちらはのっぽさんがチョイスした
「そば粉のパンケーキにのせた目玉焼き、トリュフ風味」

味は・・・「記憶無し」とのことです(^^;

私がチョイスしたのは
「箱根笹とうふのステーキ 味噌ソース」

味噌なので和風の味付けのはずなのですが、
なぜかパンにも合うのが不思議でした。

表面がカリっと焼かれたお豆腐って
なかなか美味しいんですね〜
今度家でもやってみたいな、と思う一品でした。

デザートは
「フルーツのスープ仕立てとカボチャのブリュレ」

朝から本格的なデザートが頂けるなんて素敵ですね〜
コクのあるブリュレは少量で
あとはさっぱりとしたフルーツ、といった量も
朝食にあった配分でした。

食後の飲み物は
コーヒー・紅茶(ダージリン)・緑茶
から選べます。
私は紅茶を頂きました。

食べ切れなかったパンは、お持ち帰りできるように
ラッピングしてくださるのも嬉しい配慮です。

11時アウトなので、朝食後にもう一度温泉を
楽しんでから、出かけることができました。

チェックアウト時に頂いた自家製の生キャラメル。
ゲランドの塩を使っているそうです。
最後まで、トロける美味しさでした♪



私達夫婦は初めてのオーベルジュ訪問。
さすが、お食事重視の宿だけあって、夕食も朝食も満足度が高かったです。
特に、朝食に力を入れてくださる宿はなかなか無いように思うのですが
漣では本当に、朝食も手を抜かずに提供してくださっているのが、よく伝わりました。

オーベルジュなので温泉はオマケ、といった扱いではなく
掛け流しのにごり湯を満喫できる点でも高評価です。
また、館内のインテリアの細々としたところも気を遣われていて、洗練された印象を受けました。

のっぽさんは、夕食のメイン料理が期待したほどでは・・・との感想のようでしたが
「次に行くなら、メインはプラス料金の料理を頼む」そうですから
再訪する気は無い、というワケでも無いようです(^^)
東名御殿場IC経由なら、我が家からは2時間かからないアクセスのよさもあり
私としては、違う季節のお料理を味わいにまた伺ってみたい気持ちがあります。
冬の間は、ちょっとお得なプランも出ているようなので
今シーズンの再訪は難しいとしても、また来年あたり狙ってみるかもしれません。


私達の宿泊時に利用した【じゃらんネット】で漣を見るにはこちら



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