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つづみ銃の歴史

管理人が初めて購入したのは、マスダヤのBSバッファロー08でした。

最近になってつづみ銃が懐かしく思うようになり、BS-GUNの中古品を

入手しましたが、いつ頃に発売された物なのかわかりませんでした。

ネットで調べても、BB弾が主流になるまではつづみ弾が主流だった

程度の情報しかありません。そこで自分で調べた結果を公開します。

主に広告からの推測なので、正確ではありませんがご了承ください。

また、つづみ銃以外に貴重と思われるモデルガンの広告も載せました。


 戦前


 1932年:少年倶楽部の広告

少年倶楽部  (1932年:大日本雄弁会講談社:少年倶楽部7月号:表紙)
 1932年(昭和7年)発行の少年倶楽部です。
 当時は一番人気があった少年誌です。
 この雑誌の通信販売の広告ページに空気銃の広告が載っていました。

少年倶楽部  (同誌の広告ページ)
 この本は管理人の蔵書の中で一番古い本です。
 そのためこの空気銃がいつから登場したのか不明です。
 この広告では3種類の銃が紹介されています。

 ・中折式新型キング号 三円五十銭
 ・キング号 二円五十銭
 ・新ミルター空気銃 特価九円

 「許可証はいりません」とあるので子供でも買えたようです。
 しかし「鳩ぐらいは楽々と打ち落とせる」とあるのでかなり
 強力な銃のようです。
 中折式は手で直接スプリングを圧縮できないので、
 銃床が二つに折れテコの原理でスプリングを圧縮します。
 弾も金属製なので現在では銃刀法違反になるでしょう。

少年倶楽部  (広告を一部拡大)
 弾丸の部分をアップにしました。

 ・BB弾(1ポンド入1缶) 三十銭
 ・チヨク弾(五百発入) 四十五銭
 ・ツヅミ弾(五百発入) 六十銭

 BB弾とツヅミ弾は現在でもエアライフルなどで
 使われていますがチヨク弾って何でしょうか?
 チョークの様な円柱形という事でしょうか?
 BB弾(ベアリング弾とも言う)が使えるので、
 銃身はスムースボアと思われます。


 戦後


 1940年代

 資料不足によりトイガンの状況は不明です。


 1950年代


 1952年:GHQによる占領統治終了


 1954年:少年の広告

少年  (1954年:光文社:少年4月号:広告:ネットより)
 1954年(昭和29年)発行の少年の広告です。

 ・ダイアナ型優良品
 ・ダイアナ型最優秀品
 ・BSA型最高級品

 中折式とあるので戦前と同じ様な銃と思われます。
 これも現在では銃刀法違反になるでしょう。
 当時の子供達は獲ったスズメを焼き鳥屋に売って
 小遣い稼ぎをしていたそうです。


 1958年:銃刀法施行

 この法律により上記の金属弾を使う空気銃は禁止となります。

 許可証があれば射的競技用、狩猟用として金属弾を発射するエアライフル、

 エアピストルの所持は可能ですが、上記の銃は遊戯用なので所持できません。

 この年に東京タワーが完成し、インスタントラーメン、国産プラモデルが初登場します。


 1960年代

 「シェーン」や「OK牧場の決闘」などの映画がヒットしウエスタンブームが起こる。


 1960年:中田商店のカタログ

カタログ  (1960年:中田商店:広告:ネットより)
 国産のモデルガンはまだ登場していないため
 ガンマニアは輸入品のトイガンを買っていました。

 ・ヒューブレー・コルト45
 ・ヒューブレー・コルトオートマチック
 ・マテル・ファンナー
 ・マテル・スナブノーズ
 ・ニコルス・スタリオン45
 ・ニコルス・スタリオン41-40

 巻玉火薬を使ったり、スプリングで弾が飛んだりする
 トイガンですが、当時はこれしか無かったので
 良く売れたそうです。
 しかし、ガンマニアからはもっと精巧な物が
 欲しいという要望があり、国内メーカーが
 モデルガンの開発を始めます。


 1962年:国産のモデルガンが登場

 モーゼル大型軍用自動拳銃(山田鍍金工業/翌年ハドソン産業)とワルサーVP-II(MGC)が販売される。


 1963年:月刊Gunの広告

Gun  (1963年:国際出版:月刊Gun7月号:表紙)
 1962年12月に創刊した月刊Gunの8冊目になります。

Gun  (同誌の広告ページ:その1)
 山田鍍金工業が製造していたモーゼルの広告です。
 誌面の端にある柱状の広告のため縦長です。
 本流という会社が販売していたためマニアの間では
 「ホンリュウモーゼル」と呼ばれるようになります。

Gun  (同誌の広告ページ:その2)
 丸郷商店の広告です。
 MGCのワルサーVP-2以外は輸入トイガンです。
 丸郷商店は後にマルゴーとなり自社製の
 モデルガンを販売するようになります。

Gun  (同誌の広告ページ:その3)
 江原商店の広告です。
 江原商店は後にCMCとなり自社製の
 モデルガンを販売するようになります。


 1964年:東京オリンピック開催

 「007」の映画がヒットしスパイブームが起こる。


 1965年:少年マガジンの広告

少年マガジン  (1965年:講談社:少年マガジン:広告)
 1965年(昭和40年)発行の少年マガジンです。
 ナカヤのコルク銃の広告です。
 ヤカヤは現在でもコルク銃を製造販売しています。

 ・ナカヤガンNo.1
 ・ナカヤスーパーガン
 ・ライフルマンジュニアー

 「自由に買えてすぐ子供さんから大人迄たのしめます」
 と書いてあります。許可が必要なエアライフルと区別
 するためでしょう。
 弾はコルク弾以外にゴムとコルクを混ぜた
 ラバーコーク弾というのも使えます。
 この銃はラバーガンとも呼ばれていました。

少年マガジン  (雑誌不明:広告:ネットより)
 上記の広告にあるライフルマンジュニアーの
 単体広告です。
 こちらも「許可のいらない」を強調しています。

少年マガジン  (1965年:講談社:少年マガジン:広告)
 同じ1965年(昭和40年)発行の少年マガジンです。
 ブローニング380のところには「必ず18才以上でることを
 証明する、住民票をそえて申込み下さい」と書いてあります。


 1967年:少年マガジンの広告

少年マガジン  (1967年:講談社:少年マガジン:広告)
 1967年(昭和42年)発行の少年マガジンです。
 少年誌の広告でお馴染み「マノク」の広告ですが、
 当時は「マノック産業」という表記でした。

 ・BS-52型空気銃(単発式)
 ・BS-65型空気銃(5連発式)

 管理人の蔵書の中でBS銃の広告が載っている
 雑誌はこれが最古です。
 新型空気銃新発売とあるのでこの頃にBS銃が
 登場したと思われます。
 BSはボーイズ・スポーツの略らしいです。
 銃床部分に”Freshman”らしき文字があります。


 1967年:GUNマガジンの記事

GUNマガジン  (1967年:ベースボール・マガジン社:Gunマガジン4月号:表紙)
 当時のガンブームの影響なのか月刊Gun以外にも
 多くの銃雑誌が出版されていました。

GUNマガジン  (同誌の記事の一部)
 日本ライフル射撃協会が射撃人口の
 底辺拡大として開催した射撃大会の
 記事が載っています。
 机の上の箱にナカヤと印刷されています。

GUNマガジン  (同誌の記事の一部)
 ライフル射撃のオリンピック候補選手も
 指導に参加したようです。
 構えている銃はナカヤスーパーガンです。
 銃床には”SoftAirGun”のロゴがあります。


 1968年:少年マガジンの広告

少年マガジン  (1968年:講談社:少年マガジン:広告:ネットより)
 1968年(昭和43年)発行の少年マガジンです。
 8種類の銃が載っています。

 ・BS-25型8連発高級銃
 ・BS-21型8連発高級銃
 ・ラバーガン(コルク銃)
 ・BS-31型高級銃(コルク銃)
 ・BS-81型高級銃
 ・BS-45型高級銃(コルク銃)
 ・BS-52型高級銃
 ・BS-65型高級銃

 BS-25型とBS-21型が新製品の様です。

少年マガジン  (1968年:講談社:少年マガジン:広告:ネットより)
 こちらも1968年(昭和43年)発行の少年マガジンです。
 モデルガンがメインですがBS銃も載っています。

 ・BS-45型
 ・BS-52型
 ・BS-65型

 こちらも銃床部分に”Freshman”らしき文字があります。
 BS-65型にはフォアグリップのような出っ張りが
 ありますが、これは5連発の弾倉です。


 1968年:プレイコミックの広告

プレイコミック  (1968年:秋田書店:プレイコミック:広告)
 1968年(昭和43年)発行のプレイコミックの広告です。
 中田商店のモデルガンの広告です。
 シュマイザーは火薬のガス圧で空薬莢が飛び出す
 ブローバックモデルです。


 1969年:行政指導によりモデルガンに王冠マークを付ける様になる


 1970年代


 1970年:少年キングの広告

少年キング  (1970年:少年画報社:少年キング:広告)
 1970年(昭和45年)発行の少年キングです。
 マノック産業の単色広告です。

 ・BS-11型スタンダード
 ・BS-17型デラックス
 ・BS-37型スタンダード
 ・BS-15型デラックス
 ・BS-52型高級銃
 ・BS-81型高級銃

 イラストでわかりにくいですが、上から4丁は
 銃床が樹脂製です。
 そのため「2,000円より!」という文句があります。
 8連発の登場により5連発のB-65型は無くなっています。


 1971年:少年ジャンプの広告

少年ジャンプ  (1971年:集英社:少年ジャンプ:広告:ネットより)
 1971年(昭和46年)発行の少年ジャンプです。
 「マノック産業」という表記が「マノク」になりました。

 ・MT-36シュマイザー
 ・BS-ウインチェスターM-47デラックス
 ・BS-ウインチェスターM-47ブラック
 ・ランドル銃
 ・BS-エイトライフルB-23型
 ・BS-17型デラックス
 ・BS-11型スタンダード
 ・BS-81型高級銃

 広告の上にあるMT-36シュマイザーは電動ガンです。
 この銃は管理人の友人が持っていました。
 円柱形の弾をマガジンに詰めて銃の横に差込みます。
 ギアボックスのせいで外観はかなりデフォルメ
 されていました。
 フルオートで連射できますが威力はありませんでした。
 すぐに弾が紛失して、入手も困難な事からお払い箱
 行きでした。
 連射の仕組みは傘の骨のようにヒゲバネが円盤に
 付いていて、それを回転させる事によって、次々と
 弾をハジいて飛ばすというものです。
 その下のウインチェスターはストライカー方式です。


 1971年:月刊Gunの広告

Gun  (1971年:国際出版:月刊Gun7月号:広告)
 1971年(昭和46年)発行の月刊Gun誌です。
 少年誌にもよく載っていたYMCの広告です。

Gun  (広告の一部)
 広告のBS銃の部分を拡大しました。

 ・2:BS銃・81高級銃
 ・3:BS銃・52高級銃
 ・4:BS銃・N-7高級銃
 ・5:BS銃・レバーアクション高級銃

 4のN-7は52型にハンドレスト?を
 付けたモデルです。
 BS銃以外は金属製のモデルガンです。


 1971年:46年規制

 この規制によりハンドガンタイプの金属製モデルガンは銃口を塞ぎ、色は白または黄色になります。

 モデルガンメーカーはさすがに白や黄色では売れないと考え、黄色を拡大解釈して金メッキにしました。

 ライフルの様な長物は、悪用されにくいという理由から規制の対象外でした。

 この規制に合格したモデルガンには”SM”マークが付きます。


 1972年:少年チャンピオンの広告

少年チャンピオン  (1972年:秋田書店:少年チャンピオン:広告)
 1972年(昭和47年)発行の少年チャンピオンです。
 「マノク」という表記だったのが「マノク商事」になります。

 ・MT-36シュマイザー
 ・BS-ウインチェスターM-47
 ・BS-ウインチェスターM-47ブラック
 ・9連発ランドル銃
 ・BS-エイトライフルB-23型 ・BS-11型8連発スタンダード
 ・BS-37型8連発高級銃   ・BS-15型デラックス
 ・BS-52型高級銃       ・BS-17型デラックス
 ・BS-81型高級銃
 ・ラバーガン

 BS銃が沢山掲載されていますが、基本は8連発か
 単発かの2種類だけであとは銃床が樹脂か木製か
 スコープの有りか無しかの違いです。


 1974年:少年ジャンプの広告

少年ジャンプ  (1974年:集英社:少年ジャンプ:広告)
 1974年(昭和49年)発行の少年ジャンプです。

 ・BS-ウインチェスターM-47デラックス
 ・BS-37型8連発高級銃

 また広告の左下に
 ・BSバッファロー

 ハンドガンタイプの金属製モデルガンの色は
 金メッキになっています。
 下段の特選モデルガンは弾の出るトイガンです。


 1975年:少年チャンピオンの広告

少年チャンピオン  (1975年:秋田書店:少年チャンピオン:広告)
 1975年(昭和50年)発行の少年チャンピオンです。
 マノク商事の単色広告です。

 ・BS-15型8連発高級銃
 ・BS-37型8連発高級銃
 ・BSバッファロー

 中段の特選モデルガンは弾の出るトイガンです。


 1976年:少年チャンピオンの広告

少年チャンピオン  (1976年:秋田書店:少年チャンピオン:広告)
 1976年(昭和51年)発行の少年チャンピオンです。
 マスダヤのデタッチャブルシリーズの広告です。
 発売は1974年です。

 ・SS-2
 ・SS-3
 ・SS-4
 ・SS-5

 10才以上が対象で、アタッシュケースの様な
 ビニールケースに各パーツが収納されています。
 これには載っていませんが、組み換えパーツが
 付属しないピストル単体のBSバッファロー08が
 SS-1になります。


 1976年:少年ジャンプの広告

少年ジャンプ  (1976年:集英社:少年ジャンプ:広告)
 1976年(昭和51年)発行の少年ジャンプです。
 タカトクのTMガン(テムガン)シリーズの広告です。

 ・TMガンSS9000
 ・TMガンDGドライガー
 ・TMガンDGドライガーデラックス
 ・TMガン99ダブルナイン
 ・TMガン01ゼロワン

 ロングセラーとなるSS9000はこの年に発売されました。
 SS9000は中学生以上が対象で、下のTMガンは
 年齢制限がありません。
 ドライガーデラックスはビニールケースが
 付属しストックの中に本体が収納できます。
 また、SS9000はつづみ弾ですが他のTMガンは
 実弾に似た樹脂製の弾を薬莢に詰めて撃ちます。
 TMはタカトク・マツシロの略で、製造がマツシロ、
 販売がタカトクでした。
 SSはスーパー・スポーツの略です。


 1977年:月刊Gunの広告

Gun  (1977年:国際出版:月刊Gun:広告)
 1977年(昭和52年)発行の月刊Gun誌です。
 少年誌にもよく載っていたYMCの広告です。

Gun  (広告の一部)
 広告のBS銃の部分を拡大しました。

 ・F:TMガン(ボルトアクション)新製品
 ・G:BSウィンチェスター8連発
 ・H:BS81スーパーガン
 ・I:BS52強力スプリングガン
 ・J:BSブラッキー
 ・K:BSバッファロー08

 FのTMガンはタカトクのSS9000の事です。
 GのBSウィンチェスター8連発はコッキングをレバーで
 行い、手で8連発のシリンダーを回転させます。
 IのBS52の銃床には”NAKAYA-52”の文字があります。


 1977年:52年規制

 この規制により銃身分離型の金属製モデルガンはスライドアクション(タニオ式)を除き

 販売出来なくなりました。この規制をきっかけに樹脂製のモデルガンが増えます。

 この規制に合格したモデルガンには”SMG”マークが付きます。


 1977年:マノク商事のカタログ

マノク商事  (1977年:マノク商事:カタログ:表紙:ネットより)
 マノク商事の1977年度版のカタログです。
 電動シュマイザーの第二弾として
 トンプソンが出たようです。
 残念ながら字が潰れて読めないので
 詳細は不明です。

マノク商事  (同カタログの一部)
 左のページの下にBSシルバー26型が
 新たに加わっています。
 右のページには「BS-GUNはマノクの
 オリジナル製品です!」とあります。
 しかしBS銃はマノク以外の会社も
 販売していたのでよくわかりません。
 一番下に弾倉の付いたウィンチェスター
 らしき銃がありますが、こちらも字が
 見えないため詳細不明です。

マノク商事  (同カタログの一部)
 こちらは銀玉やプラ弾を使う
 トイガンのページです。
 左ページの下側はマスダヤの
 ファルコンシリーズです


 1978年:少年チャンピオンの広告

少年チャンピオン  (1978年:秋田書店:少年チャンピオン:広告)
 1978年(昭和53年)発行の少年チャンピオンです。
 マスダヤのボルト888(サンパチ)の広告です。
 この銃は18才以上が対象です。

少年チャンピオン  (1978年:秋田書店:少年チャンピオン:広告)
 こちらも同じ1978年(昭和53年)発行の少年チャンピオンです。
 マノク商事の単色広告です。

 ・ワルサーMS-2
 ・ルガーMS-1

 いずれもつづみ弾を使用しますがエアーでは無くストライカー方式です。
 デザインがデフォルメされていて、弾もたいして飛ばないので買って
 がっかりした子供も多かったと思います。


 1978年:少年ジャンプの広告

少年ジャンプ  (1978年:集英社:少年ジャンプ:広告:ネットより)
 1978年(昭和53年)発行の少年ジャンプです。

 ・BS-ウインチェスターM-47
 ・BS-ウインチェスターM-47ブラック
 ・BS-ウインチェスターW   ・ワルサーMS-2
 ・BS-81型高級銃       ・ルガーMS-1
 ・BS-52型高級銃       ・BS-バッファロー08
 ・BSシルバー26型8連発銃  ・BS-25型8連発高級銃
 ・BS-45型8連発大型銃    ・BS-37型8連発銃
 ・ウインチェスターSSW7000 ・BS-11型8連発スタンダード銃
 ・MT-36シュマイザー


 1979年:少年チャンピオンの広告

少年チャンピオン  (1979年:秋田書店:少年チャンピオン:広告)
 1979年(昭和54年)発行の少年チャンピオンです。

 ・ファルコン−GV078 ・サンダーボルト
 ・ファルコン−077   ・ボルト888MK-2

 タカトクのTMガンに対抗したのか、マスダヤも
 ラインナップを充実させてきました。
 ボルト888は改良型のMK-2になります。
 無印との違いはアウターバレルが長くなった事と、
 スコープマウントベースが追加されている点です。
 よって無印の販売期間は1年程度です。
 サンダーボルトとボルト888が単発に対し、
 ファルコンは8連発です。
 銃のデザインを実銃に似せるのでは無く
 オリジナルにしたのは、犯罪に使われる
 のを防ぐためだったのかも知れません。


 1979年:月刊Gunの広告

Gun  (1979年:国際出版:月刊Gun:広告)
 1979年(昭和54年)発行の月刊Gun誌です。
 YMCの広告はこの年以降には掲載されていません。

Gun  (広告の一部)
 広告のBS銃の部分を拡大しました。

 ・32:TM-9000
 ・33:TM-7000
 ・34:TM-5000
 ・35:ボルト888
 ・36:BS-81
 ・38:BSブラッキー
 ・37:BS-52
 ・41:デタッチャブルSS-4
 ・42:サンダーボルト
 ・39:BSバッファロー
 ・40:ファルコン077
 ・43:TMオートマグ(黒)
 ・44:TMオートマグ(クローム)
 TMガン01はSS5000へ、TMガン99はSS7000へと
 つづみ弾が使えるように改修されました。

Gun  (広告の一部)
 ポストホビーのマークスマンガバメントの広告です。
 注意する点はこの画像はアメリカのエアピストルの
 画像がそのまま使われているという点です。
 アメリカでは金属のモナカフレームで金属のつづみ弾、
 BB弾を発射するトイガンとして販売されていました。
 これをマルゼン(下請けはチヨダ)が樹脂製トイガンに
 にしたものが当製品です。
 そんなわけで広告には金属のつづみ弾とBB弾が
 写っていますが誤解しないようお願いします。
 なお前号には「アメリカ版の広告です」と注釈が
 ありました。なぜ注釈をとったのか?


 1980年代


 1980年:少年サンデーの広告

少年サンデー  (1980年:小学館:少年サンデー:広告)
 1980年(昭和55年)発行の少年サンデーです。

 ・BS-ウインチェスターM-47デラックス
 ・サンダーボルト        ・マグナムMS-1
 ・BS-81型高級銃       ・ワルサーMS-2
 ・BS-52型高級銃       ・ルガーMS-1
 ・BS-25型8連発高級銃    ・BS-バッファロー
 ・ボルト888MK-II
 ・SSオートマグカスタム    ・BS-37型8連発
 ・SS5000            ・BS-SS5バッファロー08
 ・ウインチェスターSSW7000 ・SS9000
 ・シュマイザーMT-36

 創業20周年記念とあるのでマノク商事は1960年に
 創業された事がわかります。
 各社の有名つづみ銃がほぼ全て掲載されています。
 この頃がつづみ銃のピークになります。


 1981年:少年チャンピオンの広告

少年チャンピオン  (1981年:秋田書店:少年チャンピオン:広告)
 1981年(昭和56年)発行の少年チャンピオンです。

 ・デタッチャブルSS-2
 ・デタッチャブルSS-3
 ・デタッチャブルSS-4
 ・デタッチャブルSS-5
 ・アッセンブリーG-1
 ・アッセンブリーG-2
 ・アッセンブリーG-3
 ・コルト・ウッズマン
 ・ボルト888MK-II
 ・サンダーボルト

 デタッチャブルはマイナーチェンジを受けてケースが
 ビニールから発泡スチロールに変更されています。
 アッセンブリーは銃身やストックが交換できるので
 デタッチャブルの後継機種だったのでしょうか?
 また、ウッズマンだけは6mmつづみ弾を使用します。


 1983年:エアーソフトガンにASGKマークが付く

コンバットマガジン  (1983年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 エアーソフトガン協議会が設立され、ASGKの検査に
 合格した製品にはASGKマークを付けるようになります。


 1983年:コンバットマガジンの広告

コンバットマガジン  (1983年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 1983年(昭和58年)発行のコンバットマガジンです。
 BS-GUNを広告で見なくなったので、この頃に
 消えたと推測されます。
 ASGKの規格に合致するよう改修したSS9000や
 サンダーボルトは販売を継続しています。
 左側の長物は全てつづみ弾を使う銃ですが、
 右側のKG9(マルゼン)はBB弾を使います。
 つづみ弾からBB弾へ変わる移行期のようです。


 1983年:タカトクの広告

タカトク  (1983年:タカトク:広告:ネットより)
 SSシリーズの弾がテルテル坊主形から
 つづみ形に変更されました。
 テルテル坊主形は前が重く後ろが
 軽いので、飛行状態が不安定でした。
 弾をつづみ形にする事で、前後同じ
 重さになり安定します。
 この新型つづみ弾に対応するため
 薬莢のデザインが変更されます。
 そのため製品名もスーパー9、
 スーパー7、スーパー5に変更されます。
 この変更は外観では判断できません。


 1983年:コンバットマガジンの広告

コンバットマガジン  (1983年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 1983年(昭和58年)発行のコンバットマガジンです。
 マルイがプラモデルとして販売していたつづみ銃です。
 エアー方式では無くストライカー方式です。
 この銃用のつづみ弾はマガジンに入れる関係で
 硬めの樹脂でできています。
 このシリーズはすぐ後にBB弾をエアーで飛ばす
 タイプに変更されます。


 1983年:コンバットマガジン

コンバットマガジン  (1983年:KKワールドプレス:コンバットマガジン)
 1983年(昭和58年)発行のコンバットマガジンです。
 エアーソフトガンカタログのタカトクのページです。
 オートマグ以外は新型つづみ弾に対応したモデルです。

コンバットマガジン  (1983年:KKワールドプレス:コンバットマガジン)
 エアーソフトガンカタログのマツシロのページです。
 マツシロはタカトクの下請けでしたが、自社でも
 直接製品を販売していたようです。
 新型つづみ弾がタカトクに採用されたと書いてあります。

コンバットマガジン  (1983年:KKワールドプレス:コンバットマガジン)
 エアーソフトガンカタログのマスダヤのページです。
 ここには載っていませんがアーチンエクストラの
 姉妹モデルでスワットM-1という製品もありました。

コンバットマガジン  (1983年:KKワールドプレス:コンバットマガジン)
 エアーソフトガンカタログのヨネザワのページです。
 モーゼル・マークIIは実銃より大きくてデフォルメ
 されたデザインです。


 1984年:タカトク倒産

 タカトク倒産によりマツシロも連鎖倒産します。マツシロはバンダイ資本で再建し、ユニックスとなります。

 ユニックス時代にスーパー9はBB弾仕様に変更されました。

 そのためつづみ弾用の薬莢(ケース)と区別するため、BB弾用の薬莢は黒色に変更されました。

 名前もSSからUXになります。

 なお手元の雑誌にユニックスの広告はありませんでした。


 1985年:コンバットマガジンの広告

コンバットマガジン  (1985年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 1985年(昭和60年)発行のコンバットマガジンです。
 マスダヤのザップ20の広告です。
 つづみ弾を使用するミニットマンをベースに
 BB弾仕様、ポンプアクションにしたものです。
 同社のボルト888、サンダーボルトもBB弾仕様に
 変更され発売されました。
 しかし、MGCのM93Rが登場し、トリガーを引く
 だけで連射できるようになったので、一発づつ
 コッキングするモデルは不利になります。
 この頃にマスダヤはエアーソフトガンから撤退します。
 つづみ弾が姿を消したこはこの頃と思われます。


 1986年:ユニックス倒産

 UXスーパー9は丸越(マルコシ)へ移って販売されます。


 1986年:コンバットマガジンの広告

コンバットマガジン  (1986年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 1986年(昭和61年)発行のコンバットマガジンです。
 マルコシの広告です。
 UXスーパー7とUXスーパー5の画像が逆に(ミス?)
 なっているのでご注意下さい。
 黒い薬莢が写っているのでBB弾仕様とわかります。

コンバットマガジン  (1986年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 同じ年のマルコシの広告です。
 薬莢を使わずBB弾だけで撃てるようにケースレス
 仕様になります。
 サバイバルゲームでは薬莢を使うと不便なので
 ケースレスに対応したものと思われます。


 1987年:コンバットマガジン

コンバットマガジン  (1987年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 1987年(昭和62年)発行のコンバットマガジンです。
 ケースレスになってサバイバルゲームに使用される
 ようになりましたが、今度は連射性が問題になります。
 そこでポンプアクションのモデルが追加されました。
 この頃はKG-9やM-1カービンをポンプアクションに
 改良したモデルが流行していました。


 1990年代


 1990年:コンバットマガジン

コンバットマガジン  (1990年:KKワールドプレス:コンバットマガジン:広告)
 1990年(平成2年)発行のコンバットマガジンです。
 マルコシよりUXスーパー9を改良したスーパー9プロが
 発売されました。
 UXスーパー9の射的競技風のデザインからスリムな
 スナイパーライフル風になります。
 UXスーパー9の弱点だったバレル付け根の構造も
 変更され材質も強度の高いものに変更されました。
 マルコシでいつまで販売されたかは不明ですが、
 後にSIISからTSRシリーズ、クラウンからU-10として
 改良型が販売されています。


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