より良い未来を実現するために・・・
![]()
◇<速読とは何か>
速読は19世紀のヨーロッパでスタートし、現在アメリカでは大学の正課にもな
り、速読のトレーニングがシステム化されています。日本では日本語文が、ひら がな、カタカナ、漢字が混ざっており、「拾い読み」「斜め読み」「とばし読み」に より、特別な訓練を しなくても本を速く読むことが可能であった為に、一部の 人にしか知られていなかった訳です。現在の新しい速読法は“脳の強化トレー ニング”により読書速度を高めながら、かつ集中力を高めるというもので、情報 化時代の「自己啓発」に「時間の有効活用」に最適といえます。
◇<速読の基本原理>
なぜ速く本を読むことができるのか? その答えはただ一つ、日常の生活で
はあまり使っていない脳(特に右脳)と目の働きを活性化するからです。人間は 絵を見るときは、パッと見ただけで瞬時の内に全体を把握することができます。 この能力を最大限に活用することによって速読が可能となる訳です。
1.本を読む時、目で見た文字情報はまず右脳に入り、次に左脳に入り、左脳で
論理的に理解し、記憶している。(普通は、7/ 100秒位で右脳から左脳に送ら れている)
2.右脳と左脳のバランスが取れていれば、右左脳の情報伝達がスムーズに行
われるが、大半の大人は左脳(論理)的思考が優勢で、バランスが崩れている のが現状。(子供は右脳的思考が優勢で、速読の習得には適している)
3.記憶情報は、ことば(左脳)による記憶量よりも、イメージ(右脳)による記憶
量の方が約10万倍多い。従って、創造性を発揮するには右脳の活性化が不 可欠となる。
4.本を読む時に、学校で習った音読(一文字ずつ声を出して読む=左脳的)で
はなくて、パッと見て理解する視読(文字を固まりで見る=右脳的)を心掛けるこ とにより、右脳が活性化される。
5.この読み方を習慣づけながら、パッと見て理解できる情報量を増やしていく
と、集中力は飛躍的に高まり、かつ右脳も活性化されて、やがて全脳思考(右 左脳のバランスが取れる)となる。
1.速読訓練のポイント
(1)集中力の強化(アルファ脳波の強化)
(2)眼力の強化 (視野の拡大)
(3)脳力の強化 (右脳の開発)
◇<訓練の内容>
(1)姿 勢・・・・・・・・脳力が最大限に発揮される合理的な姿勢を習慣づけます。
(2)アルファ呼吸法・・・・・・・・頭の働きを活性化する訓練です。
(3)集中力(固定点凝視)訓練・・精神を集中させる訓練です。
(4)眼球移動訓練(横、縦、対角線)・・眼球をスムーズに動かし、視幅を広める。
(5)リズム訓練(1/4〜10行)文字をブロックで見る訓練です。
(6)視読訓練(1/4〜10行)音読を視読に切り替える訓練です
(7)記憶力訓練(日本語・数字)・・・全体をパッと見て記憶する訓練です。
(8)発想力訓練(関連・自由連想)・固定観念を取り去り、頭の柔軟性を高める。
(9)実践訓練・・・・・・実際に本を読んで、記憶に残った単語、文章を書き出す。
◇<期待できる成果>
(1)集中力のアップ (2)読書速度のアップ (3)理解度のアップ (4)右
脳の開発 (5)視力の回復 (6)ストレスの解消 (7)睡眠時間の短縮 (8)時間の有効活用 (9)潜在能力の開発 (10)人生観の確立
◇<呼吸法と意識集中>
初めのうちは、文字をパッと視て理解しようと思うと肩に力が入って、脳波もベ
ータ波になってしまうものです。そこでゆっくりと息を吐きながら、肩の力を抜い て脳波をアルファにコントロールすると、意識集中がうまくできるようになり、パッ と視て理解できる範囲も拡がって、読書速度がアップしていきます。また、集中 して視た内容は記憶に残りやすくなって、ゆっくり読んだ時よりも、内容の理解 度もアップするという訳です。
◇<日常生活での訓練法>
*朝起きた時に、新聞で実践訓練する
*通勤(通学)中に、眼球訓練する
*仕事(勉強)を始める前に、呼吸法をする
*昼休みに、頭の体操を兼ねて機能開発訓練をする
*帰宅中に、眼球訓練する
*夜の自由時間に、読書で実践訓練する
![]() |