宮島・弥山の巨石群



2006年2月12日


宮島(GoogleEarthより)

 宮島は海上の大鳥居がある厳島神社(平清盛が造営)で有名ですが、この島が信仰されてきた歴史は古く、「中国観音霊場」のひとつ大聖院は、弘法大師の開山とされています。 さらに、この島の主峰である弥山は、弘法大師以前から信仰の対象であったと思われます。
 さて、宮島のペトログラフは、ニュースステーションでも紹介されて、一時かなり話題になりました。
 そこで、この日は弥山に登ったのですが、明らかに人の手によって刻まれたと分る線刻は、見つかりませんでした。
 それでも、この弥山は、巨石のワンダーランドです。 山頂の説明によると、「全島中生代白亜紀にマグマが地下深所に貫入して岩石化した粗粒な雲母花崗岩」だそうです。


獅子岩の展望台

 ロープウェーの山上駅の近く「獅子岩」の巨石です。
 上の写真の矢印の箇所の楕円形に近い形は、日神ラーのシンボルと言われています。
 しかし、本当に人が彫ったのかと言えば、完全にそうとは言い切れません。 自然にできた形かもしれないと思いました。
 ペトログラフに関する説明板もあって、「七枝樹」「日神ベル」「大地男神ゲブ」「大地女神ニンジャあるいはイシス」「太陽神」「雨を我にと祈る(イル・ガ・ガ)」などが、発見されたと書いてありましたが、いずれも見つけることはできませんでした。 また次の機会に探してみたいと思います。


その説明板



獅子岩付近の石に盃状穴がありました。



弥山山頂近くの巨石、まるで人が積んだような不思議な重なり方をしています



弥山山頂の巨石群、白く見えるのは雪です

 弥山は海抜520m、登山ルートは、「紅葉谷(もみじだに)道」「大聖院(だいしょういん)道」「大元(おおもと)道」の3つがありますが、「大聖院道」は台風による土砂崩れのため、現在は通行止めです。 この日は、「紅葉谷道」を登って「大元道」をおりることにしました。
 GoogleEarthの写真でも分るように、奥に岩船岳(いわふねだけ)という山もあります。 次の機会には、朝早く島に渡って、弥山から岩船岳へと歩を進めてみたいと思います。


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