ターバン野口が行く (その後)






以前にターバン野口の実験を公開したのだが、
今イチ店員の反応が伺えなかった。

セブンの店員も、ローソンの店員も、BOOK OFの店員も、
地元の店員も、みんな冷静、かつ迅速にマニュアル通りに行っていた。


少しは反応があったのだが、それもまた一部。

どうにかして確信的な反応が欲しい。

リアクションが欲しい。


そして、この事を友達に相談してみた。

「なあ、どうしたら反応がもらえるかなぁ?」

その友達は少し考えてから、こう言った。


「連続してターバン出せばいいんじゃね?」


て・・・天才や。こやつ、天才やでえええ。

なるほど、1回きりしかターバンを出さないので反応が薄いのです。
何人も連なって、複数回ターバンを出せば、きっと店員は
何らかの反応を見せてくれるはずなのです。


トンデモなく店側に迷惑な感じがするのですが、
そこは『実験』なので、ご協力願いたいです。



































さて、やってきたるはラーメン屋。
ちなみにここのラーメン屋はとても美味しいことで有名。

老若男女問わず、子供から大人までの幅広い客層を集める店です。



今回のターゲットが決まりましたので、まずは中に入ってみましょう。



自然と香り豊かで芳醇でサクサク香ばしい匂いが鼻を誘います。

これは期待が持てる。そう確信し、席に着きます。

各人がラーメンを注文。








しばらくして登場。









腹ペコなのでかぶりつく。

やっべ、ウマイわ。





























本来の目的を忘れ、美味い美味いと感嘆するみんな。

さて、食うもんは食ったし、あとは店側に迷惑かけるだけだな!



伝票を手にとり、ターバン野口を握り締める。































ターバンA「イケる、イケるさ!!」

ターバンB「俺が店員の反応を引き出してやるよ!!」

ターバンC「私に任せて!!」



ターバン野口達の熱い声援。

涙無しでは語れない物語。

そう、そこには、熱い人間ドラマがあったのだ。















・・・どうであるにせよ、ジャンケンで一番最初に僕がターバンを出す事に。

緊張の一瞬です。


店員さんは少しオバちゃんめな「田辺」さん。

きっと田辺さんはこういうシャレも分かってくれるだろう。












田辺「合計○○○○円になります」


僕「あの、別々でお願いします」


田辺「別々ですねぇ〜、了解しました」


僕「味噌ラーメンで」


田辺「はい、576円になります」



(今だ・・・ターバン、準備はいいかい)


僕「えっと・・・576円ですね」





































でやぁぁぁ!!





※ 大事なトコで画像がブレてる




猛々しく料金皿に鎮座するターバン野口。

その姿は、ブレてもなお、神々しく光り輝くゼウスのようである。


さぁ、どうする田辺!!


ハッキリとしたリアクションをとってくれい!!





































田辺「1000円から、お預かりします」




たなべべぇぇぇぇえええ!!??



意外です



全然構わないですよ、的な雰囲気を出してるんですけど。

丁寧に折られたターバンを開かずにレジの1000円札を入れる所に
入れちゃってました。


いや、ターバンは開こうよ。








なかなか田辺さんは堅城な様子。

さすがに一発目からは崩れませんね。


後続部隊に期待します。












後続「えっと、塩ラーメンで」


田辺「はい、520円になります」





































後続「コチラで」


田辺「・・・・・・」






黙る田辺。




一瞬時間が止まる。



































田辺「520円になります




今一瞬、固まったよなぁ?


しかも520円って2回言ったし。




あくまで冷静を保ち続ける田辺さん。



やはりターバン野口は開かずに、

ピッピッ とレジを打って1000円入れに投げ込む。



これはなかなか思った以上に難攻不落な砦である。

攻略するのも一筋縄ではいかない。



次で最後だ。田辺城を見事陥落してみせよ!奇襲隊!




































奇襲「はい、これで」



田辺「・・・・・」




田辺に先制攻撃!


ターバンは田辺に63ダメージあたえた!























田辺「・・・・えっと、しょうゆラーメンですよね?472円です」



ピッピッピ・・・ピーーー(レジの音)



田辺「あれ?」



ピッピッピ・・・ピーーーーー(レジの音)



田辺「あれ?」


ピッピッピ・・・ピーーーーー(レジの音)



田辺「・・・・」






田辺はおどろきとまどっといる!






さすがの田辺さんもこのターバン3連続には耐えられなかったよう。

何回もレジに打ち込むも、ピーという空しいレジの音が響く。



田辺「あれ・・・うっと・・・すいませーん!店長〜〜!!



何を思ったか田辺さんは店長を召喚してしまう。


店長がのそのそと歩いてきて、レジの受け取り皿のターバンをつかみ、
いぶかしげに眺めながらそれを広げる。

そしてそれを1000円と認めると、慣れた手つきでレジに打ち込む。





すんごい、気まずい


舌打ちしながらターバンを開くんじゃないよ。









まぁ、そんなワケで結論です。











結論

・3連続でターバンを出すと、どんな人でも異常が起きる。

・店長が出てきて、にらみつけてくる。




ターバンは特攻隊のようにレジへと消えていった。

それは、僕とターバンのお別れを意味していたのだ。



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