より良い未来を実現するために・・・

気功講座テキスト<U>


V 経絡について 

経絡とは、先天の気と後天の気が合体した“真気”が体内を循環する経路 

3ー1 人体と経絡
            十二経脈・・内は臓腑に属し外は四肢関節に連なる 
        経 脈 十二経別・・経脈から分かれでてまた経脈に入る。 
            奇経八脈・・・・経脈の分支。 
     主体 
            十五絡脈・・・・主たる大きな絡脈。 
        絡 脈 絡 脈 ・・・・経絡から分かれでた分支。 
  経絡       孫 脈 ・・・・絡脈から分かれでた分支。 
        内 属 臓 腑 ・・・・経脈所属 
     連属    十二経筋   
        外 連        分属十二経脈 
            十二皮部   

3ー2  三8式運気法

三8式運気法とは何か・・・三つのやり方で、“気”を8の字に回して按摩する運
気法。 

1 姿 勢 大脳を入静状態に置き、雑念を排除し心をゆったりと広くもち身体の
 力を抜いて、気を丹田に集めます。(臥式・座式・立式のいずれでもよい) 

2 功 法 
@ 第一式  左(又は右)の挙を堅く握り、挙を前に向け、中指の突起を眉間の
 あたりに置き、ここを起点として、右から目の 縁をたどって、8の字を描きま 
 す。順方向と逆方向に各50〜100回行う。1回の8の字毎に、呼吸を1回行
 います。 

A 第二式  起点は上唇の横に置き、顔全体に8の字を描く。交差するところは
 鼻の下の中央あたりとする。順方向と逆方向に各50〜100回行う。 

B 第三式  起点は耳の後ろの頚動脈の脈打っている所とし、耳の周りを一回
 りしてから、顔の周りをたどる。順方向と逆方向に各50〜100回行なってか 
 ら反対側の耳も同じように行う 

3 効 果 耳・鼻各種の病気、喉・眼及び口の病気、顔面神経痛、三又神経 
 痛、脳及び脳血管障害の後遺症、しわ・あざ・いぼ・はたけ・はげ・神経性皮 
 膚炎、全ての内臓等にも効果があります。  

3ー3  6字訣 

6字訣とは何か・・・・・・息を吐く時に、夫々6つの文字を発声し、内臓の経絡に 
気をめぐらせ病気を予防し治療する功法。 

1 姿 勢  両足を肩巾くらいに開いて、顔は正面に向け頭をまっすぐにして、 
 百会のツボは天に向き、下腹を内視します。肩の力を抜き、両肘は自然にた
 らして、ひざを軽くゆるめます。両手を下腹部の上に重ねます(男性は左手が
 下、女性は右手が下) 

2 呼吸法 自然な腹式順呼吸法を行います。息を吐く時に一字を発声すると 
 同時に肛門をつり上げ気味にします。下腹に気を集め、胃臓を縮めて、体重 
 は少し後ろ(かかと)にかけます。 

3 調 息  呼吸の調整作用を行うものです。毎回一つの文字を6回発声した 
 後で、一回の調息を行います。調息は手のひらを下にして、両手を斜め前方 
 に挙げていき、腕が肩と平行になった処で、両手のひらを上に向けます。同時
 に肘を曲げ、両手を弧を描いて顔の前で合わせ、徐々に下へ押し下げ下腹の
 前に至り、準備姿勢に戻ります。 

3ー4  小周天

小周天とは何か・・・・・・気を任脈と督脈に通すことを小周天運行法という。 

1 姿 勢  背スジを伸ばして、自然な姿勢でリラックスし、両手は腹の前に置
 く。目は軽くつむって、舌は上アゴの歯の付け根につけます。 

2 練 功   
(1)調気法  口を閉じて鼻で呼吸します。呼吸はゆっくりと細く、深く、長く、平均
 に行い、吸う息は丹田から胸に入り、息を吐く時に気を丹田に集めます。これ
 を3ケ月位続けると、下腹に熱気を感じるようになります。 

(2)運気法  意識を丹田に集中し、丹田に熱気が集まったら、熱気を丹田から
 下に移し、会陰に押し進め肛門の周囲が十分に熱くなった後、尾閭関を通過
 し、背骨を通って上昇するようにイメージし、絶えず丹田に気を送り続けます。
 次に 背双関から天柱・玉枕を通り、泥丸に達しその後は、一気に中丹田を 
 通り下丹田に戻ります。 

 丹田→尾 経穴→ 背関→天柱(大椎のツボ)→玉枕(寝た時に枕の当たる 
 所) →泥丸宮(百会のツボ)→神庭(印堂と生え際の間) →橋(舌と上アゴ
 の接近した所)→重楼(胸の鎖骨の間)→経宮(両乳の間)→気穴(へそ下一
 寸五分の所)→丹田 

(3)呑津法  呑津とは舌を上アゴの歯の付け根に当てた時に、口の中に出てく
 る唾液を飲み込むことで、飲む時には意識を丹田に向けて内視するようにしま
 す。 

3 効 果 小周天を通すことによって、脳は全身をコントロールする機能の関係
 を調整し針灸と同じような効果をえることができます。 

4 その他    
(1)練功は、朝早く起きた時か、夜寝る前に行います(昼間でもOK)。時間は最
 初15分から30分位で、慣れてきたら長くできるようになります。 

(2)食事をした後は、1時間半位たってから始めるようにして下さい。 

3ー5  大周天 

大周天とは何か・・・・気を十二経の運行方法に通す弧とを大周天運行法という。
(普通は小周天の開通のあとで行う) 

1 運気法 
 湧泉のツボから→下肢の内側の三陰に沿って(足太陽脾経、足少陰腎経、足
陰肝経)→下丹田→経上腹、胸部→上肢手の三陰に沿って(手太陰肺経、手
少陰心経、手陰心包経)→労宮のツボ→五指掌側翻向手指背側から上肢外側
の手の三陽に沿って(手陽明大腸経、手太陽小腸経、手少陽三焦経)→百会
のツボ→背骨に沿って下に向かい下肢外側より足三陽(足陽明胃経足太陽膀
胱経、足少陽胆経)→湧泉ツボ。 この様に一周して元に戻ります。


W  外気治療について

 外気治療とは・・・・・・治療する人から放出される外気によって、治療される人
の気の流れをよくして治療すること。 

4ー1  外気治療

  外気治療は、経絡学説と臓腑学説を理論的基礎とし、陰陽の五行学説をそ
の根幹としている。 

※経絡学説・・・・経絡は人体の気・血・津液の主要な通路で、それは全身にあ
まねく分布しており、人体の上下・内外・五臓 六腑を連結する道筋になってお
り、また 精・気・神集体の運動エネルギーの通路でもある。 

※陰陽五行学説・・・・この世は全て陰陽に分かれると同時に、万物を構成する
素材を「木・火・土・金・水」の5要素と捉え、全てのものの相互関係をそれらの
作用で捉えたもの。 

五行色体表 

五行  火 土  金 
五臓 心  肺 
五腑 胆   小腸 大腸 膀胱
少陰・ 陰・ 太陰・ 少陰・
陰経 陰・足
足 
少陽・ 太陽・  陽明・ 陽明・ 太陽・
陽経 足  手  足 
五志 怒  思  悲(憂) 恐 
五悪 湿
五色
五味
五香
腐 
五根 耳 
毛(面)
五支 髪 
五体 筋(膜) 血脈 肌肉 皮毛 骨(髄) 
五声 呻 
五液
五変
五神 神(性) 意(智) 精(志)
五季 土用  秋
五方 中央 西

4ー2  症例<共通> 

  背筋の調整・・・・背骨の調整も含む。2本足で歩くようになってから、歪を受け
る(曲がる)ようになった。首からビテイ骨まで気を送ってさわる。S型に曲がる。
曲がっていたらイメージでまっすぐにする。気を送る。 

背中・腰・・・・曲がっていた所(S字型で2ケ所)へ手を当てて、約2分間位気を送
  る。 

両足の裏・・・・・・湧泉から気を送る(足が暖かくなる)。すると全身に気がまわ  
  る。7〜10分位。 

顔 面 部・・・・・・上向きの状態にし、手をふいてから三8式(4〜5分間)で両手で
  顔面に送る(約2分位)。 

腹  部・・・・・・腹部に手を当てて気を送る(5分位)。 

下 腹 部・・・・・・男性の場合は省略してもよい。 

咽  喉・・・・・・咽もとに手を当て、両側から送る。 

耳 ・・・・・・座った状態で耳に気を送る。 

目 ・・・・・・目を軽くつぶってもらって気を送る。 



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