野宿者の寝場所、共同炊事の場所を奪うな!

東京都児童会館の全面的な仮囲いに反対する!

 

10.17渋谷デモ

 


■11年10月17日(月)17時45分

■宮下公園・北側広場(渋谷駅徒歩10分)

■18時、東京都児童会館包囲デモ出発

(デモ後集会、19時15分終了予定)

渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合

連絡先/東京都渋谷区東1‐27‐8(202号) 080(3127)0639

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10月20日にも仮囲いは完了、私たちは東京都児童会館から締め出されてしまう…

緊急デモへの多くの仲間の参加を!

●館長も児童会館の使用を黙認

 渋谷区にある東京都児童会館。その敷地は夜間、野宿者の寝場所となり、野宿者による共同炊事の場所となる。これまでも何度か立ち退きを迫られることがあったが、私たちはその都度、野宿者が生み出される原因、背景を訴え、児童会館・館長も私たちの使用を黙認してきた。

 今年3月、東日本大震災が起き、児童会館は休館となった。4月、「地震被害の調査のため、全面的な仮囲いが必要」と、突然立ち入りを禁止するロープが張られた。が、その後、館長は私たちに「調査のための仮囲いは一切しない」「夜、みなさんが休んでも、炊き出しをしても問題ない」と説明し、問答無用の対応を謝罪した。私たちは、調査の結果、補修工事を行なう、仮囲いをするというのならいち早く伝えてほしい、と申し入れ、館長も了承したはずだった。

●またしても突然の通告

 しかし、である。9月27日、館長は私たちに対し、またしても突然こう通告してきた。「児童会館の地震被害の調査結果が出た」「近々、補修工事を行なうことになった、ついては全面的な仮囲いをする」「29日、詳しく説明する」 29日には、私たちに文書が配られ、そこには工事は10月5日から、と記されていた。館長は「すでに児童会館の来年度閉館が決まっており、取り壊しになる可能性が高いので、工事の終了後も仮囲いは撤去しない」と付け加えた。

「取り壊しになる可能性が高い」のに補修工事を行なう? 来週から工事に入るので出ていけ、もう来るな? ここが野宿者の寝場所であり、共同炊事の場所であることを考慮しているのか、との質問に、館長は「仮囲いをするかもという話は、以前からしていた」と逃げの姿勢をつらぬいた。なお調査結果によれば、補修工事が必要なのは児童会館の外壁及びホールの天井のみ、私たちがおもに使用している玄関前ではない。全面的な仮囲いには根拠がないのである。取り壊しが決定したわけでもないのに、工事終了後、仮囲いを撤去しないのも理解に苦しむ。いずれにしろ全面的な仮囲いは、野宿者を追い出し共同炊事の場所を奪うためのものと断じざるをない。

10月3日、私たちは全面的な仮囲いをしないよう、館長、福祉保健局家庭支援課・課長に申し入れたが、2人とも「もう決まったこと」「検討の余地はない」とつっぱねた。そして5日、抗議する私たちの目の前で、工事は開始された。

●野宿者もまた「構造的」な「被災者」

 児童会館の野宿者もまた、まぎれもなく大震災の「被災者」であり、そもそも野宿者は、この社会のひずみによって生み出された「構造的」な「被災者」である。東京都は一方で、避難所を設け東日本の被災者を受け入れているのに、野宿者を追い出しの対象としか見ないのはなぜなのか? 野宿者の生存権を、その基礎をなすといえる居住権を保障しないのはどうしてなのか? 館長、福祉保健局家庭支援課・課長は「寝る場所がないのなら渋谷福祉で相談を」という。が、「相部屋の施設にとじこめられたり、生活保護費をピンはねされたりするくらいなら、路上でがんばる」という野宿者は少なくない。宮下公園のナイキ化が推進されるなど、渋谷駅周辺の再開発が加速している。再開発にとって、野宿者はそんなにジャマなのか?

 私たちは、野宿者を追い出し共同炊事の場所を奪う東京都児童会館の全面的な仮囲いに反対する。館長、福祉保健局家庭支援課・課長に対し、私たちと話し合って仮囲いの範囲を変更するよう、最後の最後まで求めていく。10月17日の緊急デモへの参加を!(2011.10)


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