8月1日の最後の参詣地は、法界院です。
JR津山線の法界院駅から徒歩15分のところにあります。
ここも、冨永航平『中国三十三所観音巡礼』から縁起を紹介します。
人皇45代聖武天皇の御代、天平年間(729年頃)に報恩大師が開基した。
もと西谷山妙塔寺と称し、金山の麓に伽藍を有していた。報恩大師は修験の法を嗣ぐ行者であった。
観音呪を修め、備前に48ヵ寺を草創した。
その後、庶民の信仰にささえられ、寺構を現在地に移して金剛山遍照寺法界院と改めた。
移転した年代は不明である。
本尊は聖観音を安置する。
平安初期の貴重な作として国指定重要文化財であり、説に聖徳太子御作と伝えられている。
桧の一木造りである。
彫は浅く裳の飾りも簡素だが、一部に胡粉が残っているところから、極彩色であったことが窺える。
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