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道成寺(2)は、ご存知、安珍・清姫についてのページです。 『今昔物語』に納められた「紀伊国の道成寺の僧、法華を写して蛇を救いたる語」は、み熊野ねっとのてつさんが「安珍・清姫の物語」として現代語訳を掲載してくれていますし、この話のさまざまなバリエーションについても「清姫の墓」のページに詳しく載せてくれています。 そこで、僕は「道成寺縁起」の絵巻の詞書の現代語訳を作ってみようと思います。 興味のある方は、ぜひてつさんのページと読み比べてみてください。 絵巻は、上下2巻になっています。僕もページを2つに分けて紹介します。 この絵巻の特徴は、まとまって言葉だけ書いてある部分以外に、絵の中に適宜、文字が入れられていることです。 「吹き出し」こそありませんが、今の漫画の形式に近いと言えます。 ストーリーとは直接関係ない道行く人の会話や独り言もあります。 この絵巻の話が、『今昔物語』版と最も違うのは、『今昔』では、女(清姫)が死んでから、その怨霊が蛇になって追いかけるのに対して、絵巻では、生きた女が追いかけつつ徐々に蛇となっていくところです。 その間に女が口にする言葉が絵巻ならではの、ひとつの「読みどころ」です。 この絵巻の言葉には、解釈の難しい所が何か所もあります。 完全には納得がいかないままの箇所もあります。 中には、解釈の間違いや誤訳があるかもしれませんが、お許しください。 「ここのせりふは間違っている」とか「意味が通らない」とか、ご指摘いただきましたら、検討のうえ改訂することにやぶさかではありません。 では、ごゆっくりどうぞ。
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