
家は3軒建てなければ満足のいく家は建たないと言われますが、1軒目のスウェーデンハウスに満足!
注:ここに記されている内容は、私の主観に基づくものであり、普遍性はありません。
まったくの個人的見解ですので、これに惑わされて、
間違った選択をしないようご注意ください。
ご利用は計画的にお願いします。
もともと私は東京の出身で、仕事の関係で関西に移住していました。
両親は東京のいわゆる高級住宅地に立派な家を構えていましたし、
長男ですからいずれは東京に帰るつもりでいました。
ですから、家を買うつもりなど毛頭ありませんでした。
ところが、仕事の関係で関西に行くことになりましたので、
当然住居を探すことになりました。
家賃は会社が大部分借り上げてくれるので、賃借料的には楽なのですが、
家族と犬一頭そして猫5匹の大家族となるとそう簡単には借家が見つかりません。
そこで、犬一頭と猫一匹ということにして(大家さん、私ウソをついていました〜)、
借家探しを会社紹介の不動産屋さんと始めました。
まず地域を決めなくてはなりません。
「今東京のどこにお住まいですか?」の質問に答えると、
紹介されたのは芦屋や東灘、西宮の高級住宅地ばかりでした。
いくつも物件を見に行きましたが、どれも東京のミニ版で面白くありません。
だって、いくら便利だと言っても、東京に敵うはずもありませんし、
私は東京の暮らしをそのまま持ち込んで再現したいわけではありません。
リトル東京を探しているのではないのです。
それではと言うことになり、「変則解ですが」と紹介されたのが、
現在居を構えることになった神戸市南西部の街です。
ここでは北には山が迫り、海にも近く、通勤電車は海沿いを走ります。
町の魚屋では地物の魚が昼網と称して売られ、
生きたタコが売り場から道路に逃げ出そうとしているではありませんか。
野菜は対岸の島や迫る山の裏側で採れたものが当たり前に売っています。
駅前には古い食品市場(夜6時に終わるな)があり、かなり良いものが売っています。
これはたいへんな贅沢です。
海水浴場に自転車で行けますし、ファクトリーアウトレットもあります。
私は田舎でもない都会でもない、この街がとても気に入りました。
そこで震災でだいぶ被害を受けた家でしたが、ペット可の一軒家を借りて、
神戸での暮らしが始まりました。
そうこうしているうちに時が流れ、経済動向の変化や会社の方向変化などにより、
東京に転勤になる可能性が少なくなってきました。
しかし、仕事はなかなか面白く、今すぐ辞める理由もありません。
幸い両親も今のところ元気ですので、これも大丈夫です。
なにより神戸の暮らしが気に入りました。
一応赴任期間が区切ってあったのですが、無理に東京に仕事を作って戻してもらっても、
長期的に考えると将来が見えません。
そこで、当分こちらにいることにしましたが、問題は借り上げ社宅の問題です。
借り上げ社宅には期限があります。
期限があると言っても、会社都合なので会社と交渉することができると楽観していました。
しかしそこに重大な転機が訪れました。
(2004/12/4)
T家の家作りは、オマケに釣られて住宅展示場を訪れたことから始まりました。
当時会社借り上げの社宅住まいだった私たちは、家を建てようなどとは
露ほども思っていませんでした。
ある日私たち家族は住宅展示場の隣にある公園に遊びに行っていました。
住宅展示場など行ったこともない私は、展示場から出てくる家族連れが手にした風船を見て、
私の子供にももらってやろうと思いました。
今考えると、まんまとその手に引っ掛かったわけで、
“飛んで火に入る夏の虫”以外何物でもありません。
その風船欲しさに住宅展示場に子供とともにふらふらと吸い込まれて行きました。
まずセンターハウスとか言うところでアンケートを書かされました。

もちろん家をたてる予定なしと書きましたが、
あんなに営業されるとは知りもせず、
まぁ入場資格を得るためだろう素直に記入して展示場に入りました。
展示場内の各モデルハウスは借家住まいの私には余りに立派で、
敷居がとても高かったのです。
しかし、外から見る限り、当時の私にはメーカー間の違いは見出せませんでした。
したがって、別に家が欲しいわけでもない私にとっては、
オマケにくれる風船がミッフィーちゃんなのか、犬の散歩風船なのかが
訪問動機にならざるを得ませんでした。
この直感は今でも正しかったと思います。
ほとんどのメーカーは独自工法やオリジナリティーを謳っていますが、
実際はドングリの背比べです。
家が建って、工事中の看板が取れてしまえば、
どこのメーカーだかわからなくなる家ばかりだと直感で感じてしまったわけです。
風船と粗品コレクションをしながら展示場内を進むと、
建てる気がない見物人にも熱心にカタログを持ち帰らせようとするメーカーと、
見込みがないと決め付けて早く帰れと言わんばかりのメーカーもあり、
面白かった記憶があります。
家を建てる気はなく、風船や粗品目当てですから、
カタログ等は辞退しながら展示場の奥に進むと、
変な窓と木の扉の物置のようなモデルハウスがありました。
≪お宝写真≫

[写真協力:担当ホームコンサルタントF氏]
通称「ミニハウス」(写真追加04/12/26)
他メーカーが豪華さを競う中、これがスウェーデンハウスのモデルハウスだったのです。
車庫ぐらいの大きさの実物大機能模型のような、
掘っ立て小屋にしか見えません。
しかし、壁内部が見えるように作られた掘っ立て小屋には、
分厚い断熱材と木がたくさん使われているのが一目でわかりました。
実際機能模型程度でしたので、モデルハウスとは言えないものでしたが、
ふんだんに使われた断熱材を見せた実物大模型を見て、
ウンチク好きの私の心を強く刺激しました。
スウェーデンハウス社は、当時垂水展示場のモデルハウスが間に合わず、
物置のような実物大模型しかなかったのです。
そこでお決まりの営業さんと初顔合わせをし、名刺をもらいました。
「冷やかしです」と言ったのは言うまでもありません。
話題がなかったので、とりあえず鍵の防犯性能について話しをしたことを覚えています。
他のメーカーのモデルハウスで、「設備がどうたらかたら...」、
「装備がなんとかかんとか...」などさんざん聞いてきた耳には、
「断熱が云々、気密がカンヌン」と言う話は耳新しく聞こえました。
他のメーカーは、私には何の関係もないモデルハウスの間取りの説明だったり、
この客は金を持ってるのか探りの質問だったりしましたが、
スウェーデンハウスは商品性能、つまり家の性能や構造の説明です。
営業ポイントが他とは違うことに、まんまとのせられてしまいました。
それまで寒い家ばかり住んでいた私ははたと気づきました。
住宅にも性能差があることに。
当たり前ですが、住宅性能に差があることについては知ってはいました。
しかし、実感として考えたことがなかったのです。
当時住んでいた借家は、冬朝起きると息が白くなるほど寒かったですし、
ダイニングルームにガスファンヒーターを置いて、その前だけが暖かいような家でした。
トイレに行くのも、寒いので我慢してしまうような、今考えると酷い家でしたが、
当時はそんなものだと思っていたのです。
江戸時代からなんら進化していない住宅観です。
結局他メーカーでは辞退したカタログ等の資料をここでは受け取りました。
でかでかとスウェーデンハウス社のロゴの入った大きな紙袋だけをぶら下げて、
手には子供達用の風船やおもちゃをたくさんせしめて展示場を後にしました。
その後、子供達と夕食を外で食べていました。
(家を買うような気持ちは持ってはおりませんので、当然外食三昧です。)
家にはすでに営業攻勢が始まっていることも知らずに。
(2004/12/6追記)
この日妻は家で留守番をしていました。
私と子供達で遊びに出ていたのですが、住宅展示場に行ったなどとはまったく知りません。
私たちがまだ帰って来ないのに、住宅メーカーの営業が始まりました。
応対に出た妻は最初何のことかわからず、
最初は「今日はセールスが多いなぁ」と思いながら
インターフォン越しに「いりません」で追い返していたらしいですが、
営業マンが「ご主人が展示場に来て」の一言でやっと事態が飲み込めたそうです。
しかし、妻も家を建てる気などありませんから、適当に追い返し続けていたようです。
しかし遂に私の携帯に電話をしてきて、
「営業がいっぱい来てうるさいから、早く帰って来て責任とってよ」
と言い出す始末でした。
(2004/12/8追記)
各メーカーの営業マンが入れ替わり立ち代りやって来て、
いろいろなことを教えてくれます。
その中でいくつか「ごもっとも」と思われる点があり、
だんだんと「家を建ててもいいかな」と思うようになってきました。
お調子者の私は、営業さんたちの口車に見事に乗り始めました。
“豚もおだてりゃ木に登る”とはよく言ったものです。
特に、次の点が私たちの家造りを後押ししました。
急転直下、家を買うか建てるかしてみるつもりになりました。
このあたりから、家作りについてのにわか勉強を始めました。
(2004/12/9追記)
まずお金もろくにない私たちは、中古住宅をを考えました。
しかし、膨大な物件の中のほとんどは、価値がないと思いました。
なぜなら、地方の古民家でもなければ、
長年にわたっての使用を前提とした家は売りに出ていないからです。
建売も一瞬頭をよぎりましたが、
私の素人目にも問題のある建売住宅をゴマンと見てきましたし、
ほとんどどこを切っても金太郎の家に愛着が持てるとはとても思えなかったので、
早々に却下しました。
マンションも考えましたが、
自分でコントロールできない部分が自分の生活に影響する部分が多いことをまず考えました。
また、30年ぐらい経った時に魅力ある建物であるか疑問なことと、
住民同意がなければ改装や建て替えもままならず、
その時には住民全部が年をとっていることなども考え、
わがままな私はマンションの選択肢もボツにしました。
結局、無謀にも一戸建ての家を注文建築で建てることにしました。
(2004/12/10追記)
私の本当の家作りの夢は、自分で作る(セルフビルド)ことです。
しかし、そんなことをしていてはいつまで経っても出来上がらないでしょうから、
誰かに頼まなくてはなりません。
ハウスメーカー、地元工務店、建築士とのコラボレーション、
形態はいろいろです。
まず地元工務店は、私がこちら出身ではないので、何の情報もありません。
ちなみに私の実家は、何十年も付き合っている地元工務店で建てた家ですので、
その良さはよくわかります。
しかし、現在町で見る地元工務店らしき建築を見てみると、
特段可もなく不可もなくと言ったものばかりが目に付き、私には魅力がありませんでした。
実家は豪邸(ただし気密断熱は在来工法そのもの)ですので、
地元工務店が存分に腕を振るったのが伝わってきますが、
私などが建てられる程度のものは知れています。
なかには素晴らしい仕事をしている工務店が存在するのはわかりますが、
その「私に合う工務店」を神戸で探すのは大変です。
それで地元工務店の線はほとんど消えました。
建築士とのコラボレーションですが、
私は私の家を「誰かに建てていただく」という気持ちでは家作りに臨んでいません。
建築士の考え方と私の考え方が合致すればよいのですが、
雑誌やテレビで見るような「建築家の家」はどう見ても私には「建築家のための家」で、
「施主の家」ではないように見えます。
格好はいいですが、本当に住む人のためになっているのか、
首を傾げてしまう家が多いように思いました。
優秀な地元工務店を探すのが難しいように、
私と価値観を一にする建築家を探すのは大変だと思い、
この線もあまり期待しないことにしました。
ハウスメーカーですが、広告や展示場の運営、立派なオフィスなど、
経費がかかっていて高い買い物にならざるを得ないのは分かっていました。
また実際の施工は地元工務店に下請けに出されることも知っていました。
しかし、材料も施工方法もある程度標準化されていますので、
気休め程度には欠陥住宅の一番の原因、「施工不良」が起き難いことが期待できます。
また作ってみなければわからない「住宅性能」が、
ある程度確実に予想される点も良いと思いました。
そこでハウスメーカーで建てる方向で検討することにしました。
このころ私の知っているハウスメーカーは“ミサワホーム”、“三井ホーム”、
“セキスイなんとか”、“パナホーム”、“住友林業”、そして今回初めて知った
“スウェーデンハウス”くらいしか知りませんでした。
(2004/12/11追記)
いろいろな本や雑誌、ネットなどで勉強を進めながら、
今度は景品目当てでない展示場めぐりをしました。
しかし、いただけるもので使えるものは基本的にいただいたのは言うまでもありません。
一応環境派を自認していますので、ハウスメーカーの親会社が化学会社だからか、
塩ビ製のラップを景品にしているような場合は辞退させてもらいました。
必要のない過剰なパンフレットも遠慮しました。
正直言って、こんな販売経費が商品、
つまり家に上乗せされているのはたまらないと思った会社もありました。
だんだん各社の違いがわかってきました。
正確に言うと、各社が言うほどたいした違いがないことがわかってきたのです。
内外装はどのメーカーに頼もうと、お金さえかければ何とでもなります。
重要なのは性能です。日本は寒くて暑い国なのに、住宅性能はお粗末そのものです。
両親には申し訳ないのですが、
実家の性能が基準として今回の家作りにはずいぶん参考になりました。
そしてものには値段があることもわかってきました。
やはり良いものは高く、安いものはそれなりです。
私のコンセプトは“よいものをながく”です。
さらに私がローンを払えなくなったり、万一のことがあったときには売れる家、
または貸せる家でないといけないと思いました。
このころスウェーデンハウスの性能は、オーバースペック(過剰性能)だと思っていました。
しかし、多くのメーカーはさほど高くない私の要求水準に標準ではなかなか及びません。
それほど高い性能を要求したつもりはありませんが、
大部分のメーカーはそれさえオプションです。
オプションと言うことは、施工実績が少なく、
施工不良にちょっとだけ近くなることを意味します。
会社の具体名を書いておきたいメーカーもあります。
「ミサワホーム」です。
実は私はミサワホームの子会社に勤めていたことがあります。
一時とはいえ生活の面倒を見てくれていたのですから、恩義に感じないことはないのですが、
内部では「三澤千代治(当時社長)商店」の悪い部分がたくさん目に付きました。
一応比較のため研究はさせてもらいましたが、
ミサワホームに頼むつもりはまったくありませんでした。
なお、ミサワホームは案の定、経営悪化が表面化。
2004年に三澤社長が退任しました。その後も混迷が続いています。
(2004/12/13追記)
インターネット上でも情報を収集しました。
世間では欠陥住宅問題がたくさんあり、いかに欠陥住宅に不安をかきたてられたり、
実際に欠陥住宅に遭遇して困っている人が多いかを示しています。
当時表立ってスウェーデンハウスが当事者になっている例が非常に少ないのも理由の一つでした。
「少ない」と言うか一件以外基本的には見つかりません。
(内容についてはここではコメントしません。)
スウェーデンハウスの欠陥サイトが少ないことは重要な点で、
いかにスウェーデンハウスでも1万棟以上(当時)を世に送り出しているのですから、
欠陥とまでは言わないまでも、不具合はあるはずです。
それを声高に世に問う人がいない(皆無ではありません)と言うことは、
顧客がそれを納得する対応をしていると推定できると思いました。
例えば私が最後まで競合させたMホームの建築記録のサイトを検索エンジンで検索すると、
非常にたくさんの建築記録がヒットします。
しかし、中にはいつの間にか欠陥住宅告発サイトのようなものになってしまったり、
不具合をなんとか自己納得させるような内容のものがたくさんあります。
また欠陥なのではないかとの同様の悩みを持つ人たちの、
掲示板のようになってしまっているところもありました。
ところが「スウェーデンハウス」・「建築記録」などのキーワードで検索すると、
こちらもサイトはたくさんありますが、その大部分が家造りを楽しみ、
満足感に溢れたものがほとんどです。
スウェーデンハウスのメーリングリストまであり、結構賑わっています。
繰り返しになりますが、建設建築業界で不具合が皆無ということは絶対あり得ません。
つまりもともと不具合が少ないか、
事後の対応が適切に行われているからこその現象と推定されます。
また悪名高い2ちゃんねるも見ました。
そこでは基本的に内容のある話はなかったのですが、
スウェーデンハウスを悪く言う根拠はほとんど「高い」ということでした。
(2004/12/14追記)
最後はMホームとの競合となりました。
しかし、気分は後半ほとんどスウェーデンハウスに決めていました。
スウェーデンハウスでは、設計はスウェーデンハウス社の社員の建築士が行います。
変な日本語になってしまいましたが、つまりスウェーデンハウス社の社員で、
建築士資格を持っている人が設計を担当します。
Mホームは社外の建築士が設計をします。
さて、いよいよプランを作成する段階になりました。
スウェーデンハウスもMホームもプラン作成は無料です。
ただ、この無料には大きな違いがあります。
スウェーデンハウスは同社の社員が担当しますので、
当然月給なりが社員には支払われているわけです。
ですからいかに無料プラン作成であっても確実に費用は発生しているわけです。
しかしスウェーデンハウスは社員設計士ですから内部費用として吸収されているはずです。
また社員は月給(たぶん)ですから固定費と考えることができます。
ところが社外の建築士にプランを頼むと、建築士の外部費用が発生します。
ハウスメーカーと建築士の間でどんな取り決めになっているか私には知る由もありませんが、
この変動費用はどこかで吸収しなくてはなりません。
Mホームの入居者内覧にも数件行きました。
どれもパンフレットのように立派なお家でした。
またデザインは正直言ってスウェーデンハウスよりずっと格好いいと思いました。
入居者の方は非常に満足されているのが伝わってきます。
ただ、二言目には「建築家の先生の提案で」と言う言葉に、私は反対に冷めてしまいました。
だって、家は自分の家です。
センセイの家ではありません。
いよいよ私を担当することになるであろう設計士に会いました。
いかにも芸術家然とした先生です。
ラフスケッチを描いてもらいましたが、打ち合わせが終わるころには、
私の気持ちは先生が熱心であると反対にスウェーデンハウスに大きく傾いていました。
提案力は確かにMホームのほうが上でしょう。
デザインもとても優れています。
はっきり行って見た目はすご〜く格好よくできます。
ツーバイフォーですから、自由も利きます。
でも私の求めている家とは違いました。
私たち家族にとって「いい家」とは、
どうもスウェーデンハウスにイメージが重なります。
なにより、予算によって家の性能が変わらないポリシーが気に入りました。
個性個性と声高に主張しなくても、
スウェーデンハウスであること自体が個性的ですし、
誰が住んでも住みやすいと想像できたからです。
かたや他のメーカーは自分から個性を主張しなくては、
いったい誰の家なのかわからなくなりそうに感じました。
誤解のないよう念を押しておきますが、Mホームは優れたハウスメーカーです。
ただ、私の家作りのパートナーには選択しなかっただけで、
同社にはツーバイフォーナンバーワンの実績があり、
提案力と言いデザインセンスと言いたいへん力のあるメーカーであることは間違いありません。
なんと言っても私の家作りの競争に、最後まで残ったのですから。(笑)

(2004/12/16追記)
先にも言いましたが、私は神戸が気に入っています。
特に今住んでいる神戸の西南部がお気に入りです。
そこで新興住宅地なども検討の対象にしました。
ちなみに1997年(H9)の「神戸小学生殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗)」は
比較的近くの新興住宅地で発生しましたが、
その地域の物件も見に行きました。
結局、住民の年代、社会的バックグラウンド
(その地域の土地の価格を払える人が集まってくるので、収入や職業なども似たものになる)
子供の数までが同じような新興住宅地は選びませんでした。
年寄りから子供まで、職業もまちまちで、
外国人も住んでいるような旧市街地を選ぶことにしました。
また日本の人口はもうすぐ減少に転じます。
土地も家もだんだん必要性が薄れていくのに、
私があえて郊外に打って出る意味もあまり感じることができませんでした。
そして私は地域とコミュニケーション、つまり近所づきあいをしたいと考えていました。
以前の借家の地域は、私とは社会的バックグラウンドが違う人が多すぎて、
コミュニケーションに気苦労がありました。
その経験から、あまり人気のない地域より、
多少は高価格でも人気のあるところを探すことにしました。
私の買った土地は6区画が同時に売りに出されましたので、ミニ新興住宅地と言えます。
この土地を買った1件はまだ家が建っていませんので不明ですが、お隣を除く4件はやはり似たような年代、
家族構成となりました。やはり周囲の住環境の多様性は大事だと思いました。
(2004/12/17追記)
ハウスメーカー検討時に、各社の体質の違いもいろいろわかって面白かったです。
驚くほどいい加減な会社もありましたし、
平気で「私を信じて下さい」と恥ずかしげもなく言う営業マンもいました。
体質の違いは見積書にも表れていました。
そのなかでもスウェーデンハウスの見積書は項目が一番細かく表示されていて、
実際検討がしやすかったです。
項目が明示されていると言うことは、どこをどう削ればこういう値段になると言うことがわかるからです。
他のメーカーは「○○一式」となっているものがしばしばあり、
予算に合わせるためにどう検討したものか困るものもありました。
また、値引きや特典ですが、これもスウェーデンハウスは頑張ってくれました。
本当に頑張ってくれたのか、私が惚れてしまって納得してしまったのかは、
今となっては定かではありませんが、私のような「宵越しの金は持たねぇ〜」派で
やってきた貧乏人にも買える程度にはなったわけです。
入居後もスウェーデンハウスにしてつくづくよかったと、家族で話しています。
家造りを考え始めた頃はスウェーデンハウスの性能は過剰性能だと思っていましたし、
なにしろ他社よりすごく高いと思っていました。
しかし、冬寒く夏暑い日本で、もうちょっとまともな家を建てようと思っていましたので、
いろいろ勉強するうちにスウェーデンハウスの良さがわかって来ました。
検討終わりの局面では、スウェーデンハウスが唯一の検討対象となっていました。
ただし、私はスウェーデンハウスが何でも一番との盲信はないつもりです。
なお、比較のため多くの住宅メーカーを最後まで検討しましたし、競合もさせました。
他社でスウェーデンハウスの性能を実現しようとするとまったく出来ないメーカーが大部分で、
出来てもSHより高くなってしまうことが多いこともわかりました。
反対に一部のハウスメーカーや工務店では、
スウェーデンハウス以上の性能と比較的手頃な価格を売り物にしているところもある
ことも知りました。
私はナショナルブランドのスウェーデンハウスを選択しましたが、
高性能住宅を建てられるのはスウェーデンハウス社だけではありません。
しかし、家は“巨大システム”で成り立っていることがわかってきましたので、
ある特定のところだけを見て「良い」という単純な評価はできません。
総合点で私はスウェーデンハウスを選ぶことにしました。
最後に、いろいろ回ってみての感想は「出来上がりはどこも似たり寄ったりの家が多い」という事でした。
建ってからはどこで建てたか分からないぐらい特徴がないのです。
各ハウスメーカーは独自性をそれぞれ謳っていますが、結局ほとんど差はありません。
独自工法天国の日本では、百花繚乱です。
しかしそんなに優れた工法があるなら、とうに世界標準工法になっているはずですが、
そんな工法はありません。
目立ちたがりの私にとっては、スウェーデンハウスと一目で分かるのは大きな魅力です。
結果的に今のところ後悔するところのほとんどない家作りができました。
(私が感じた“NO”な点は
「No good!」のページにのせてあります。)
なんと言っても家作りが終わった時の感想は、「あー、楽しかった!」の一言に尽きます。
これから家を建てる方にも、(別にスウェーデンハウスでなくても)
楽しい家作りができるよう祈っています。
(2004/12/18追記)