2NKプロジェクト シェイクスピア公演 
2年がかりの『ハムレット』プロジェクト
2NKプロジェクトは2年がかりで『ハムレット』のテーマとシェイクスピアの言葉の魅力に迫ります!

   
2007年 9月 東京・シアターカイ/横浜・山手ゲーテ座
2年目の『ハムレット』公演
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"Hamlet"

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2006年 10月  
シアターX(カイ)提携公演
1年目の『ハムレット』ステージド・リーディング
"Hamlet" Staged Reading

シェイクスピアの時代、『ハムレット』は屋外劇場の夏の昼間に演じられ、
人々はセリフに耳を傾けてイマジネーションを膨らませました・・・。

2年がかりの『ハムレット』プロジェクトの1年目の2006年、2NKプロジェクトは
照明や舞台の効果に頼らず、台本を手に動きを抑制して演じる<ステージド・リーディング>にて
シェイクスピアの言葉と『ハムレット』の世界を探求しました。

1年目の『ハムレット』を応援下さった皆様、そして何より、
劇場でご覧下さいましたお客様に心よりお礼申し上げます。
2007年、1年目の反省と発見を基に2NKプロジェクトが挑む2年目の『ハムレット』公演にご期待ください!


     
    
  



                       
その王子は報復を誓った―
報復は新たなる報復を、
憎しみは新たなる憎しみを生み、
愛する者たちの人生を狂わせて、その国を滅亡へと導いていく・・・
報復の鎖 を断つために、王子が選んだ「結末」とは―
                                   
☆物語☆
 

デンマークの若き王子ハムレットの前に先の国王である父の姿で現れた亡霊。
叔父のクローディアスが王座をわがものにするために父を殺したのだと聞かされたハムレットは報復を誓う。
しかし激情に駆られて誤ってクローディアスの参謀ポローニアスを殺めてしまったハムレットは、
ポローニアスの息子レアティーズから命を狙われることとなる。
一方、隣国ノルウェーでは、デンマークとの戦いで父の命と領土を奪われた若きフォーティンブラス王子が、
名誉を懸けて領土奪還を誓っていた・・・。



1年目の 『ハムレット』ステージド・リーディング  ☆出演者☆
☆今を生きる私たちの世界でも、<報復の鎖>は新たなる憎しみと新たなる悲劇を生み続けています・・・。
『ハムレット』ステージド・リーディングでは<報復の鎖>をテーマに、父のために報復を誓う三人の息子たち―
クローディアスの命を狙うハムレット、ハムレットを狙うレアティーズ、デンマークを狙うフォーティンブラスを同じ俳優が演じ分けました


助川 嘉隆(ハムレット/レアティーズ)
文学座所属。文学座公演『モンテ・クリスト伯』、『月夜の道化師』、『眠り姫』、『アラビアンナイト』他に出演。

大沢一起(ハムレット/レアティーズ/フォーティンブラス)
『二人のいとこの貴公子』(山手ゲーテ座公演)主演。蜷川カンパニー出身。映画の代表作は山田洋次監督映画『学校II』。松山バレエ団公演に出演中。J-beans所属。

岡村美雪(ガートルード)
『二人のいとこの貴公子』(山手ゲーテ座/シアターカイ)、『じゃじゃ馬馴らし』『じゃじゃ馬馴らしが馴らされて』(シアターカイ)主演。劇団昴出身。Classics UP-Date主宰。

近田英紀(ローゼンクランツ&ギルデンスターン)
『二人のいとこの貴公子』(シアターカイ)、『じゃじゃ馬馴らし』『じゃじゃ馬馴らしが馴らされて』(シアターカイ)出演。エンタテイメント・プロジェクトapartmentで作・演出を手がける。

内田慎二(オズリック/道化)
『二人のいとこの貴公子』(シアターカイ)、『じゃじゃ馬馴らし』『じゃじゃ馬馴らしが馴らされて』(シアターX)出演。劇団アルターエゴに所属、昨年の劇団公演でマクベスを演じた。

遠藤たつお(クローディアス)
俳協俳優養成所、吉沢演劇塾を経て、創作劇集団「点」旗揚げに参加。現在フリー。「語り」を始め、舞台や映画で活躍中。

桑名湧(ポローニアス/亡霊)
劇団青俳、劇団テアトル・エコーを経て、劇団新芸を創立。『リア王』(新国立劇場)、『父と暮せば』ほか、新劇、商業演劇、コメディアン、一人芝居にと活躍中。

牛水里美(オフィーリア)
桜美林大学総合文化学科演劇専攻卒業。 在学中より『銀河鉄道の夜』(文学座・坂口芳貞演出)、『もう風もふかない』(青年団平田オリザ 演出)に出演。J-beans所属。

箱木宏美(墓掘り/バナード/船乗り)
劇団『ハートランド』レギュラー。自主制作『家族日記』ほかに出演。『祝砲』『トタン屋根の女』(シアターカイ)などの舞台ほか、NHKラジオ深夜便小劇場に出演。

井上吐詩(ホレーシオ)
舞台芸術専門学校ミュージカル科を経て、現在は小劇場を中心に様々なUNITに参加。NHK『徳川慶喜』ほか映画やTVにも出演中。

栗原康子(フランシスコ/ヴォルテマンド/役者/イギリスの使者)
舞台やミュージカルなどに出演、ナレーター、そして声優としても活躍し、現在CMでビオレママの声を演じている。

さとうゆういち(マーセーラス/役者/軍曹/司祭)
テアトル・エコー付属養成所卒業。シアターカイ名作劇場ほか舞台を中心に活動。歌をこよなく愛する21世紀随一の歌キチ!

相馬順(役者/従者)
東宝現代劇十三期卒業。蜷川幸雄演出『仮名手本忠臣蔵』などの舞台に出演。
舞踊家としても活躍、現在は松山バレエ団公演に出演中。

☆翻訳/演出☆ 佐藤里恵
英国バース大学翻訳学科の修士論文として、当時日本語未翻訳のシェイクスピア最後の戯曲(ジョン・フレッチャーと合作)『二人のいとこの貴公子』"The Two Noble Kinsmen"を翻訳、英国のシェイクスピア演出家らが提唱する「シェイクスピアのブランク・ヴァース」の理論と出会う。続いてロンドン大学キングスカレッジ&ロンドン・グローブ座の修士課程にてシェイクスピアを学び、キングスカレッジではアーデン最新版『ハムレット』(2006年出版)編集中のアン・トンプソン教授の指導を受けた。『二人のいとこの貴公子』をオリジナル邦訳にて日本語初演(横浜・山手ゲーテ座/東京・シアターX)。続いて、シェイクスピア原作『じゃじゃ馬馴らし』"The Taming of the Shrew"とフレッチャー原作の続編『じゃじゃ馬馴らしが馴らされて』"The Tamer Tamed"をオリジナル邦訳にて日本で初めて同時上演する。

シェイクスピアのブランク・ヴァース (blank verse) シェイクスピアのセリフの基本を成しているのが、「無韻詩」と訳される「ブランク・ヴァース」。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの創設者で演出家のジョン・バートン氏は、「シェイクスピアのブランク・ヴァースは<自然に話す>ための手段であり、ブランク・ヴァースで書かれたシェイクスピアのセリフには、役者たちへの<ステージ・ディレクション>が編みこまれている」と述べています。
2NKプロジェクトはブランク・ヴァースを通してシェイクスピアのセリフと言葉の魅力を探求しています。