スープバーを何杯飲めるか





某日、部活が終了し、自主練習にて


鈴木「なぁ、脱兎。ミルキーウエイでスープバー飲もうぜ」

脱兎「あぁ、いいよ。他には誰かいるの?」

鈴木「他には・・・そうだな。誰かに言ってみるか」


・・・しばらくして。


S先輩「おい脱兎!!スープバー何杯飲めるか挑戦するらしいな!!」

N先輩「俺もする!!」

T先輩「俺も!!」

M先輩「俺もやる!!」

斎藤「俺も!!」


どうやってこんなに話が反転するのか知らないけど、いつのまにか
まったりスープバーが実験に変えられてしまいました。

まぁ、これもまたオツなもの。
物は試しという事で、早速ミルキーウエイに集合。


〜用意するもの〜

一人300円前後のお金。


以上。





高校の近くのミルキーウエイに猛者達が続々と集まってきた。その数7人。
7人の侍みたいにバッサバッサとスープバーを切り刻みたいものである。


店内にて。


店員「何名様でございますか?」

脱兎「7人で」

店員「では、あちらの方の席になります」

・・・・。

店員「では、ご注文が決まりしだい、そちらの方のスイッチを・・・」



ピンポーン。


店員「あ、ご注文がお決まりですか?」

脱兎「スープバーを7つで」

店員「スープバーを7つ・・・かしこまりました」


さぁ、全ての役者はそろった。戦いの火蓋は切って落とされた。

実験開始である。


7人の猛者達は荷物を置く間もなくスープバーのコーナーに詰め掛ける。
7人の侍による奇襲攻撃に動揺した一般客だが、
そんな事は気にもせずせっせと自分のマイカップにコーンスープを流し込む。










スープの一杯は、日本汁物協議会の規定により、
今回の実験はひとすくいを一杯とする。図にするとこんな感じ↑










手元が狂わないように、非常に慎重にスープを流し込む。
これは日本汁物協会の掟である。











これで一杯。これを1時間の間で何杯飲めるかというものだ。










当時の侍の中の一人が書き記したメモがある。

最初はかなり楽。

空きっ腹に染みる熱いスープ。あぁ、なんて格別だろう。

























開始10分、5杯目。

腹に溜まってきたが、まだまだイケる。































ここで緊急事態が発生。



コーンスープが打ち止めに。


脱兎「すいませ〜ん。コーンスープ無いんですけど」

店員「あぁ、すいません。ただ今取り替えます」





間髪いれずにワカメスープ、中華スープも打ち止め。


脱兎「すいません。他のスープも・・・」


店員「誠に申し訳ありません。ただ今お持ち致します」



5分経ち、全てのスープが回復。

再び7人の侍がスープを飲み干していく。
























開始25分、10杯目。

腹がちょっと膨れてきたが、まだ大丈夫。


























またもや緊急事態発生。


またコーンスープが打ち止めに。


脱兎「コーンスープがまた・・・・」

店員「すいません、ただ今」


店員さんが「あんた達飲み過ぎよ」という目をしていたが、
軽くスルー。店には悪いが、実験なので我慢してもらうしかない。なんと立ちの悪い客なのだろう。




















開始40分、15杯目。

この頃になると、実験者達全員の舌が火傷を負う。
スープを飲むのも困難を極める。


























またもや緊急事態発生。


またまたコーンスープが打ち止め。



脱兎「コーンスープ・・・」

店員「すいません、しばらくお待ち下さい」



コーンスープが復帰するまで、一旦休戦なるも、
再びスープが回復する。



















開始某分、20杯目。

あぁ、マジきつい。もう、ムリ。



























開始一時間。実験終了。

長きに渡る戦も終わり、討ち取ったコーンスープを侍どもが申告していく。
数々の負傷や、一般人達にも「そろそろ止めた方がいいんじゃない?」と警告されながらも
戦い続けた。その戦功がこちらである。

















1、鈴木先輩 23杯。

2、脱兎 21杯。

3、N先輩 鈴木君 18杯。

5、桃野先輩 17杯。

6、斎藤 15杯。

7、鈴木R先輩 13杯。



平均 17、9杯。


合計 125杯。


打ち止めスープ回数 5回。




実験に無理矢理協力させてしまったミルキーウエイの店員さん達に
お礼とお詫びを申し上げます。


結論

この実験を敢行すると、舌を火傷する。

実験中は何かを噛みたくなる。








最後に、鈴木君は実験中も、次の日の朝も
「300円ならパン3個買えばよかった」と言ってました。

まぁ、そりゃぁ、そうだよね。


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