★ 天体観測講座 ★
101等星リスト/ギリシア文字
改編/2004.12.17.
ギリシア文字の読みかた
大文字小文字読みかた
Α
α
アルファ
Β
β
ベータ
Γ
γ
ガンマ
Δ
δ
デルタ
Ε
ε
イプシロン、エプシロン
Ζ
ζ
ゼータ、ジータ
Η
η
イータ、エータ
Θ
θ
シータ、テータ
Ι
ι
イオタ、イオータ
Κ
κ
カッパ
Λ
λ
ラムダ
Μ
μ
ミュー
Ν
ν
ニュー
Ξ
ξ
クシー、クサイ
Ο
ο
オミクロン
Π
π
パイ、ピー
Ρ
ρ
ロー
Σ
σ
シグマ
Τ
τ
タウ
v
υ
ウプシロン、ユープシロン
Φ
φ
ファイ、フィー
Χ
χ
カイ、キー
Ψ
ψ
プサイ、プシー
Ω
ω
オメガ

星の名前は「シリウス」や「ベガ」のように神話などから命名されたものもありますが、無数にある星すべてに、その方式で名前を付けていくのは不可能です。でも、それに代わる方式で、観測できる限りの星々すべてには名前が付けられているのです。
それは「その星座のなかの、明るい星から順に、ギリシア文字の『小文字』で番号を付けていく」という方式です。αが1番目・ωが24番目です。これで、肉眼で観られるほとんどの星に名前を付けることができます。
それより暗い星にも名前を付ける方式がありますが、天体望遠鏡などを使わなければ見えないような暗い星は、初心者さんには「なじみのない星」でしょうから、その説明は略します。
注: ただし、「変光星」など光度変化のある星もありますから、必ずしも、明るさ(光度・等級)どおりに、文字の順番が付けられているわけではありません。
そのような方式で付けられた星の名は、たとえば「おおいぬ座の1番明るい星=シリウス」は「おいぬ座α」と呼ばれますし、「こと座の1番明るい星=ベガ」は「こと座α」と呼ばれます。そして「α星」は、その星座の「主星」とも呼ばれます。
ギリシア文字の読みかたを覚えておくと、なにかと便利(?)なので、一覧表を作りました。『大文字』を使うことはあまりないけど、併記しておきます。


1等星リスト
光度(等級)は、数字が小さくなるほど明るくなります。つまり、「+」プラスよりも、「−」マイナスが付いているほうが、明るいのです。
1等星というのは、太陽系以外の星たちのなかで、「+1.5等級以上」の明るい星のこと、とされています。
このリストには、+1.64等級までの26個の星を載せてありますが、「しし座α/レグルス」までの21個が1等星です。「おおいぬ座ε/アダラ」は、ぎりぎり1等星落ちして、2等星のようです。
1等星の名前=学名/個有名 等級(光度) 距離(光年)/色/その他の特徴
おおいぬ座α/シリウス(天狼星)−1.478.7/青白/連星
りゅうこつ座α/カノープス(老人星)−0.73200/淡黄色/単独星
こと座α/ベガ(織姫星)+0.0426/青白/単独星
うしかい座α/アルクトゥルス+0.0636/だいだい色/変光星
オリオン座β/リゲル+0.08600/青白/三重連星
ぎょしゃ座α/カペラ+0.0950/黄色/分光連星
ケンタウルス座α/リギル・ケンタウル+0.33〜+1.74.3/黄色/実視三重連星
こいぬ座α/プロキオン+0.3411/淡黄色/連星
オリオン座α/ベテルギゥス+0.4〜+1.3500/赤色超巨星/変光星
エリダヌス座α/アケルナル+0.47100/青白/単独星
ケンタウルス座β/ハダル+0.59400/青/−
わし座α/アルタイル(彦星)+0.7717/白/単独星
みなみじゅうじ座α/アクルックス+0.8?400/青白/四重連星
おうし座α/アルデバラン+0.8670/だいだい色/実視連星
さそり座α/アンタレス(蠍の心臓)+0.9〜+1.8600/赤色超巨星/変光・連星
おとめ座α/スピカ(真珠星)+0.96250/青/分光連星
みなみじゅうじ座β/ベクルックス+1.02〜+1.08500/青白/変光星
ふたご座α/ポルックス+1.1535/だいだい色/変光星?
みなみのうお座α/フォーマルハウト+1.1622/白/単独星
はくちょう座α/デネブ(白鳥の尾)+1.261500/青白/変光星?
しし座α/レグルス(獅子の心臓)+1.3670/青/実視連星
おいぬ座ε/アダラ+1.53000/青白/−
ふたご座α/カストル+1.645/白/六重連星
さそり座λ/シャウラ+1.6300/青白/分光連星?
みなみじゅうじ座γ/ガクルックス+1.62200/赤/変光星?
オリオン座γ/ベラトリックス+1.64300/青白/変光星?

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